完全無線分割・超小型・トラボつきキーボード「CLine46」を買ってみました。
こんにちは。20代フリーランスのShinoです。
私はガジェットの中ではキーボードが最も好きなジャンルなんですが、そんな私が昨年からハマっているのが40%キーボード。
40%キーボードとは、文字キーと一部の記号と修飾キーを含めた40キー台のキーボードのこと。
一般的なキーボードが大体60〜70%前後なので、40%キーボードは結構小さい。
昨年、Corne V4を購入してからいくつか40%キーボードを使ってきましたが、今回は初めての完全無線分割キーボードの「CLine46」を購入してみました。
今回はそのCLine 46のファーストインプレッションをまとめていきます。
無線分割キーボードをお探しの方にはかなりおすすめなので、ぜひチェックしてみてください。
CLine46の概要

CLine46はたかまるさんが個人で開発・販売されているキーボードです。
メーカー製の既製品ではない、いわゆる自作キーボードですね。
配列は縦横どちらも揃ったオーソリニア(格子)配列。キー数は46です。
加えて19mmのトラックボールも付いています。
PCとの接続方法はBluetoothで、左右のキーボード間の接続も無線な完全無線分割キーボードとなっています。
キースイッチはChoc V2に対応しており、電源は単四電池を使用します。
販売はBoothで不定期に実施されており、価格は35,000円、カラーは黒と白の2色です。
CLine46に使っている部品

CLine46の特徴の1つが「はんだ付け不要」という点。
基盤なども組立済みの状態で届きます。はんだ付けは有料オプションにしている方も多い中、本当にありがたい。
そんなCLine46を使い始めるにはChoc V2のキースイッチとキーキャップをそれぞれ 46個、さらに単四電池2個を揃える必要があります。
ここからは私がCLine46用に購入した部品について紹介していきます。
キースイッチ:Jezail Funder「霧」スイッチ

私がCLine46用に購入したキースイッチはCornixで有名なJezail Funderから最近登場した「霧」スイッチ。
押下圧37gfのサイレントリニアスイッチです。
CLine46は主に出先で使うキーボードのつもりで購入したので、サイレントスイッチであることが最低条件でした。
その上で、元々Corneで使っていたKailh Deep Sea Silent mini Islet(43gf)に対して「もっと軽快に打ちたい」と感じていたので、37gfの霧を選んでみました。
実際に使ってみると思った通り軽快で、かつDeep Sea Silent mini Isletのような柔らかい感じも少なく、CLine46のクリーンで軽やかな見た目とマッチするいい打鍵感だと感じています。
キーキャップ:Tai-Hao MT165

キーキャップはTai-HaoのMT165。
CLine46は17mm挟ピッチを採用しているので、挟ピッチ用の小さいキーキャップを用意する必要があります。
16.5mm四方のキーキャップで、マットな質感。
角が少し丸くなっているので、非常に可愛らしいですね。

角の丸みは本体の角の丸みにも近く、これもかなり相性がいいと思います。非常にお気にいり。
日本で購入する場合は、1個単位で購入できるTALP KEYBORDさんがおすすめ。
また、キーボード好き御用達の遊舎工房さんから、MT165が店舗で先行入荷しているとの情報もあったので、東京にお住まいの方は遊舎工房さんで実際のカラーや質感をチェクしてみては。
「先行」入荷とのことなので、今後遊舎工房さんのECサイトでも取り扱いが始まるかも?と思います。
【店舗先行入荷情報】📢
— 遊舎工房 (@yushakobo_shop) May 25, 2026
「Tai-Hao MT165 ロープロファイルキーキャップ」Black・White・Slate Gray が店舗にて先行入荷しており、
販売開始しております!
16.5mmと「狭ピッチ」に対応しております🙌 pic.twitter.com/3zYY8Q3Vy9
単四電池:Pool

無線キーボードはリチウムイオン電池で駆動するものが多いですが、CLine46は単四電池駆動です。
リチウムイオン電池より安心感がありますし、多分設計的にもバッテリーパック分の厚みを削れて薄型化に寄与してそう。
個人的に、安全性や長く使えそうという点で、リチウムイオン電池ではなく、単四電池仕様なのはCLine46を選ぶ決め手の1つでもありました。
販売ページでは、ニッケル水素電池(一般的な充電池)の使用が推奨されていています。

充電池といえばエネループが定番ですが、今回私が選んだのはPoolというメーカーの充電池。
正直なところ、デザイン性で選びました。
製造は中国ですが、ブランド自体は日本で安心感もある程度感じられたので選んでいます。
滑り止め:GRIPLUS

CLine46は届いたままの状態だと、樹脂製の素材そのままなので、机の上で滑りやすいです。
そのため、基本的には滑り止めを買った方がいいと思います。
よくあるゴム足でもいいですが、私は薄さを保ちたかったので、GRIPLUSを選びました。
全然滑らなくなったことに加え、普通のシール並みの薄さで期待通りでした。
CLine 46は私にとっての「初めて」が多いキーボード

Corne V4 ChocolateとGeonix Rev2
さて、そんなCLine46ですが、私にとって初めて出会う要素が多いキーボードでした。
具体的な初めてポイントは以下の5つ。
完全無線分割キーボード:今まで使った分割キーボードは有線のみ
トラックボールつき:普通のトラックボールすら触ったことありませんでした。
ZMK対応:VIA対応のキーボードしか触ったことない、、
17mm挟ピッチ:通常の18mmピッチしか使ったことない
オーソリニアとか、40%配列とかには慣れてるんですが、こういった初めてポイントが多くあったので、私としてもかなり新鮮な気持ちでワクワクしながらCLine46は使えています。
これらの初めてポイントが実際にどうだったかは、この後の感想パートへ。
CLine46を使ってみて感じたこと
続いて、CLine46を実際に使ってみて感じたことについてご紹介。
本格的に使い始めて2週間ほどのファーストインプレッションとしてご覧ください。
めっちゃ小さい

CLine46を使い始めて一番インパクトが大きいのが小ささですね。
元々40%キーボードは使っていたので小さいキーボードは見慣れているものの、CLine46はさらに小さい。

下:17mm狭ピッチのCLine46
原因は17mm挟ピッチを採用していることで、簡単に言えば1つ1つのキーが小さく、ぎゅっと詰まっています。
キーピッチの標準は19mmで、比較的コンパクトなものでも18mm前後です。
CLine46のような17mmは自作キーボードでよく見るサイズ。1〜2mm程度の差ではありますが、実際に触ってみると全然違います。

そんなCLine46の本体サイズは片側で大体8×13cm。
胸ポケットに入る電卓やメモ帳くらいのサイズ感です。

また、厚みもかなり抑えられていて、トラックボール部分を除いて1.5cmほど。

2つを横並びにしてA5サイズの薄型ポーチに入りますし、携帯性が非常にいいです。
マウスなどのポイントデバイスも持ち運ばなくていいですし、外出用のキーボードとしてめちゃくちゃ重宝しています。
トラボは慣れが必要だけど、あるとかなり便利

続いて、CLine46の重要な要素の1つであるトラックボールについて。
私自身、これまでは基本普通のマウスしか使ったことがなく、トラックボール自体初めてなんですが、これは慣れると便利ですね。
初めは戸惑いもありましたが、MacやiPad側の設定を調整して使い込んだら割とスムーズに操作できるようになりました。

カーソル移動とスクロールどちらもキーボードから手を離さず操作できるので、手の移動が減って効率が上がっている気がします。

何より外出時の作業セットとしてマウスを持ち運ぶ必要がないのが便利。
これまではサンワサプライの超小型マウスを持ち運んでいましたが、CLine46があればキーボードとポインティングデバイスが一体化するので荷物のスマート化が加速します。
家でがっつり作業する際はショートカットなども割り当てているMX Anywhereを引き続き使う予定ですが、外出時とかはCLine46で十分ですね。
配列の慣れについて

続いて、小型キーボードにありがちな特殊な配列問題について。
正直なところ、私は40%サイズのカラムスタッガードやオーソリニアのキーボードを1年以上普段使いしているので、CLine46の使い始めもそこまで戸惑いはありませんでした。
ただ、これまで使ってきたキーボードと違って17mm狭ピッチであることで指が覚えている位置と実際のキーの位置にズレがあり、ミスタイプがたまにあります。
これも慣れが必要ですね、多分あと1週間くらい使えば慣れるはず、、

また、使い始めはトラックボールがあることで、トラボの位置に右親指を置くことが多く、それによって右手側のミスタイプが多かったです。
(本来はトラボの2つ左のキーに右親指が来るべき)
普段から40%の分割キーボードを使っている方は、CLine46を使い始めても私のようにそこまで困ることはないと思います。
ただ、一般的なキーボードを使用されている場合はかなり大変かも、、?
とはいえ、キーボードはある程度の期間使い込めば体が覚えると思うので、キーマップをいじりながら慣れていくと良いでしょう。(慣れに必要な時間は個人差あり)
追記
実際にこの文章を書いてから追加で1週間ほど経つと、特に問題なく打てるようになりました。
トラボも快適。
完全無線はやっぱり便利

先述の通り、CLine46は私にとって初めての完全無線分割キーボードです。
これまで使っていたのは有線分割のCorneか、無線だけど一体型のGeonixなど。
そんな中、CLine46を使うようになって、完全無線という手軽さが合わさることによって、40%分割キーボードのコンパクトさという魅力が最大限に引き出されている感覚があります。

左右接続用と端末接続用の配線が必要
これまで、Corneを持ち運ぶ際は左右接続用のTRRSケーブルと端末と接続する用のType-Cケーブルを持ち運んでいたので、荷物自体もかさばる上、作業中の見た目も野暮ったさがありました。
CLine46ならこれらが完全に無くなるので、見た目も荷物もスマートになります。
結構感覚的な部分もあるんですが、「これが分割キーボードか」と改めて魅力を実感できたのはCLine46を買ってみてすごく良かったことだと思っています。
コスパも普通にいいのでは?

最後に価格について。
CLine46はたかまるさんによってBoothで販売されているんですが、その価格は35,000円。
一見高いと感じる方もおられるかもしれませんが、私としてはかなり安いと思っています。
そう感じる最大の点が「はんだ付け不要、組み立て済み」ということ。
Boothなどで販売されている自作キーボードの多くは、基本的にはんだ付けが必要な状態(未完成な状態)で販売されることが多く、購入者側ではんだ付けを行って使用する必要があります。
はんだ付けに自信がない方は、別途有料のはんだ付けオプションを利用する感じ。(そもそもオプションを用意されていない方も少なくない)
その点、35,000円ではんだ付け不要、電池とキースイッチとキーキャップだけ用意すればすぐ使えるというのは、非常に良心的だと思いますし、届いてすぐ使える魅力もあります。
キーボードとしてのクオリティや、実際の使い勝手を踏まえてもコストパフォーマンスは非常にいいと感じています。
まとめ

今回は、完全無線な小型キーボード「CLine46」を購入したので、ファーストインプレッションをお届けしました。
初めての要素が多いこともあり、使いこなせるか多少の不安も感じていましたが、実際に使ってみると身軽さや作業効率の面で非常に魅力を感じています。
何よりビジュがいいよね。
実は、今回CLine46を買ったきっかけは、「トラボつきのキーボードが欲しい」と思ったことでした。
まだ試せていないやってみたいことがあり、今度はその用途について記事にしたいと思います。
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