分割キーボードに興味を持った人に読んでほしい話
こんにちは。Webライター・ガジェットブロガーのShinoです。
(X→@GakuGadge_Shino Instagram→gakugadge_shino)
最近、Cornixが正式販売を開始したこともあってか、Xで分割キーボードに関する投稿をよく目にするようになりました。
それを見ている私はというと、今年の1月にCorne V4 Cherryで分割キーボードデビューしたので、ある種高みの見物というか、「もっと流行るのはいいことだよね」みたいな気持ちで見てました。
ということでこの記事では、実際に分割キーボードを導入して半年以上使ってきた感想を中心に、分割キーボードが本当に快適なのかといった内容についてお話ししたいと思います。
特に「分割キーボード気になるけど、ほんとに使える?快適?」など躊躇している方はぜひチェックしてみてください。
最近話題の分割キーボード
冒頭でも触れたとおり、最近分割キーボードへの注目度が若干上がってきています。
きっかけはおそらくJezail Funderから出ているCornixというキーボード。
分割40%キーボードで、Bluetooth対応の完全無線、上質なアルミボディ、テンティングスタンド内蔵などが特徴です。
SNSを見ていると、これまで分割キーボードを使ったことない層(何なら存在すら知らなかった層)も興味を示している様子。
実際、販売が開始されるとすぐに完売するなど、かなりの人気となっています。
私自身も少し気になりますが、Cornixは個人的に少々キー数が多いのと、今使っているCorne V4で満足しているため、一旦見送っている状況。(今後は分からん)
ここから先の内容は、そんな分割キーボード自体に興味を持ち始めた方に向けて、実際のユーザーの声として読んでいただきたいと思っています。
私が分割キーボードを導入した理由

私が分割キーボードを導入した理由についてなんですが、そもそもの話元々「分割がよかった」わけではないんですよね。
以前からキーボードは好きだったので、「そろそろ自作キーボードやってみるか」と思って遊舎工房さんを色々見る中で、ちょっと変わったのを使おう、ということでCorne V4 Cherryを買いました。
はんだ付け不要だったり、価格が比較的安かったりする点も、初めての「自キー」として手を出しやすかったです。

その後、思った以上にハマってしまい、ロープロファイル版のCorne V4 Chocolateも買い、基本どこでも分割キーボードを使うようになりました。
つまり、私は分割がよくて分割を購入したわけではないので、「元々分割に興味無かったけど分割を使い込んだ人」としてこの先の感想を読んでいただけると幸いです。
分割キーボードを使い込んだ感想
大前提、相性問題はありそう
分割キーボードを使うようになって半年以上経ち、私の場合はかなり馴染んでいますが、大前提として合わない人には全然合わないと思っています。
普通の一体型キーボードとは使用感が全然違いますし、配列に慣れる期間も人それぞれだと思うので、挫折してしまう方も多いはず。

また、分割キーボードは大抵変な配列なので、使いこなすにはキーマップ(配列)の変更が重要です。
その作業自体が面倒に感じる方もおられるかと思いますし、やっぱり使いこなすのに必要な労力が普通のキーボードよりは多い。
そのため、「見た目がかっこいいから」「好きなインフルエンサーがおすすめしてるから」といった理由で突発的に導入すると後悔してしまう可能性もあるので、購入前にじっくり検討してみてください。
「分割であること」より好きなところ
私がCorne V4 CherryとChocolateを使う中で、分割であること以上に体に馴染んでいるポイントが2つあります。
1つは親指エンター。もう1つはカラムスタッガード(あるいはオーソリニア)であること。
どちらも配列に関する内容ですね。

まず1つ目の親指エンターについて。
Corne V4はデフォルトでエンターキーが右親指の位置にあります。
これに慣れるともう一般的な位置のエンターは使えないですね。
普通、エンターキーって右端の方にあるので、結構指を伸ばす必要があります。
でもエンターは比較的押す頻度が多いため、その度に指を伸ばさなきゃいけないのは非効率的。
親指エンターなら、他のキーと同じように自然に押すことができて効率的だと感じています。
一旦固定概念から離れてみれば、あなたもエンターキーの位置の最適解は右親指だと感じるようになるかも。

次に2つ目のカラムスタッガードについて。
以前Corne V4 Cherryを紹介した際にも少し触れましたが、一般的なキーボードの配列はキーが横方向にズレたロウスタッガードで、CorneやCornixなどは縦方向にズレたカラムスタッガードです。
カラムスタッガードの利点はどこかと言うと、キーごとに使う指が分かりやすい点です。
縦列が揃っているので、「この列はこの指」というのが自然に定着し、個人的には以前よりタイプミスが減ったように感じています。

下:Corne V4 Cherry
縦横どちらも揃っているオーソリニア(格子配列)のGeonix Rev.2を使ってみても同様に自然な形で使えたので、この利点はカラムスタッガードとオーソリニアに共通するものだと思います。
一体型のGeonix Rev.2でも、右親指をエンターに割り当てることでCorneと同様に快適にタイピングできているので、あくまで私の場合は分割であることよりも特殊な配列が体に馴染んだのでは、と現時点では思っています。
一番のメリット

メリット的な話ばかりで恐縮ですが、個人的に分割キーボードの最大のメリットは「携帯性」だと思っています。
2つに分かれているわけですから、それを重ねてまとめてしまえば持ち運ぶ時の横幅は一体型キーボードの半分になります。
私も持ち運び用のキーボードはCorne V4 Chocolateにしています。
ロープロファイルで薄型なので、重ねた状態でもかさばりにくいのが魅力。

Cornixとかでも、2つを重ねて小さめのポーチに収納している方を見かけます。
好みの打鍵感・見た目にカスタマイズしたキーボードをコンパクトに持ち運べるのは、キーボード好きとしては非常に嬉しいポイントだと思います。

私のように、ボディバッグにキーボードと小さいマウス、MagSafeスタンドを入れれば、スマホかiPad miniでいつでもミニマルな作業環境を構築することができます。
スマートですごくいいので、分割キーボードを購入したらぜひやってほしい使い方です。
本当に肩がラクになるのか
最後に、分割キーボードのメリットでよく挙げられる「肩がラクになる」という点について言及したいと思います。
結論、「私の場合は」肩の調子の変化は全く感じられていません。
うーん、私がもっと左右のキーボードを離して使えばいいんでしょうか。
元々一体型のキーボードでそこまで肩こりを感じるタイプではないのも、変化が分からない要因かもしれません。
体の具合なので当然個人差はありますよね。
ただ、SNSでたまに「肩がラクになって人生変わるレベル」くらいの話も見かけるので、「そこまで大きな変化はないかも」ということだけお伝えしておきたいと思います。
まとめ
今回は分割キーボードに興味を持ち始めた方に向けて、半年以上使ってみたユーザーとして率直な感想をお届けしました。
大前提として、人によって相性は大きく分かれるジャンルの製品だと思います。
でも、私のように上手くハマれば、もう普通のキーボードは打てないくらいに体に馴染むでしょう。
だからこそ、気になっている方にはじっくり検討しつつ、チャレンジするときは思い切って購入してみてほしいと思います。
私もまだ半年とちょっとしか使えていないので、今後もっと使い込んで魅力をさらに発掘していきたいですね。
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