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食道がん闘病記|HCUから一般病棟へ|尿道カテーテル生活のリアルな話

食道がんサバイバー、56歳1児のパパです。
数あるnoteの記事からこちらに辿り着いていただき、ありがとうございます。

2月27日21:00 手術終了→ICU
2月28日昼頃 ICU→HCU
3月3日昼頃 HCU→一般病棟

術後7日間日記は書けていませんが、どこにいたかだけは記録していたので、HCUには丸3日間いたことになります。

一般病棟への移動は容体の安定を意味しており、実際、この頃から少しずつ正気を取り戻していたように思います。

今日はそんな時のエピソードを思い出しながら書きたいと思います。

術後のHCU時期は痛みとストレスで余裕もありませんでしたし、物理的に食道を切除しているため当然食事はできる状態ではありませんでした。

そして、1週間以上続いた点滴による静脈栄養により、不思議なことに空腹感を感じることがありませんでした。人間というか、医療科学って不思議ですね。

また、術後1週間ほどは尿道カテーテルが挿入されていたためトイレに行く必要もありませんでした。この期間は体液や腎機能の管理、安静のために必要な処置だったようです。


尿道カテーテルでの管理
日記に記録していないので正確には覚えていませんが、尿道カテーテルが挿入された状態は1週間弱続いていたと思います。

術後目覚めた時には既に挿入されており、ICU、HCU、一般病棟と移っても当然ながらトイレに行く必要はありませんでした。

抗がん剤投与の入院中は、トイレに行くたびに尿を計測器に回収して管理する必要があったので、それと比べるとトイレに行く必要がないのは楽な状態でした。

その反面、大人用のオムツを履いており、常に不快感がありました。清潔とはいえる状況ではなく、2日に1回ほど看護師さんによって陰部(尿道口周辺)の洗浄をしていただいていました。

手術前にHCU用のボディソープを用意するよう伝えられていましたが、HCUで最初に洗浄された時、洗浄されることすら知らなかったんです。ただオムツ自体の不快感があったので、洗浄してもらってとてもスッキリした覚えがあります。

HCUから一般病棟への移動日のハプニング
2回目の洗浄のタイミングが、ちょうどHCUから一般病棟に移るタイミングでした。その日は私がいたHCUの病室の6人中4名が入れ替わるようなタイミングで、朝から看護師さんたちがバタついているのがよくわかりました。

そんな中、看護師さんが順番に陰部洗浄を行っていましたが、あまりに忙しすぎて私の洗浄はHCUでは対応できなくなってしまいました。

担当の看護師さんから、
「13階の看護師さんが迎えに来られるので、洗浄対応できなかった旨、申し送りしておきますので、一般病棟で対応してもらってください」
と言われました。

前回洗浄されたすっきりした爽快感があったので、今か今かと自分の番を待っていたのですが、「まあ忙しいから仕方ないか、一般病棟でやってもらえばいいし」と思って、とりあえず一般病棟へ移動しました。


申し送りの行き違い
すると、一般病棟に移っても看護師さんたちはバタバタされている様子でした。そして結果的には忙しすぎて申し送りがされていなかったのか、待てど暮らせど洗浄には来てもらえず、少しイラっとしていました。

正直、洗浄されることですっきりするので楽しみにはしているものの、陰部を洗浄されること自体への申し訳ないという気持ちや恥ずかしいという気持ちは少なからずあり、催促することも少し気後れしていました。

ただ、HCUでは他の患者さんは洗浄されていて私だけされていないという思いもあったり......。💦

結果的にはナースコールを呼んで、HCUの看護師さんの申し送りの件を説明し、洗浄していただきました。

なんとも申し訳ない気持ちがありながらも、対応を忘れられていることに対してはいらだっていたり、なんとも歯切れの悪い感じになってしまった出来事でした。


この後もう一回一般病棟で陰部洗浄をされて、その後尿道カテーテルは外してもらうことになったと記憶しています。最後は男性の看護師さんでした。洗浄されることに関する恥ずかしさは、結果的には男性でも女性でも私の場合はどちらも恥ずかしかったです。ww

ただし、その羞恥心よりも快適になりたいという意識が勝つのも事実でした。ww

その後、尿道カテーテルという管は抜けることになり、また一つ荷物をおろすことになりました。

最後に
変な話なんですが、人間が生きていく上で最も基本的な営み「食べる」「排泄する」ことをしなくて良い環境というのは、手術を経験しない限り体験できない特殊な状況なんだと改めて思います。

もちろん、その時間は治癒に専念していたわけですが、医療科学の進歩には改めて驚かされました。何も食べず、飲まず、トイレに行かなくても生命を維持できるという現実は、今更ながら驚きの事実です。


次回からは、闘病日記を再開したところからのお話になると思います。


拙い文章ですが、最後までお付き合いくださりありがとうございました。スキ、フォローしていただき、繋がっていただけると嬉しいです!


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