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不妊鍼灸の料金はいくら?費用・回数・医療費控除を解説

不妊鍼灸の料金体系、回数の目安、医療費控除の対象範囲について、当院の実際の費用をもとに正直に解説します。効果を根拠にした価格の説明は行いません。

東洋医学は、一人ひとりの体質(証)を見立てながら、その時々に合った施術を組み立てることを大切にしてきました。当院の料金体系も、この考え方を反映したものです。本記事では、まずその背景をお伝えしたうえで、費用の内訳・通院頻度による総額の目安・医療費控除の考え方を、効果を誇張することなく解説します。当院の不妊鍼灸は、初診料5,500円+施術8,000円で初回合計13,500円、2回目以降は8,000円(税込)の都度払い制です。

このページが対象とする人

  • 不妊鍼灸の通院を検討する前に、総額でどのくらいの費用がかかるのか把握したい方

  • 保険適用・医療費控除の対象になるのか知りたい方

  • 「不妊鍼灸は高い」と感じ、料金の内訳を確認したい方

(上記は検索傾向からの推測であり、断定するものではありません)

なお、本記事は特定の症状や疾患の診断・治療を目的としたものではありません。ご自身の状態に関する判断は、必ず医療機関にご相談ください。

用語の説明

  • 自費診療(自由診療):公的医療保険が適用されず、全額自己負担となる診療のこと。はり・きゅうの施術は、原則としてこれにあたります

  • 医療費控除:1年間に支払った医療費が一定額を超えた場合に、所得税の計算上、所得から控除できる制度

東洋医学的な考え方・理論

東洋医学は、何千年にもわたる臨床観察の蓄積から生まれた、独自の体系を持つ医学です。西洋医学とは異なるパラダイムですが、劣るものではありません。日本でも984年の『医心方』に鍼灸の章が含まれ、江戸時代には鍼科が幕府の公式な医療分野とされていました(詳しくは「不妊鍼灸とは|できること・できないことを正直に解説」をご覧ください)。

東洋医学では、同じ「不妊鍼灸」であっても、その方の「気血(きけつ)」の状態や体質(証)によって、施術の内容は一人ひとり異なるものと考えられています。当院が回数券やパッケージ料金を設けず、都度払い制としているのは、毎回の来院時にその時々の体の状態を丁寧に確認し、内容を調整していきたいという考え方によるものです。

(上記は東洋医学における伝統的な理論・考え方であり、現代医学的に検証された生理学的機序ではありません。)

医療機関で一般的に行われる検査・治療

不妊に関する医学的な検査・治療は医療機関で行われるものであり、保険が適用される範囲・費用は医療機関・治療内容によって異なります(最新の制度・料金は受診先の医療機関にご確認ください)。鍼灸の費用は、これらの医療機関での治療費とは別に発生するものです。

鍼灸で行うこと

不妊鍼灸は、この東洋医学の考え方に基づき、体調を整えることを目的とした施術です。費用の妥当性を判断する際は、「効果があるから高くても納得できる」という考え方ではなく、施術内容・時間・頻度に対して、費用がどう構成されているかを冷静に確認することをおすすめします。

研究で分かっていること/まだ分かっていないこと

体外受精と併用した鍼灸の効果については、系統的レビューで結果が分かれており、研究間で一致した結論が出ていない状況です。中には海外の古い研究(2008年発表等)を引用し、高い効果を強調しているサイトも見られますが、その後発表されたより新しい系統的レビューでは、指標(妊娠率か出生率か)によって結果が分かれることが分かっています。詳しくは「不妊鍼灸に効果はある?研究で分かっていることと限界」をご参照ください。本記事では、費用の説明において効果を根拠にした表現(「効果があるから、この価格でも妥当」等)は用いません。

当院での対応

当院では、都度払い制を採用しており、回数券・パッケージ料金は設けていません。これは、通院回数や継続を前提とした料金設計にしないという当院の考え方によるものです。

匿名症例・院内データ

当院では2019年〜2025年の7年間に、374名・延べ425症例の妊娠に至った記録を院内で集計しています(体外受精65.6%・自然妊娠27.1%・人工授精7.3%、詳細は「東京で不妊鍼灸を探している方へ|後悔しない鍼灸院の選び方」の記事でご紹介しています)。

(このデータを読む上での重要な前提:本データは「妊娠に至った症例」のみを集計したものであり、妊娠に至らなかった方の人数は含まれていません。そのため、妊娠率や施術効果を示すものではありません。)

通院の目安

治療段階別の通院頻度の目安は「渋谷の不妊鍼灸|体外受精・人工授精・自然妊娠の段階別サポート」、通院頻度と院内データの詳細は「不妊鍼灸の通院頻度と期間|院内データから解説」でご紹介しています。実際のプランは初診時のカウンセリングをもとに個別にご提案いたします。

費用

料金体系

はり・きゅうの施術は、原則として健康保険の対象外であり、全額自己負担となります。ただし、神経痛やリウマチなどと同一範疇と認められる慢性的な疼痛について、医師の同意書がある場合に限り、療養費として健康保険の給付対象となるケースがあります(全国健康保険協会「はり・きゅう、あん摩・マッサージのかかり方」)。

当院の費用は以下の通りです(税込)。

項目 費用 初診料 5,500円 鍼灸・手技療法・整体(1回) 8,000円 初回合計 13,500円 2回目以降 8,000円

回数券・パッケージ料金は設けておらず、毎回都度払いとなります。

通院頻度別の費用目安

週1回のペースで通院した場合、月あたりの費用目安は以下の通りです(通院回数は月によって変動します)。

通院頻度 月あたりの施術費目安(初月以外) 週1回(月4回) 8,000円×4回=32,000円 2週に1回(月2回) 8,000円×2回=16,000円

初月は初診料5,500円が別途加算されます。

キャンセルポリシー

当院は完全予約制のため、キャンセル料を設定しています。
前日12時以降の変更・キャンセルは、キャンセル料100%を頂戴しております。
詳細は当院公式ホームページのキャンセルポリシーページをご確認ください。(院提供待ち:キャンセルポリシーページのURLをご提供いただき次第、リンクを追加します)

医療費控除について

保健所の認可を受けた施術所で、国家資格を持つはり師・きゅう師が行う施術費は、医療費控除の対象となります。ただし国税庁の基準では、疲労回復や体調維持など治療に直接関係しない目的の施術は対象外とされているため(国税庁「No.1122 医療費控除の対象となる医療費」)、治療を目的とした施術であることが前提です。医療費控除を利用する場合は、施術を受けた際の領収書を保管の上、確定申告時にご活用ください。詳細は税務署または税理士にご確認ください。

リスクと注意点

鍼灸施術には、一般的に以下のようなリスクが伴う可能性があります。

  • 痛み:刺鍼部位に一時的な痛みを感じることがあります

  • 内出血:刺鍼部位に内出血(あざ)が生じることがあります

  • 倦怠感:施術後に一時的なだるさを感じる方がいます

費用面だけでなく、これらのリスクや、鍼灸と早期流産との関連を示唆する研究報告があることも踏まえた上で、通院を検討していただくことをおすすめします。

医療機関への受診を優先すべきケース

以下のような場合は、鍼灸の通院を検討するより先に、速やかに医療機関を受診することが推奨されます。

  • 強い腹痛、大量の出血など、急を要すると考えられる症状がある場合

  • すでに医療機関で治療スケジュールが組まれており、医師の判断を優先すべき場合

  • 婦人科系の基本的な検査を一度も受けたことがない場合

鍼灸は医療機関での検査・診断・治療の代わりになるものではありません。

よくある質問

Q1. 不妊鍼灸の料金相場はどのくらいですか?
鍼灸院によって幅がありますが、1回あたり5,000円〜10,000円程度が一般的な相場とされています。地域によって相場は異なります。
当院では初診料5,500円+施術8,000円で初回合計13,500円、2回目以降は8,000円(税込)です。

Q2. 不妊鍼灸は健康保険の対象になりますか?
はり・きゅうの施術は、原則として健康保険の対象外です。神経痛やリウマチなどと同一範疇と認められる慢性的な疼痛について、医師の同意書がある場合に限り、療養費として給付対象となるケースがあります。

Q3. 医療費控除の対象になりますか?
保健所の認可を受けた施術所で、国家資格を持つはり師・きゅう師が治療を目的として行う施術費は、医療費控除の対象となります。

Q4. 回数券やパッケージ料金はありますか?
当院では回数券・パッケージ料金は設けておらず、毎回都度払いとなります。

Q5. キャンセル料はかかりますか?
当院は完全予約制のため、キャンセル料を設定しています。前日12時以降の変更・キャンセルは、キャンセル料100%を頂戴しております。詳細は当院公式ホームページのキャンセルポリシーページをご確認ください。

まとめ

不妊鍼灸の費用は、施術内容や頻度によって総額が変わってきます。
当院では都度払い制で、初回13,500円、2回目以降8,000円(税込)です。「効果が高いから料金が高くても納得できる」という考え方ではなく、費用の内訳と、ご自身が納得できる範囲かどうかを、冷静に判断材料としていただければと思います。医療費控除の活用もあわせてご検討ください。

参考文献

  • 全国健康保険協会「はり・きゅう、あん摩・マッサージのかかり方」https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/sb3080/r140/

  • 国税庁「No.1122 医療費控除の対象となる医療費」https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1122.htm

※個別の症状・治療方針・税務上の取り扱いについては、必ず医療機関または税務署・税理士にご確認ください。

執筆者/監修者/更新日

  • 執筆:福本晋平

  • 監修:福本晋平(ふくもと治療院 院長・はり師/きゅう師)

  • 更新日:2026年8月12日



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