新しい書棚
ボクの部屋の書棚は小さい。
高さが90cm×幅が75cm、収納できる本はざっと100冊くらいだろう。
家具の配置って、自分の意志ではどうにもならない部分が多いと思う。部屋の大きさや形状、ドアの場所その開く方向、窓の位置などによって家具のサイズや置き場所が制限されるからだ。
住人の生活様式にもよるだろう。
ボクは椅子に座ることが多いが、椅子を使うとなると、その可動スペースを確保しなければならない。そして生活導線も重要だ。自宅でエクササイズやヨガなどをする人、そしてペットを飼っている人など、生活環境や生活様式によって生活導線は違ってくる。
そんなこんなで、ボクは与えられた6畳の部屋をコンパクトに使わなければならない環境下にあるので、書棚は窓下のスペース…床からの高さ90cmに収まるサイズに抑えているのだ。
だけど、手元に置いておきたい本だけで100冊を超えているのが現状。そこにさらに本を買い足す… そうすると、少しずつ手元に残したい本が増えていくのだ。わかってくれる人は多いだろう。
だから新しい書棚が必要だという結論に至った。
「こういうの、いつも急に決めるよね」
…そんなことを言ってはいるものの、ウチの奥さんもちょっと嬉しそうだ。いそいそと書棚の組み立てを手伝ってくれている。
なぜなら彼女には彼女の積読があるのだ。
それは、ファンクラブの会報誌をはじめとする推しアーティスト関連書籍。おそらく200冊はあるんじゃなかろうか。雑誌や冊子が多いので、幅は取らないが高さが必要だ。変形判の本もいくつかある。
新しく買った書棚は、ウチの奥さんと共有にして隣の部屋に置くことにした。その高さは200cm×横幅が160cm。デカい。そして組み立てが大変!(笑)
ざっと計算すると、単行本で400~500冊は収納できるだろう。真ん中に仕切りがあるので、向かって右側をボクがもらい、左側は彼女のスペースとなった。
ボクとしては100冊が上限だったのが一気に300冊の容量になった。そんなことなら(今年の正月に)積読本を売りに行かなければよかったなと、ちょっと後悔してみたりしている。
さて、世の中には、中身から充実させていくタイプの人と、器から用意していくタイプの人がいる。
人の脳は情報空間(理想のイメージ)と物理空間(現実の状態)を区別できないようにできているらしい。だから、器の方から形を整えることによって、自分でも気づかないうちに理想の自分と現実の自分とのギャップが埋まっていくんだそうだ。
ボクの新しい書棚はまだスカスカだ。
理想の状態がどんなのだかわからないが、あの書棚が本でいっぱいになっている姿を想像すると、ちょっとワクワクするのは間違いない。
さあて、どんな本を買ってやろうか。
