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誠実さを、分かりやすさに。— 私たちが辿り着いた『Social Pentagon DIGEST』という一つの答え💡


皆さん、こんにちは。Social Pentagon マーケ部(仮)です 👋

私たちは、社会に潜む見過ごされがちな課題を「ビジネスの力」で解決しようと取り組んでいる、ソーシャルビジネスのスタートアップです 🚀



以前の記事で、私たちは「企業の誠実さを可視化」し、消費者の皆さんに『一旦止まる』習慣を持っていただくため、『Social Pentagon』というメディアを始めた、という想をお話ししました。



しかし、「可視化」するだけでは、半分です。問題の大元(おおもと)である、「分かりにくい利用規約やプライバシーポリシー」そのものを、どうすれば誠実なものに変えていけるのか。

今日は、そのもう半分の挑戦。 私たちが「Social Pentagon DIGEST」というソリューションを創った理由について、お話しさせてください。


2. 名言の引用:「小さなこと」の積み重ね 💡


名言の引用:(アスリート、イチロー氏の言葉より)


「小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただひとつの道」


あの難解な利用規約やプライバシーポリシーを、『分かりやすく要約する』。これは、ビジネス全体から見れば小さいことかもしれません。しかし、この小さいことの積み重ね(=誠実さ)こそが、消費者とのとんでもない信頼関係(=ブランド)を築く、唯一の道だと私たちは信じています。




3. 【課題】「未読同意」と「ダークパターン」は、根っこが同じ


まず、なぜ私たちが「要約」にこだわるのか。それは、以前の記事でも解説しましたが、「未読同意」と「ダークパターン」が、表裏一体の不誠実さだからです。

①「未読同意」
サービスの入口(会員登録時)
で、「利用規約」をわざと難解・長大にし、「不利な契約」に気づかせない。

②「ダークパターン」
サービスの途中(購入時・解約時)
で、「不利な行動(例:高額なオプション追加、解約妨害)」を強制する。


考えてみてください。もし、①の入口の時点で、「このサービスは、4回縛りの定期購入です」という利用規約が分かりやすく提示されていたら、②の途中で「解約できない!」というダークパターンによるトラブルは、そもそも起きようがないのです。

「未読同意」という根本原因を放置したまま、ダークパターンという主にUI/UXの部分だけを規制しても、この問題は決して解決しません。だからこそ私たちは、根本原因(=分かりにくい規約)にメスを入れる必要があったのです。


4. 【確信】なぜ「AI要約」だけでは、ダメだったのか?


「規約の要約なら、AIでいいのでは?」私たちも、もちろん考えましたし、現在も有効な活用について継続協議を行っています。しかし、私たちは(少なくとも構想時点では)「AI要約だけ」に頼る道を選びませんでした。

なぜなら、AIは「倫理的な判断」が苦手だからです。AIは「ハルシネーション(嘘)」を起こすリスクもありますし、「この条項は、法律違反ではないが、消費者視点では不誠実だ」というニュアンスや行間を読み取ることは、まだできません。

だからこそ、私たちは「実名の専門家(弁護士)」が、その倫理観と専門知識をもって、自ら規約を読み解き、「これは重要だ」とお墨付きを与える。 その「人の介在」こそが、消費者の「安心感」に繋がると確信したのです。


5. 【私たちの仕組み】『Social Pentagon DIGEST』という翻訳機


こうして生まれたのが、「Social Pentagon DIGEST」というソリューションです。



この「Social Pentagon DIGEST」は、

  • 実名の弁護士が、

  • 企業の「利用規約」や「プライバシーポリシー」を読み込み、

  • 消費者にとって最も重要な「リスク」や「メリット」は何か(例:「定期購入の解約条件」など)を、

  • 消費者視点で、分かりやすく「要約」・「重要ポイント解説」するソリューションです。

私たちは、これを「法律語を日常語に翻訳する翻訳機」のようなものだと考えています。


6. 【企業の恐れ】「要約したら、クレームが増えるのでは?」


ここで、私たちが企業の担当者の方々から、よくいただくごもっともな質問があります。
※当社の取締役であり、弁護士でもある菊池がnoteでも触れています。



「(解約条件などの)不利な情報まで分かりやすく要約したら、消費者からのクレームが増えたり、購入をやめてしまう(CVRが下がる)のでは?」

この恐れは、痛いほど分かります。しかし、私たちはこうお答えしています。「皆さんが本当に恐れるべきなのは、どちらですか?」と。

  • (A)契約“前”に、「要約を見て」不安になったお客様から、「これはどういう意味ですか?」と質問が来ること。

  • (B)契約“後”に、「騙された!」と怒ったお客様から、「話が違う!返金してくれ!」と深刻なクレームが来ること。

私たちが防ぎたいのは、明らかに(B)のクレームです。(A)の「契約前の質問」は、むしろ企業側が誠実に対応し、お客様の不安を解消する「信頼構築のチャンス」ですらあります。


7. 【実証】誠実さは「顧客満足度」を上げる


「本当にそうか?」という疑問に、私たちは「数字」で応えたいと思います。

【事実①:消費者の切実な願い】

私たちが行ったアンケート調査では、実に「95%」もの人が、「利用規約の要約があったほうがいい」と回答しました。

しかも、20~40代は「時短(Time)」を、60代以上は「安心感(Sincerity)」を求めており、「分かりやすさ」は、全世代の願いだったのです。


【事実②:導入企業のビジネス成果】

とはいえ、企業は「ビジネス」です。ある誠実な企業が、この「Social Pentagon DIGEST」による利用規約の要約表示を、自社のECサイトに導入してくださいました。

その結果、どうなったか?
(クレームが増えるどころか)「未読同意」という社会課題に向き合う姿勢が評価され、「顧客満足度(CS)の向上」という、素晴らしいビジネス成果に繋がったのです。これは、以前の記事で私たちが主張した『誠実さは、コストではなくブランド(資産)になる』という仮説が、「事実」として証明された瞬間でした。


8. まとめ:両輪で、この挑戦を続ける


以前の記事で、日本政府(オールジャパン)が「法律(規制)」という外堀を埋め始めた、という話をしました。

しかし、法律(罰則)だけで、本当の「誠実な社会」は創れません。私たちは、この社会課題の解決には「二つの車輪」が不可欠だと考えています。

一つ目の車輪は、以前の記事でご紹介したメディア「Social Pentagon」を通じた、消費者側へのアプローチです。皆さん一人ひとりが「一旦止まる」習慣を持ち、誠実な企業を選べるようになるための「啓蒙活動」。

二つ目の車輪が、今回ご紹介した「Social Pentagon DIGEST」というソリューションによる、企業側へのアプローチです。企業が「誠実さ」を「顧客満足度」や「ブランド(資産)」に変えられるよう、「ビジネス」としてサポートすること。

この消費者側と企業側、両方へのアプローチを、私たちは地道に、着実に進めていきます。

「誠実な企業が、きちんと報われる社会へ」

私たちの、このソーシャルビジネス(社会課題をビジネスで解決する)への挑戦は、正直に申し上げて、まだ道半ばです。しかし、この両輪を回し続けることこそが、「未読同意」という根深い社会課題を解決する、唯一の道だと信じています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました 🙏





いかがでしたでしょうか。私たちが「AI」ではなく「弁護士」の知見・経験で、『利用規約』を翻訳しようと決めた理由について、何か共感いただけることがあれば幸いです。

次回も、皆さんの生活に潜む「同意」や「契約」にまつわる課題について、一緒に考えていきたいと思います 🤝


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