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北インドの人気女性トラベルVtuber、Jyoti Raniさん(33歳)が、(パキスタンへのインド機密情報漏洩の疑いで)インド、ハリアナ州で拘束された。

2025年5月17日。インド当局の主張は以下のとおり。ジョティさんは2023年に旅行コンテンツの作成を装ってパキスタンを訪れた。このとき彼女はパキスタン高等弁務官のアフサン・ウル・ラヒームを名乗るデンマーク人エージェントを介して、パキスタン最大の諜報機関・ISI工作員と接触した。なお、このデンマーク男は(先週のパハルガム・テロ攻撃に続く敵対行為と、「シンドア作戦」と呼ばれるインドの反撃の後、スパイ活動および、インド軍の動きに関する機密情報を漏洩したとして)インドから追放されたばかりだ。


インド当局は続ける。ジョティさんの自白によると、彼女はパキスタンへの複数回の訪問中にパキスタンの諜報員と会い、インドの軍事施設に関する機密情報を提供し始めた。彼女は、WhatsApp、Telegram、Snapchatなどの暗号化されたメッセージングプラットフォームを使用して通信を維持し、さらにはISIの連絡先を偽名で電話に保存して検出を回避した。彼女は先週土曜日に法廷に出廷し、5日間の警察拘留に差し戻された。彼女および彼女とは無関係の5人は諜報機関によって尋問されているそうな。なお、仮にこの報道が真実であるとして、ではジョティ・ラニさんがいかにしてインド政府の機密情報を入手したのかについては、なにも語られていないようだ。また彼女をスパイとする決定的証拠も開示されていません。


なお、パキスタンは政府、軍、諜報機関ISI がそれぞれバラバラに動いていて、統一が取れていないらしい。(他方、近年のインドはヒンドゥー至上主義である。インド国内にもムスリムは人口15パーセントもいるというのに。)



AP通信によるとこの事件の背景は以下のとおり。5月7日インドのジェット機がパキスタンの奥深くのテロ標的に向けて巡航ミサイルを発射し、インドア作戦を開始した。この直後デリーの当局関係者たちはデジタル領域での並行戦闘に動員された。政府のサイバーチームは、高度なディープフェイクを含む前例のない偽情報の洪水に対抗するため、一晩で規模を3倍に拡大し、同時に特に金融セクター内の重要インフラのサイバーセキュリティを調整したそうな。



なお、ジョティ・ラニさんは商学修士と教育学士を持つ知識人で、彼女の旅行チャンネルでは、いまなお彼女の明るくフレンドリーなパキスタン案内を観ることができます。彼女の父親はハリアナ州の電力部門で仕事をし、退職後はYOUTUBER として活躍していた。他方、ジョティ・ラニさんはグルガオンの民間企業で仕事をしていたものの、しかしコロナで仕事を失い、Vtuber に転身したそうな。




ジョティさんのチャンネルには、377,000人以上の登録者がいます。



余談ながら、作家サマセット・モームがスパイだったことはいまではよく知られています。モームにとって作家とスパイのどちらが本業でどちらが仮面なのか判別できない。したがって、ぼくは今回のジョティさんの拘束に驚きはしないけれど、しかしながらインド当局側の情報がどこまで真実かもまたまったくわからない。





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