法務視点で読むマンガ〜法務あるある?⑥〜

今回は、法務あるある?編の第六話です。
前回は「プライベートの法律相談をされる」について取り上げました。
前回はこちら:
今回のテーマは「業務で契約書を作成したあと、少し時間が経ってからミスに気づく」について見ていきます。
契約書や社内文書を作成していると、その場では問題ないと思って作業を終えたはずなのに、家に帰って一息ついたタイミングで、ふと違和感に気づくことがあります。
「この条文の書き方、少し変だった気がする」
「定義語の使い方、統一できていなかったかもしれない」
仕事を終えてリラックスしているはずなのに、頭の片隅で契約書の一文が気になってしまう。
法務をしていると、こうした経験は意外と多いのではないでしょうか。
他にも、前日作成した契約書などを翌朝確認すると、修正が必要であることに気がつくこともあります。
これは決して珍しいことではなく、人の集中力や視点の問題でもあります。
作成直後は、自分の書いた文章を「こう書いたはずだ」という前提で読んでしまい、ミスに気づきにくくなります。
だからこそ、会社によっては、契約書を作成したら一度時間を置いてから再確認するというルールを設けているところもあります。
例えば、
・作成当日は提出せず、翌日に見直す
・一定の重要度以上の契約書は、別の法務担当者に確認を依頼する
といった運用です。
後者は、いわゆる「ピアレビュー」と呼ばれるものです。
これは、同じ立場や知識レベルの担当者同士で内容をチェックし合う仕組みで、誤字脱字だけでなく、論理の飛躍や表現の違和感に気づきやすくなります。
もちろん、すべての契約書でそこまでの手間をかけられるわけではありません。
それでも、「一晩置く」「第三者の目を入れる」というだけで、ミスの発見率は大きく変わります。
この視点もまた、法務ならではの、あるあるの一つと言えそうです。
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ここまで読んでいただいて誠にありがとうございます!少しでも皆様のお役に立つことを祈っております。