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一人が好きなのに、孤独が怖いという矛盾を抱えた40代の夜に思うのこと

今日もスナックゆきで、一杯だけ頼んだ。
竹鶴ピュアモルトにした。

複数の蒸溜所の原酒が
混ざり合ってできる酒だ。

一つだけでは出せない深みが、
混ざり合うことで生まれる。

今日の相棒 竹鶴ピュアモルト

今日も、誰とも話さなかった。
それでよかった、と思っていた。

なのに、
家に帰ると、 なんとなく静かすぎた。
いや、静かすぎたというより

なんか、急に追い詰められたような
変な気持ちになった。

いつも見ている部屋の景色が
ぐにゃっと曲がった気分だった。


人といると、疲れる。

気を使う。
空気を読む。
自分のペースで動けない。

だから一人の方が楽だ。
ずっとそう思ってきた。

会社では誰かのために動いて、
家でもまた誰かのために動いて、

やっと一人になれた夜に、
誰かといたいとは思わなかった。


飲みに行ったりする友達はいる。

付き合いで行く店もある。
LINEの連絡先もそれなりにある。

でも、
本当に弱った夜に、
誰かに話を聞いて欲しい夜に、
連絡できる人が 思い浮かばなかった。

こんな夜
あなたにもありませんか?


一人が好きだと思っていた。

いや、
一人でいることに
慣れていただけだったのかもしれない。

本当は、
話を聞いてほしい。
わかってほしい。

それだけだった。

でも断られるのが怖くて、
迷惑だと思われたくなくて、
誰も誘えなかった。

誰も誘わないから、 誰も誘ってくれなくなった。

そうやって、、、


少しだけ、変えてみようと思う。


10人の飲み友達より、
本当に話せる人が一人いればいい。

困った時に話を聞いてくれる人。
そういう人が一人いるだけで、 夜の重さが変わる。


仕事でも家族でもない、
別の場所を持つ。

利害関係がないから、
かえって話せることがある。


誰かを誘う。
ご飯でも、と。
一言だけ投げてみる。

断られてもいい。

投げてみないと、 返ってこない。

たぶん、それだけでいい。
たぶん、だけど。


竹鶴をもう一口飲んだ。

複数の原酒が混ざり合って、
はじめてこの深みになる。

一人では、 出せない味がある。

一人では、、、

グラスが空いた。
今日はここまでにする。

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