こどもの心を守る言葉のかけ方―否定語ではなく、肯定語で伝える―
私が保育で大事にしていること。
それは、否定語や禁止語を使わず、
肯定語で伝えることです。
「だめ」「やめて」と言うのは、
大人からすれば行動を止めたいだけ。
でもこどもは
「自分そのものを否定された」
と感じてしまうことがあります。
「自分はいけないんだ」
「ダメな子なんだ」
と思ってしまうのです。
だから私は、
肯定語で伝えることを意識しています。
「走らないで」ではなく「歩こうね」
「やめて」ではなく「こうしてほしいな」
さらに、行動を止める前に
「どうしたの?」
と聞くことも大切にしています。
こどもの行動には、必ず理由があります。
たとえ納得できない理由でも、
「〇〇したかったんだね」
と一度受け止めることで、
こどもは「気持ちをわかってもらえた」
と安心できます。
安心は、信頼関係につながります。
そして信頼関係の上で、
「〇〇は危ないからやめようね。かわりに〇〇はどうかな?」
と提案すれば、こどもは気持ちよく切り替えることができます。
言葉のかけ方ひとつで、
こどもがその出来事をどう受け止めるか、
どんなふうに心に響いて残るかが変わっていきます。
私はそう信じて、
日々こどもたちと向き合っています。
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