Keychron Orca echoを買ってみた|期待すること・心配なこと
こんにちは。20代フリーランスのShinoです。
ここ最近のキーボード界隈の話題の中心といえば、Keychronとギズモードが共同開発した無線分割キーボード「Orca echo」ですよね。
これまでほとんどなかった、「メーカー製のトラックボールつき無線分割キーボード」ですから、注目が集まるのも当然。
40%のカラムスタッガードorオーソリニアキーボード好きの私も気になってはいたものの、元々買うつもりはありませんでした。
が、クラファンでの販売価格を見ると思った以上に安く、「この価格なら触ってみるか」ということで結局予約してみました。
ということで今回は、普段から40%分割キーボードをメイン利用している経験も踏まえながら、Keychron Orca echoに期待していることなどを簡単にまとめたいと思います。
Orca echoはまだしばらく応援購入が可能なので、購入を検討している方の参考になれば幸いです。
Keychron Orca echoの概要

Keychron Orca echoはメカニカルキーボードで有名なKeychronと、大手テック系メディアのギズモード・ジャパンがコラボして開発した分割キーボードです。
Keychron×ギズモードの製品としては、コンパクトなトラックボールデバイス「Nape Pro」に続く2つ目のプロジェクトとなっています。
Orca echoは最近注目度が上がっている左右分割で、キー数49の40%キーボード。
右手側に19mmのトラックボールを搭載しているほか、左手側にはホイール、左右にスクロールパッドも搭載した入力デバイス全部盛りといった感じの製品に仕上がっています。
クラウドファンディングサイトのCoSTORYで2026年6月19日から購入を受け付けており、本記事執筆時点(6月21日)ですでに購入総額2.5億円を超えるかなりの人気を見せています。
なお、購入者への発送は2026年11月下旬を予定しているとのこと。
40%分割キーボード好きの私がOrca echoを購入した理由

冒頭にも触れたとおり、私は普段から40%サイズの分割キーボードをメインに使っています。
最近は在宅ワークのときはCorne V4 Chocolate、出先ではCLine46という使い分け。
そんな私としては、Orca echo自体は非常に気になる存在だったんですが、「今使ってるキーボードもあるし別にいらないか」と元々買うつもりはありませんでした。
ただ、販売価格が発表された段階でその気持ちは180°変わり、「とりあえず買ってみるか」ということで購入。
つまり購入の決め手は価格だったわけです。

今回のクラファンでのOrca echoの価格は、最安で22,908円(キーボード単体、超超早割)。
専用ケースをつけても24,112円です。
キーボードに2万円は、一般的な感覚で言えば高すぎると思いますが、普段から自作含めキーボードの情報を追いかけている人間としては破格の安さ。
Orca echoのようなトラックボールつき無線分割キーボードの場合、キットだけで3万円台半ばほど、キースイッチとキーキャップまで揃えると4〜5万円くらいになるのが相場。
そんな中、キースイッチ・キーキャップも揃った完成品で2万円代はまさに価格破壊だと思います。
メーカー製ならではのスケールメリットをまざまざと感じさせられます。
3万円台なら多分買ってなかったですが、2万円台となると私の場合はある種のお試し感覚で買えてしまえましたね。
購入者アンケートでもしっかり安さに惹かれたことを書いておきました。
Orca echoに期待すること
続いて、私自身がOrca echoに期待している2つの点についてご紹介します。
正直、配列とかによる体験は今使っているキーボードから大きな変化はないと思っているので、非常に細かい部分を挙げておきます。
変なトラボ位置だからこそ効率アップできる?

Orca echoのトラックボールは右手側の一番内側に配置されています。
多くの親指トラボつきキーボードではもう2〜3Uくらい右に寄っているので、Orca echoのこの配置は少々特殊。
SNSでも、このトラックボールの位置に疑問の声を挙げている方も多く見られました。
私が最近使っているトラックボールつきキーボードのCLine46でも、トラボの左に2キーが存在する位置に配置されています。

正直、今ではこれで慣れたので問題ないですが、使い始めはこのトラックボールの位置に親指を常に置いてしまいがちで、それによって右手が本来のホームボジションから少し右にずれることがよくありました。
詳しくはCLine46のファーストインプレッション記事に書いていますが、それでタイプミスが多かったんですよね。
これが、Orca echoのように右手側の一番左にトラボがあることによって、トラボに右親指を置いたままでも正しいホームポジションを維持できるのでは?と思っています。
ホームポジションから全く手を動かさなくてもトラックボールの操作がしやすくて、作業効率が上がるのでは、というのが1つ目の期待です。
もちろん、実際に使ってみないとなんとも言えませんが。
メーカー製ならではの優れた打鍵感・打鍵音

これまで、色々なキーボードを使ってきて、メーカー製と自作系のキーボードで最も差が出るのは打鍵感と打鍵音だと思っています。
メーカー製の方が内部の衝撃吸収などの構造がしっかりしていて、同じキースイッチを使ってもより心地いい感覚、打鍵音が得られるんですよね。
もちろん、自作系が全くダメということはないですが。

Keychron自体は他社と比べてそれほど打鍵感・打鍵音の評判がいいわけではないですが、特別悪いわけでもないと思っています。
ちなみに、手元にあるKeychronのテンキーはMilk POMスイッチの赤軸なんですが、打鍵感が結構好き。
今私の手元にある分割キーボードはいずれも自作系なので、Oeca echoの打鍵感にはメーカー製ならではのクオリティを期待したいですね。
Orca echoについて心配している1つのポイント

Orca echoについて、私がちょっと心配している点が1つあります。
それが「キースイッチの詳細が全然わからない」ということ。
Orca echoのキースイッチは「Ninja(リニアスイッチ)」と「Samurai(タクタイルスイッチ)」の2種類から選択が可能です。
リニアとタクタイルであることと、自己潤滑性に優れたPOM素材を使っていることは明らかになっているんですが、それ以外の情報が全くない。
せめて押下圧が知りたいなぁ、というのが私の本音です。押下圧が合わなかったら結構しんどいので。
今後追加で情報がでてくるかもしれないので、注目しておきたいですね。
Orca echoで分割キーボードデビューする人に伝えたいこと

JezailFunderのCornixが登場してから、分割キーボードに対する注目度はどんどん高まっている中、トラボつきであることやKeychronが開発ということもあり、Orca echoで分割キーボードデビューする人は多いと思います。
そんな方に向けて、少々偉そうですが、普段から40%分割キーボードを使っている経験を踏まえてアドバイス的な話をします。
大前提として、「慣れが必要」なガジェットです。慣れるまでは作業効率も落ちます。
そして、慣れてより快適に使えるようにするには、キーマップのカスタマイズが重要です。
Orca echoはKeychron Launcherでカスタマイズが可能なので、ぜひ自分が使いやすい配置にカスタマイズしましょう。

次にお伝えしたいのは「人生が変わるほどのインパクトはないかも」ということ。
分割キーボードにすることで肩が楽になるとか、効率が上がるの話をされる際に、「人生変わるレベル」「もう普通のキーボードに戻れない」と言われることもありますが、これは個人差が大きい部分です。
私自身、そこまでのインパクトはないです。
ただただ40%キーボードの無駄のなさやミニマル感が好きで使っているという感じ。
Orca echoのような40%分割とかいうニッチなキーボードは、私みたいに「好きで使う」というようなもはや趣味の領域だと思った方がいいのでは、とまで思います。
そのため、もし使いこなせなくても、仕事の効率が上がらなくても、コンパクトな外観やミニマルさに惹かれた気持ちだけで使っていけるか、という視点で購入するかどうかを検討いただくと、購入後の後悔が減るのではないでしょうか。
なお、この辺りの話は以前記事にしているので、合わせてご覧ください。
まとめ:とりあえず、楽しみではあるよね
今回はKeychron Orca echoを購入してみたので、Orca echoに期待することなどをまとめてみました。
正直、安さで購入したので、「がっつり仕事に使ってやるぞ」的なモチベーションがあるわけではありません。
普段から40%分割キーボードを使っている身として、「どんなものか試してみよう」くらいの気持ちです。
とはいえ、これまで無かったメーカー品で40%分割トラボつきキーボードということで、キーボード好きとして単純に楽しみではあります。
配送は11月下旬なので5ヶ月ほど待つ必要がありますが、手元に届いたらぜひ詳しくレビューしていきたいですね。
ということで、今後もキーボードなどの暮らしに寄り添うガジェットについて紹介していくので、気になる方はスキやフォローで応援いただけると幸いです。
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