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その人に合う装備は、私のレッスンじゃなかった

ベトナムの学習者が教えてくれた、超カスタマイズの本当の意味


今日も体験レッスンが終わった。


お相手は、ベトナム出身の女性。


今はサンフランシスコに住んでいて、日本語を勉強している。


元気で、ハキハキしていて、とても話しやすい方だった。


好きな日本の食べ物を聞くと、


ラーメン。

寿司。

うどん。

オムライス。


次から次へと出てくる。


でも、一番印象に残ったのは、


「納豆は好きじゃないです。」

という一言だった。


私は少し笑ってしまった。

日本が好きだからといって、全部を好きになる必要はない。


その自然さが、なんだか心地よかった。


3年後の自分を見ている人


彼女は言った。


「3年後には、日本語を話せるようになっていたいです。」


今できないことではなく、

未来の自分を見ている。


日本で暮らしたいのか。

働きたいのか。


細かい部分までは聞き取れなかった。


でも、日本語の先にある未来を見ていることだけは伝わってきた。


だから私は、その未来に少しでも近づく時間をつくりたいと思った。


「ゆうきさんはどこに住んでいますか?」


今回、嬉しかったことがある。


彼女から質問してくれたことだ。


「ゆうきさんはどこに住んでいますか?」


たぶん、その質問を練習してきたんだと思う。


先生にも質問してみよう。


会話してみよう。


そんな気持ちがあったんじゃないかな。


知っている日本語を使って、コミュニケーションを楽しもうとしてくれた。


その姿勢が嬉しかった。


沈黙を怖がらなくなった


私は英語が話せない。


だからチャットを打つ時間が必要になる。


その間、少し沈黙が生まれる。


以前の私は、その沈黙を怖がっていた。


でも最近は違う。


待てるようになった。



言葉を探している時間も会話の一部だと思えるようになった。


話し始めるまで待つ。


考える時間を待つ。


すると相手はちゃんと話してくれる。


これは幼稚園教諭時代、子どもたちから教わったこととよく似ている。



私が楽しいのは、装備を考える時間だった


レッスンを重ねる中で気づいたことがある。


毎回新しい気づきがあることが嬉しい。


でも今回のは少し違う。


私が好きなのは、


その人に合う学び方を考えることだった。


何が必要なのか。


何が足りないのか。


どんな順番なら伸びるのか。


どんな経験が必要なのか。


ゲームで言えば装備選びに近い。


私はアーマード・コアのアセンブルが好きだ。


戦う前に、


どんな武器を持たせるか。


どんな性能を伸ばすか。


どんな組み合わせが一番強いか。


それを考える時間が好きだった。


日本語教師も同じだった。


目の前の人には、どんな装備が必要だろう。


その問いを考えることが楽しかった。



そして記事の続きを書くことになった


レッスン後。


彼女から長いメッセージが届いた。


そこにはこんなことが書かれていた。


「レッスンは本当に楽しかったです。」


「でも今の私には、もっと体系的な学習が必要だと思います。」


「Genkiのような教科書を使って、文法や語彙を基礎から学びたいです。」


正直、嬉しかった。


でも同時に、

彼女の言葉は正しいとも思った。



引き留めることもできた


もちろん、


私でも教えられますよ。


一緒に頑張りましょう。


そう言うこともできた。


でも、それは違う気がした。


なぜなら彼女が今必要としているものは、


私のレッスンではなかったからだ。



超カスタマイズの本当の意味


私は返信した。


「私も同じ意見です。」


「今はGenkiのような教材で基礎を固める方が、きっと効率よく上達できます。」


私のレッスンは会話中心だ。


日本語を実際に使いながら学ぶスタイル。


だから基礎文法を一から学ぶなら、


もっと適した先生がいるし、

わたしよりも100億倍上手な先生がいる。


その瞬間、気づいた。


私が考えていた超カスタマイズとは、


相手に合わせてレッスン内容を変えることではなかった。


もっと本質的なものだった。


その人が一番成長できる環境を選ぶこと。


その人が一番強くなれる装備を選ぶこと。


たとえそれが、


自分の商品ではなかったとしても。



今じゃないだけ


私は最後にこう書いた。


「日本語がもっと上達したら、また一緒にたくさんお話ししましょう。」


別れの言葉ではない。


未来の約束だ。


今じゃない。

ただ、それだけ。


RPGで言えば、


今は基礎ステータスを上げる時間。


レベルを上げる時間。


そしていつか、


また同じ場所で会えるかもしれない。


私はその日を本気で楽しみにしている。



超カスタマイズとは、自分の商品を売ることではない。


その人が一番成長できる装備を選ぶことだ。

教育は、

引き留めることではなく、

その人に合う道を示すことなのかもしれないね。


またいつか。


彼女と日本語でたくさん話せる日を、私は静かに待っている。

さぁ、私もそれまでレベル上げに励もうとしよう!


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大和言葉や、日本文化を交えながら、 やさしく自然な日本語を一緒に学んでいます。
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Preplyについて、こんな記事も書いています

私はPreplyを23ドルでスタートしましたが、何ヶ月もほとんど生徒が来ませんでした。

そこから5ドルに変更して最初の生徒に出会い、星5レビューをもらっても継続されない経験などを経て、現在は100レッスンを超えています。

その中で分かったのは、人によって「今、改善すべき場所」が違うということでした。

体験レッスンが来ない人と、体験は来るけれど継続しない人では、やるべきことが違います。

私自身が0から100レッスンまで進む中で、何につまずき、何を変えてきたのかをこちらの記事にまとめました。

『何ヶ月も生徒が来なかった私が、Preplyで最初の1人に会うまで』

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