夏はワンピースで。店番の日から旅先の朝まで選びたい5着
※本記事は「閑古鳥雑貨店のプク」の物語のなかで、雑貨店主がその服で過ごす一日を思い描いてご紹介しています。記事公開時点では未着用です。
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閑古鳥雑貨店の朝は、店主がその日の服を選ぶところから始まります。
レジ横の温度計は、開店前からすでに高い数字を示していました。
ブラウスとスカートの組み合わせを考えるのも、少し億劫になります。
こんな日は、袖を通すだけで支度が整うワンピースが助かります。
これまで店主が眺めてきた5着を、いつもの店番から旅先の朝まで振り返ります。
少しだけきちんとしたい朝に

人に会う予定はあっても、かしこまった服までは必要ない。
そんな朝に眺めたのは、大きな刺繍レース襟の付いたブルーのティアードワンピースでした。
顔まわりに飾りがあるため、アクセサリーをいくつも足さなくても装いが整います。
店を開ける前、鏡の前でリボンを結び直す店主の姿が浮かびます。
体のラインを気にせず過ごしたい日に

薄くて軽い夏服を着ると、お腹や腰まわりが気になることがあります。
CAWAIIのプリーツワンピースは、縦に入った細かな凹凸が印象的でした。
生地の立体感が、気になる体の輪郭をやわらげてくれそうです。
袖まわりがすっきりしているため、冷房の効いた場所では薄手のカーディガンも重ねられます。
鏡の前で着姿を何度も確かめず、そのまま開店の支度へ移れそうです。
予定のない日にも、花柄を

プクが見上げていたのは、画面に映った花柄の裾でした。
今日の店主には、人と会う約束も、特別な場所へ出かける予定もありません。
棚を整え、届いた荷物を受け取り、夕方になれば店先を掃く。
そんな一日に花柄を選ぶのは、少し照れます。
日比谷花壇とのコラボで描かれたカンパニュラは、華やかすぎず、いつもの店内にも静かになじみそうです。
花柄を着た日には、見慣れた棚の並びまで、ほんの少し違って見えるかもしれません。
猛暑の日は、迷う前に着る

新しくできた雑貨店を見に行きたい。
そう思っていたはずなのに、窓の外の暑さを眺めているうちに、出かける気持ちがしぼんでいきます。
cocaのエンボス半袖マキシワンピースは、飾りを抑えた、すとんと長い形です。
生地の表面には細かな凹凸があり、無地でも平たく見えすぎません。
ネイビーのワンピースに、白いサンダルを合わせます。
ここで迷っていたら、外へ出るきっかけまで失ってしまいそうです。
店主は小さなバッグを肩に掛け、日傘を開きます。
ホテルの朝食から、そのまま避暑地へ

朝食を終えたら、荷物をフロントへ預け、そのまま町へ。
ネイビーとグレーの水彩画を思わせるプリントワンピースなら、淡い色のサンダルを合わせるだけで装いが決まります。
ワンピースだけでなく、付属のペチワンピースまで綿100%。
朝食の席から夏の町歩きまで着替えずに過ごせる服なら、途中で気になる店を見つけても、気軽に立ち寄れそうです。
夏の朝は、ワンピースから

袖を通すだけで服が決まると、暑い朝の迷いは少し減ります。
店主は、画面に並んだ5着をもう一度眺めました。
明日の行き先は、まだ決まっていません。
画面を閉じてクローゼットの扉を開くと、プクも冷たい床から顔を上げました。
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