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A-4:モラウ先生とノヴ先生の能力を考えるのだ!【HunterxHunter】

連載再開前に絶対やっておきたいことは終わったからぶーさん(ブログ管理者)はドラクエ7タイムに入ろうとしていたんだけど、私(〆鯖)がアメブロからの移植忘れに気付いてしまったのだ…。

本当はカッコよく(?)霊獣関連の記事を先頭に全裸待機しておきたかったんだけど…、ぶーさんも霊獣の記事を元データを作成中に実はこの記事を移植してないことに気付いていたらしいし、全く無関係ということでもないから扱っておくのだ!



1:モラウ先生の能力について

24巻p89より引用

能力名:紫煙拳ディープ・パープル
「煙人形」も『紫煙機兵隊ディープパープル』と表記されているから、
“紫煙(タバコの煙)”を再構成して作った能力全般が『紫煙拳ディープ・パープル
なんじゃないのかなって採っているのだ!
(『紫煙拳ディープ・パープル』の派生技の1つが『紫煙機兵隊ディープパープル』という感じ?)

そして同じく“紫煙”を再構成している能力だけど、一部の特殊な能力が監獄ロックスモーキージェイルみたいに呼び名が異なるんじゃないかなぁと思うのだ。
(通常とは異なる制約と誓約や、別の系統の力を加えたりしている?)


1-1:「煙」は実物?オーラ由来?

たぶん、モラウ先生についてザックリ考えると、
「煙を操る操作系能力者」
って多くの人の解釈が一致しているんじゃないかなって思うんだけど、
“あの煙が何か”
と問うと途端にブレる気がしていて、モラウ先生の能力を考える上でもっとも大切なのはたぶんそこなのだ。

大元のアメブロの記事では色んな例や描写を挙げつつ考えていたけど、実はこの記事で扱いたいのは“もう御一方おひとかたの方なのでサックリ行くのだ!

結論からい言うと、あの煙は“具現化物”だと思うのだ。
まず、「実物(実際の煙)」を想像するけどキセルに火種を入れる描写は全くないし、

24巻p114より引用

レオル戦で水中で煙を出している描写から「実物」という線は厳しいと感じちゃうんだよね。

23巻p147より引用

ただ『紫煙機兵隊ディープパープル』の説明の中でも、まず「操作条件が組み込まれた核となるオーラ」を発し、それを“煙のオーラ”で覆うと言われているからそこは問題ないと思うんだ。

でも、「オーラ由来」だとしても色々なタイプが想像できるよね。

25巻p29より引用

ただ個人的にあの煙は“具現化物”だと捉えていて、その決め手の描写はメレオロンとナックルの会話なんだ。

東ゴルドー城突入直前にヤニ切れで貧乏ゆすりをするメレオロンに対して、タバコを吸って気持ちを落ち着かせることを優先させようとしたナックルなんだけど、
ナックル:無視しねェで1本吸ったらどうだ?
メレオロン:奴等の嗅覚をなめちゃ一発命取りだぜ?
      タバコの残りで追跡するのも朝飯前
      一回目の息継ぎの瞬間KOされても不思議ねェ
ナックル:ボスが突入と同時に煙幕張るから大丈夫だって
メレオロン:“だとは思うが”、リスクはなるべく排除しておきたいからよ?

っていうやり取りをしていたよね。

“煙幕”っていうと「視覚的障壁(目隠し)」の印象が強いけど、メレオロンが心配していたのは「タバコの残り香」だよね。
敵の中には嗅覚が鋭いタイプが居て、もし息継ぎの瞬間に自分のタバコの残り香で自分の存在に勘付かれでもしたら
“見えないだけでそこに居る”
とバレる可能性もあるからそれを心配しているんだよね。

でもそれに対してナックルが、
“大丈夫だって、ボスが煙幕(視覚的障壁)張るから”
じゃ会話成り立ってないしメレオロンも、
“だとは思うが…”
なんて言わないよね。

だからモラウ先生の煙は
「視覚的にも“嗅覚的”にも障壁になる」
って話していると採るべきだと思うんだ。

23巻p171より引用

「変化系の煙」でもひょっとすると匂いを付けられるかもしれないけど、ウサギさんや白装束とも表現された煙人形も「変化系の煙」だったらあくまで「煙の性質が付加された“オーラ”」に過ぎないから、片目だけでも「絶」にしたらすぐ分かっちゃいそうな気がしないのだ?
(煙幕が視覚的障壁にもならなくなっちゃう)

個人的には、
「隠」という「オーラを見えにくくする技術」
があるのだからクラピカした様に反対解釈として、
めい(仮)」という様な「オーラを見えやすくする技術」
が合ってもいいんじゃないかとは思うんだ。
(アメブロ時代は馬鹿だなんだと言われたので良い思い出ないんだけどね)

左:23巻p45
右:20巻p177より引用

ただ、仮にそういう技術があったとしてもそのウサギさんも煙人形の描写も変化系の能力に見られる「オーラの波打ち」がないから、結論としてモラウ先生の煙は具現化系だと考えているのだ。

1-7の記事でも触れたけど、具現化系能力と一言に言っても色々なタイプがあって、クラピカの様に
条件なしに自由に出し入れできる具現化物を具現するためには大変なイメージ修行が必須
なんじゃないかなって解釈しているのだ。

ただ、それは鎖の様な「単純な構造」のものでさえそれなりの時間を要するみたいだから、その手法での具現には向かないものもあるからか具現するために一定の条件を付加することでその過程を省略出来るみたいなのだ。
(※コルトピ、たぶんタフディーやハンゾー君の分身もそのタイプだと思うのだ)

個人的な勝手なイメージだけど、その手の具現化物は大変な修行をスキップできる代わりに「クラピカ式」に比べると弱い具現化物になってしまう気がするんだ。
でも、たぶんモラウ先生は年季の入った愛煙家だろうし修行をスキップする必要もないだろうから、
敢えて“自由に具現化できる煙”ではなく、
“愛用のキセルで燻らせたオーラを元に煙を具現出来る”
という制限(制約と誓約)を加えることで、
より強い具現化物にしてさらに操作系能力の威力・精度も高めようとした
んじゃないかなって思うのだ。

左:27巻p82
右:24巻p149より引用

そして、ピトーよりも操作精度が“かなり”高く、

12巻p41より引用

能力の性質も「煙(=具現化物)」の操作を核としていて、愛用のキセルを奪われて新たに技が出せなかった状況から、モラウ先生自身の念系統は操作系で良いと思うのだ。


1-2:『監獄ロック』ほか

25巻p194 & p202より引用

他に気になるモラウ先生の能力と言ったら監獄ロックスモーキージェイルとか、

23巻p192 & p195より引用

切断不可能な綱(能力名不明)』くらいかな?

どちらも判断材料が少ないからそんなにこねくり回すこともないんだけど、どちらも操作系の「ルールの強制」で解釈しちゃっても良い気がするのだ。

操作系能力の核は「ルールの創出」と「その強制」で、それは単純な物理攻撃じゃ壊せないものだと思うんだ(除念は可)。
そして、ヂートゥ戦で見せた「ロープ」はそれ自体は無害なものだし、むしろ術者への攻撃をしやすくするものだから十分可能なんじゃないかなって思うのだ。
(ヂートゥは自身の能力との兼ね合いで“直接”攻撃ができなかっただけ)

そして、監獄ロックスモーキージェイルも基礎部分は同じだと思うんだけど、さらに放出系の力でAOPから切り離しているんじゃないかなって思うのだ。
モラウ先生の目的は「護衛軍と王の分断」「分断した護衛軍がすぐに王を追いかけられない様に時間稼ぎ」することなんだけど、

24巻p208より引用

普段の半分以下の体調だったことを踏まえると、護衛軍の1人とタイマンはだいぶ厳しいとは思うんだ。

23巻p157-158より引用

ヂートゥ戦でのモラウ先生の葛藤を考えると煙はAOP型なんだけど、基本的にAOP型は気絶したり死んじゃったりしたら維持できないんだよね。
(死者の念として強く遺る“可能性”はあるけど、即負けして全く足止め出来ずに終わる可能性もある)

だから、モラウ先生は自分が死んでも残る様にEOP型(放出系の力で独立させた状態)にしているんじゃないかなって思うのだ。
通常EOP型は「破壊されるか、エネルギーを使い果たすか、目的を果たすか、解除条件を満たすか、除念でもされない限り」は残ると思うんだけど、
“自分が死ぬ覚悟さえしていれば例えば相手を1年ぐらい閉じ込められる”
みたいな能力が可能だったら、どれだけ実力差があろうとも手軽に殺せるってことになりかねないから時間制限付きの能力な気がするのだ。
(まぁ、結局はわからないけどね)

そして、EOP型の能力は基本的に
“掛け捨て型(能力に使用したオーラを回収できない)”
だと思うから残りオーラ量も少ないモラウ先生が『監獄ロックスモーキージェイル』を解除するかどうかで迷っていたんじゃないかなって思うのだ。
(放出系の「発」は消費オーラ量が多くなりがちなのでオーラ量が少ない状況だと尚更無駄打ちできない)


1-3:何でプフは逃げ一択だったのだ?

ただそもそもの疑問なんだけど、
何でプフは『監獄ロックスモーキージェイル』に閉じ込められた時に一切戦わずに最初から「逃げる(戦わない)」
という選択を採ったのだ???

何となくのイメージだけど確かにプフって護衛軍の中で、単純な意味での戦闘力という意味では一番低い気がするのだ。
混ぜられた生物も蝶々だしね。
(明確な根拠はないけど、ユピー>ピトー>プフのイメージ)

24巻p32より引用

でもさ、プフもメルエムの攻撃を食らって軽症で済む程度には硬いんだよね。
肉体のアドバンテージは「通常攻撃」でもモロに出るし、あの時のモラウ先生だったら余計にほぼほぼプフが勝つと思うんだよね。

当然、メルエムも「全力の攻撃」っていうわけじゃないんだろうけど、ハンター勢(=人間)が食らったら無事じゃ済まない気がしちゃうんだ。
仮にハンター勢がメルエムの攻撃に反応出来てちゃんと念で防御したら本気の攻撃じゃないっていうこともあって防げるんだろうけど、この時のプフは王の心配をして駆け寄ってた状況だから、たぶん“防御体勢を取っていない”のだ(恐らく「纏」状態)。

でも、
ハンター勢(=人間)が同じ状況で同程度の軽症で済むのか
と言えば…さすがに厳しい気がするのだ。

そして、あんまり引っ張る様な話でもないから結論から触れると、
“何かありそうだったから”
だと解釈しているのだ。

たぶん、プフから見てもモラウ先生とタイマンなら勝てると考えると思うんだ。
(あの場所がプフから見て敵地なら色んな罠もあるだろうけど、むしろ王宮内は基本的にピトーがずっと監視していたし、自分プフのために罠を張る余裕があったら王を討つために何かをやるハズ)

でも、あの状況はプフからしてもかなり不可解だったと思うんだ。
プフ自分だけ”を閉じ込めるならまだしも、モラウ相手自身も一緒”に閉じ込め、恐らく操作系に属する能力者だろうに煙人形すら傍らに一体もいない。

26巻p48-49より引用

それも『麟粉乃愛泉スピリチュアルメッセージ』で視たモラウ先生の感情図は、
“警戒:覚悟:自信=2:3:5”
というもので、
敵陣ながらも自分の土俵には引き込んだ“安堵感”がかなり勝っている
というものだった。

ピトーがポックルから死者の念についての情報も引き出せているか、
また引き出せていたとしてそれをプフにも共有しているかどうかは分からないけど、あの時のモラウ先生って、

36巻p50より引用

今の王位継承戦でのカミーラにみたいに、
“どうぞ攻撃して下さい”
っていう「罠の感じ」がすごいんじゃないかな。
(モラウ先生は別に「絶」状態って訳じゃないけどね)

それもプフは能力でモラウ先生が圧倒的に不利とも言える状況で自信と安堵感が強いって分かっているから、余計に“何かある”って感じて当然だと思うんだ。
具体的な内容は分からないにしても、敵の目的を考えるとプフが絶対避けたいことだと想像しちゃうよね。

そうするとモラウ先生を殺すこと自体はすぐに出来たとしても、それを実行した場合は王との合流が極めて難しくなる予感があったとすれば、あの直後に「逃げの行動」を取ったのも納得行くのだ。
(ただ実際はモラウ先生は無理が祟った影響で、たぶんオーラも回復しきれていない状態で玉砕覚悟の時間稼ぎに過ぎなかったんじゃないかなって思うのだ)

モラウ先生に関しては…そんな感じかな。


2:ノヴ先生の能力について

実は再開前に触れておきたかったのはノヴ先生の能力の方だったのだ。

◆能力名:『4次元マンションハイドアンドシーク

23巻p173より引用

おおまかな説明は作中でされてはいるけど、実は謎が多い能力なのだ!


2-0:ノヴ先生の念系統

左:mobage HUNTERxHUNTER バトルコレクション → 具現化系
右:冨樫義博展 -PUZZLE- 公式図録 → 放出系

ノヴ先生の念系統は作外情報だと「具現化系」だったり「放出系」だったりするみたいだね。

ただこのブログでは作中情報のみを根拠とする様にしているから描写から考えるけど、ストレートに採れば放出系能力者でいいと思うのだ。

確かに4次元マンションハイドアンドシークってマンションを“具現化”しているけど、その一方で“空間移動の性質(=放出系)”も持つよね。
こういう複数の系統を用いる能力を持つ人って生来の念系統の判断がしづらい部分もあるんだけど、
どの力が能力の核心になっているか
って考えるとノヴ先生なんかは分かりやすい気がしていて、あのマンションってそれ自体には特殊な効果はない気がするんだ。
(具現化系は空間内に様々な法則やルールを作り込む事に長けているみたいだけど、肝心の“それ”がない状態)

だから、たぶん能力の核心部分は「空間移動」だと思うんだけど、そう考えるとマンションはあくまで経由しているだけだよね。

上:33巻p115
下:34巻p171より引用

それもハンター協会内で類似の「空間移動系」の能力者を探していたけど難航して、最終的に見つけたトキャリーヌもノヴ先生には距離も搭載能力も及ばないって話だったよね。

33巻p171より引用

ノヴ先生は「内の世界」から「仮想暗黒大陸」まで、
トキャリーヌはその「仮想暗黒大陸」から「中継基地」までの輸送を担当。

そう考えると、ノヴ先生の「空間移動能力(=基本放出系)」は協会の中でもかなりレベルが高いものだってことだろうし、その手の能力に典型の縛りと言われているマーキングも用いていたことからも
ノヴ先生は放出系能力者
だと採るのが妥当な気がしているのだ。


2-1:念空間の種類と違い(?)

まず、先日のQ-10~12の記事のフウゲツの能力の項目でも触れたんだけど、
『念空間』と一言に言ってもたぶん
『具現化系の念空間』と『放出系の念空間』
って違うんじゃないかと思うんだ。

※ちなみに6系統の内のその2系統に絞って触れたのは作中でその2系統が、
空間を区切り遮断する能力を“得意としている
って言われているからなのだ。
他の系統も“得意”ではなくとも出来る可能性はあるけど、その描写は今のところないからその2系統に絞っただけの話ね。

36巻p80より引用

例えば、先日触れたフウゲツの能力は子供の頃に遊んだアスレチック遊具の影響を受けた“魔法のトンネル”の様な『念空間』を通って移動したけど、それは“そのアスレチック遊具と同じパイプ”みたいな質感があってちゃんと物質っぽかったよね。

左:25巻p28
右:23巻p190より引用

他にもヂートゥの『草原サバンナの能力(仮)』の草木や、ノヴ先生のマンション内部は出口の扉を含め、物質的だったから“具現化系能力で創られた念空間”だと思うんだ。

左:36巻p175
右:20巻p42 & 23巻p174より引用

対して、ルイーニー(放出系能力者)の『空間移動能力』や、今回のノヴ先生が“出る”時に用いる『念空間』って“非物質的”だったよね。
(明確な描写ではないけど「穴(入口)」は少し描写が違う様にも見える)

ドラゴンクエスト6
デスタムーア城や狭間の世界

描写的にもドラクエ6とかであった様な異空間に似ていると思っていて、それが“放出系能力で創られた念空間”なんじゃないかなって解釈しているのだ。

だからノヴ先生の能力は『2つの念空間』を用いるもので、
マンションは具現化系能力で、空間移動は放出系能力
で構成されているんじゃないかなって思うのだ。

そして、空間移動能力はまだわかっていないところも多いんだけど、

38巻p149 & p153より引用

“相手を強制的に空間転移ジャンプさせる”
にはある程度の縛りが必要っぽいけど、

左:23巻p153
右:20巻p99より引用

ヂートゥの能力やノヴ先生の能力って結構簡単に飛ばしちゃっていたよね。

だから『空間移動』にも2種類あって、
放出系能力は現実世界のA地点からB地点への空間転移ジャンプで、
具現化系能力は現実世界から念空間への空間移行スライドみたいな違い
があって『強制空間転移ジャンプはある程度の縛りが必要だけど、『強制空間移行スライドは比較的容易なんじゃないかなって解釈しているのだ。
(あくまで解釈上勝手にそう呼んでいるだけで、空間移行スライドっていう言葉は作中に登場してないよ!)

そうだとしたら、ノヴ先生がわざわざ『具現化系の念空間』を挟む理由にもなって個人的にはしっくり来るのだ!

そして、まずはおおまかに説明するためにさっきは分けなかったんだけど、たぶんザックリ言うと、
入口が具現化系能力によるもので、
出口が放出系能力によるものなんじゃないかな
って考えているのだ。
(詳細は後述するけど、もっと厳密に言うと基本と例外で違うと思うのだ)


2-2:『4次元マンション』の“基本”

23巻p173より引用
23巻p171より引用

基本的には、
『壁や地面』に“手をかざす”と、念空間(マンション)へ通じる穴を作ることが出来る能力。
そして、“入った場所と出る場所は同じ”なのだ。
例えば、“東京駅の改札前”の『穴(入口)』に入ったらマンションに通じるけど、マンションの出口をくぐると“元々居た東京駅の改札前”に戻るのだ。

これが前掲の23巻p173の、
“出口は入ってきた穴とつながっている”
“つまりある部屋への出入は原則として同じ場所の穴からしか出来ない”
という説明の意味。

つまり4次元マンションハイドアンドシークの基本形は、
“具現化系能力による『空間移行スライド』”
で、現実世界視点で言うと“全く移動していない”のだ。
“入口も出口もスライド=具現”由来ということ)

23巻p172より引用

そして、スライドの場合はかなり短い時間で開くことが出来るっぽいのだ。

また、入口は「穴」と表現される様に、

24巻p189 & p205

繋いだ部屋の天井から落ちる様なダイナミック入室エントリーとなるみたいなのだ。


2-3:『4次元マンション』の“例外”①

次に例外の話なのだ。

22巻p99引用

まず、入口の穴を開けるのに『壁や地面』に必ずしも手をかざす必要はないみたいなのだ。

この時の描写は明確ではないけど、
「今だ!」と言っているのがモラウ先生で、
「2匹捕獲」と言っているのがノヴ先生だと思うのだ。

ネテロ先生が途中で、
「どんどん送っていいぞえ」
って電話で話していたから、最初の内はあの部屋に入れる蟻の数を抑えていたと思うんだ。
前述の通り、モラウ先生の煙はAOP型の具現化物だと思うからあの煙にはオーラ覚があって、コルトピのコピー同様に「円の効果」があると採れる。

そして、予めノヴ先生が設置していた複数の「入口(穴)」のポイントを把握していて、その近くに居る蟻、あるいは近くを通った蟻が居たら煙人形で上手く誘導するとかして、そのタイミングを伝えてノヴ先生が入口を“開いていた”んじゃないかなって思うのだ。

次に出入口に関してなんだけど、例外が2つあるみたいなんだ。
基本は入ってきた「穴(入口)」があった場所と「出口」が繋がる場所は“同じ”なんだけど、

23巻p174より引用

まず例外の1つ目として、ノヴ先生だけはどの「穴(入口)」から入ったとしてもマスタキーで出口を好きな「穴(入口+例外の2つ目の出口)」と繋ぐことが出来て、
基本の“具現化系能力による『空間移行スライド』”から、
放出系能力による『空間転移ジャンプに変わって
現実世界の入口の場所から“地理的な移動”が可能なのだ。
(この場合は入口はスライド=具現で、出口はジャンプ=放出という解釈)

そして例外の2つ目が、

24巻p56-57より引用

明確ではないけど「神字(?)」を用いたマーキング(?)をすることで「特別な穴」を設置することが出来て、
“『任意の穴(入口)』と『任意の特別な穴』を繋ぐ”
ことが出来るみたいなのだ。

これによってマスターキーを持っていないノヴ以外の者も、
空間転移ジャンプ』が可能
になるみたいなんだ。
(この場合も入口はスライド=具現で、出口はジャンプ=放出という解釈)

24巻p191より引用

ただこの方式の場合は入口の穴に入ったら、ノヴ先生が繋いだ特定の「特別の穴」の地点からしか出られないのだ。
(一度創ったルートは、少なくともまだその利用者が居る内は変更出来ないみたいだね)


2-4:『4次元マンション』で電話が使える訳

これは先日のQ-10~12の記事の中で、マラヤームの霊獣の能力を考えた時の疑問にちょっと似ているけど、ノヴ先生の状況はまたちょっと違うよね。
(マラヤームの霊獣の能力の箇所、記事内容足りてない様に感じたからちょっと書き足したのだ)

20巻p100より引用

まずノヴ先生のマンション内でネテロ先生は普通に携帯を使っていたけど、

23巻p173より引用

作中の説明では、
それぞれの部屋は“完全に”独立している
(それぞれの部屋の空間は区切り・遮断されているってことだよね)

ってなっていたから何か携帯の電波の送受信できなさそうじゃない?

ただ、描写が不足していることもあって何とでも言えちゃうんだけど、
ネテロ先生がマンション内で戦っている時に出口の扉の描写なかったよね。
だから、例えば単純にそこを“開けっ放し”にしていたなら何か解決できちゃいそうな気がするのだ。

あの一番大きいお部屋は最大32個も入口が創れるんだから、その内の1つをあの「煙に包まれた森の中」じゃなくて「ある程度電波あるところ」に創ってそれも“開けっ放し”にしておいたら…携帯の電波の送受信のための“道”が出来そうだよね。

“入口の穴は部屋に入ったと同時に閉じる”
とは言われているものの、当然人が入る前に空気とかも入っちゃうだろうし、大雨の中だったら雨粒が人より先に入っちゃうこともあるんだろうけど、それで入口の穴が閉じちゃったら誰も入れないんじゃないかなって思うんだ。
つまり、“通常の部屋”は生物の出入りを想定した能力なんじゃないかなって思うのだ。


2-5:『4次元マンション』の“応用”

24巻p62より引用

そして、4次元マンションハイドアンドシークを応用したのが窓を開く者スクリームだと思うのだ。

基本的には『壁や地面』に手をかざして、念空間(マンション)へ通じる「穴(入口)」を作るけど、それは人や物を通すことを念頭に置いているからであって、
任意の場所に任意の形の「穴(入口)」を開くことも出来る
(空中でも可能だけど入り難いとか、安定しないみたいな理由がある)
ってことだと思うのだ。

そして一番最初に触れた通り、ノヴ先生の念系統は放出系だと思うんだよね。
“空間を区切り遮断する力”は具現化系と放出系が得意とするけど、より自分の生来の念系統に近い方が“より強くそして速く”遮断出来ると思うんだ。

というのも“空間の断裂系”って作品によって全然扱いが違ってて、“物理的な物”なら何でも切れるみたいに扱う作品も多いよね。
じゃあハンターハンターでの扱いはどうかっていうと…

38巻p49より引用
(本当に引用したかったのは38巻p51なんだけど、さすがにグロBANされそう)

ルイーニーが死んだ時に、胴体が『ブチッ』『ブチ』って千切れていたんだよね。
もし、“空間の断裂”が“物理的な物なら何でも切れる”っていう扱いだったら“一発『ブチッ』”な気がしないのだ?
つまり、ハンターハンターでの「空間の断裂」は絶対的なものじゃないと思うんだ。

というより「体の一部が境界を越えた瞬間」に空間を閉じられたら敵との力量差に関わらず倒しうるってことになるんだから、具現化系能力者や放出系能力者の典型的な能力になると思うんだよね。
(攻撃にも防御にも使える能力で、能力不明の敵に対して直接攻撃なんて出来ない様になっちゃう気がするのだ)

でも、別にそんな感じないよね。

だから窓を開く者スクリームのイメージとしては『上げ下げ窓(※)』なんだけど、閉める時に障害物があった時、閉じられるかどうかは
「障害物の固さ」と「窓の固さ&閉める力」次第
なんじゃないかなって思うんだ。
(※ギロチン窓orシングルハングとか色々な呼び名があるらしい)

そして、ノヴ先生が放出系能力者だとしたら放出系の方が空間を区切り遮断する力は強いし速く閉められそうだよね。
だから、まずは具現化系の力で部分的にマンションへの入口を開いて
その後に“放出系の力”で空間を強制遮断するのが
窓を開く者スクリーム
という技の仕組みだと私は解釈しているのだ。

だからメレオロンとの「連携コンボ」をしたとしても王を倒せる様な能力でもないし、仮に「物理的な物なら何でも切れる」能力だとしたらそもそもメレオロンと「連携コンボ」出来ないと思うのだ。
(※「連携コンボ」については1-8の記事で触れたのだ!)


2-6:『4次元マンション』の“例外”②

21室ある内の1室に「物専用のロッカールーム」があるって話だよね。
たぶんこれも他の部屋とは明確にルールが違うと思うのだ。

まず「穴(入口)」にノヴ先生が手を突っ込んで中の人も出せるんだったら

24巻p191より引用

シュート達が中に入ったとしても、外で監視しているノヴ先生が想定外の事態を確認した時なんかは、
「ノヴ先生が入口の穴から手を伸ばして、中の人達が“ピョーンって跳ねて”ノヴ先生の手を掴めば外に出られる」
ってことになっちゃうもんね。

1-10の記事でも「意思やそれに準ずるものを持たない物体」の「操作」、すなわち『物体操作』は「発」じゃないのではないかって触れたけど、やっぱり「意思やそれに準ずるものを持つ生物(疑似生物含む)」と「そうじゃないもの(物体)」は念での扱いが別物なの“かも”しれないのだ。

まぁそれは分からないから置いとくにしても、

左:hrpn様の「ロッカールーム」(ニコニ・コモンズ)
右:20巻p43より引用

中にいるのが生物だったらノヴ先生が手を伸ばした時に捕まってきてくれるけど、物体はそんなこと出来ないよね。
それにロッカールームの具体的な大きさや中の様子は描かれていないけど、通常の「入口(穴)」と同じ様に“ロッカールームの天井”に「取り出し口」が出来ていたら、普通はノヴ先生の手はモラウ先生のキセルに届かなさそうだよね。

でも実際にノヴ先生の手は届いていたから、
ロッカールームは「四次元ポケット式(=放出系)」なのかもしれないし、
サダソの『見えない左腕(正式名称不明)』みたいに「手の先のオーラを伸ばして物を掴んでいる(=変化系)」のかもしれないし、
最も単純に「物体操作(=無属性と解釈)」で手元まで持ってきているかもしれないよね。

マンション自体は具現化系だから、マンションの壁や床や天井に接しているものの存在は「オーラ覚」で感知できるだろうけど、普段は別に不要な情報だよね。
だからコルトピみたいに切っていて、ロッカールームに繋いだ時だけその部屋の「円の効果」が現れる様に設定していれば、明確に場所を把握していなくても簡単に取り出せると思うのだ。
(個人的には「円の効果」+「物体操作」という印象

そしてそれとは別件で、
窓を開く者スクリーム』で繋いでいる部屋はこのロッカールーム
なんじゃないかなって思っているのだ。

36巻p104-105 & p107より引用・合成

基本的に4次元マンションハイドアンドシークの各部屋を繋ぐ「穴(入口)」や「出口」の出入り判定は“全身が境界を越えた瞬間”だと思うんだ。
(だから通常の「穴(入口)」が閉じるのは全身が境界を越えた瞬間)

対して、窓を開く者スクリームは簡単言っちゃうと“相手を削り取る”能力で、“削り取った部分はもはや『物』”だからロッカールームに入るってことだと思うんだ。

ただ、
別にロッカールーム以外の部屋に繋いでもよくない?
とは最初思っていたんだけど、ロッカールームに繋いだ方が条件が厳しくなってより威力が増す気がしているんだ。

24巻p63より引用

例えばなんだけど、タラゲッテに窓を開く者スクリームを使った時、“開いた「窓」”“かなり細かった”よね。

まず、これがより太く出来たら当てやすいよね(ノヴ先生にとって有利)。
実際のノヴ先生はタラゲッテの脳幹を切断することで即死させていたと思うんだ。
でも、仮に「窓」をっっっとく出来た場合、例えば
タラゲッテの“膝から上の全て”をマンションに移動させたとしてもたぶん死なないよね。
(念能力者+生命力の高い“蟻”なら尚更)

でも繋ぐ先がロッカールームなら、本来的に切断できる相手だとしても
“その生きている状態だと入らないから削れない”
ってことになったりするんじゃないかな。

前提としてハンターの世界の「空間の断裂」は絶対的なものじゃないっていう解釈があるんだけど、
削り取れるのは相手の部分的な箇所にするため、さらに開いた窓を当てづらくする様に「窓」を一定以上の大きさに出来ない様に限定
すれば制約と誓約で空間を、より強くより速く閉じられる様になる様に感じるっていうだけなのだ!


2-7:『窓を開く者』の元ネタについて

メタ的なことなんだけど、
窓を開く者スクリーム』の元ネタ
がちょっと気になっているのだ。

「七夕の国」通常版 全4巻/著:岩明均

当然1つは、岩明いわあきひとし先生の「七夕たなばたの国」に登場する“不思議な力”だよね。

―ただ、読んだことある人ならちょっと違和感があるハズなんだ。
“窓を開く者”に似た言葉として「窓をひらいた者」あるいは「窓をひらく」っていうのは作中に登場するんだけど、それはすごく簡単に言うと“そっち”は「ただ怖い夢を見るだけ」なんだよね。
(作中では大きく“2つ”の能力の様な不思議な力が登場する)

七夕の国 2巻p80より引用

ノヴ先生のような能力は「窓」と呼ばれる力の方で、“窓の外”に「手がとどく者」が使える超能力的なものなんだよね。

だから、すごくザックリ言えば“「窓」を開く者”でも間違いじゃないと思うんだけど、作中で窓を開くっていうと「夢を見る方の力(?)」を思い浮かべるからちょっと違和感があるんだ。

とりあえず一旦それは置いておくとして、それじゃあルビの『スクリーム』の方はなんだろうって考えると、

映画・スクリーム(シリーズ)

有名なスクリームっていう映画を思い浮かべる人が多いとは思うんだけど…、ノヴ先生の能力との関連性…全くなくないのだ?
(少なくとも私は見いだせなかった)

左:JOJO6251(1993年出版)
右:ジョジョの奇妙な冒険 文庫版 16巻p102
(亜空の瘴気 ヴァニラ・アイスその②)より引用

だから個人的に「ジョジョの奇妙な冒険」の第3部に登場したヴァニラ・アイスのスタンドなんじゃないかなって思っているのだ。

能力はさっき触れた「七夕の国」の「窓」に似ているんだけど、スタンドの口内に“暗黒空間”って呼ばれる異空間を持っていて、術者というか本体(ヴァニラ・アイス自身)を飲み込むことで「触れたものを削り取る不可視の球体」になれて、すんごい簡単に言うと『物体を削り取る能力』かな?
(その状態になると敵は何も見えず、確認するためには顔を出さなければいけない。第4部の億泰の『ザ・ハンド』に能力の系統や内容は似てるっちゃ似てるけど結構違う。)

そして、実は本編ではそのスタンド名は明かされなかったんだけど、1993年に出版された「JOJO6251」っていう画集の中で『クリーム』っていう名前だってことが明かされたんだ。

“「スクリーム」と「クリーム」”じゃ違いますやん
って話なんだけど、

看板で考えるとイメージしやすいんだけど、
「ヴァニラ・アイス クリーム(人名とスタンド名)」
っていう看板があって、そこを「クリーム」が“上手いこと”通って削ったら“「ス クリーム」だけ残る”んじゃないかなって思うのだ。

もしそうだとすると、解釈の上でめちゃめちゃ助かって、
“窓を開く者”を「空間を削る方」の意味で採らなくて良くなる
ってことなんだ。
やっぱり「七夕の国」を読んだ者としてはそっちで採りたくないんだ。
(明らかにおかしいとまでは言えないにしても違和感すごいもん)

通常ノヴ先生の能力は「穴」という人間とかが通れる『扉』を開くのに対して、あの能力を使う時は“人間とかが通れない小さな「穴」”、つまり“『窓』を開いている”んだ。

そして、最も得意な放出系の力で無理やり空間を閉じことで「ヴァニラ・アイス クリーム」が、“ス クリーム”となる様に“削り取ることが出来る”能力、それが窓を開く者スクリームていう能力名の意味(元ネタ)なんじゃないかなって思うのだ。

合ってるかは当然分からないけど、映画スクリームよりはしっくり来ているのだ!


2-8:『4次元マンション』の範囲について

さて、最後の項目!
ノヴ先生の能力の有効範囲についてなのだ!
実はこの話の中で触れておきたいことがあったのだ!

左:34巻p171
右:33巻p115より引用

まず、4次元マンションハイドアンドシークが届くのが仮想の新大陸までが限界だって明かされた時、何でかなって思ったんだ。

いや、もちろん結構すごいこと(ひどいこと)言ってる自覚はあるのだ。
自分は「走り幅跳び」で「1cm」も跳べないくせに、
世界のアスリート達が集まる“超人協会”でもトップクラスのノヴ先生の限界距離が仮に「10m」だって知って、
「なんで10mしか跳べないの???」
って言ってる様なもんだからね。

ただ、別に悪意はなく純粋な疑問だったのだ。
例えば今後ノヴ先生がレベルアップしたり、4次元マンションハイドアンドシークという能力自体が成長あるいは進化したら距離は伸びるのかな?

あるいは、たぶんこれまでノヴ先生は「外の世界」に行こうだなんて考えていなかっただろうから空間転移ジャンプの範囲」は「内の世界」に限られていて当然だよね。
(能力は術者の意識・無意識を含めて構成される)

だからノヴ先生の意識や認識が変わるまで一定程度の時間が必要だろうけどある程度時間が経てば、あるいは今回の暗黒大陸探検が成功して世界の常識が「内の世界」を越える様になれば自然と範囲が拡大して行って、いずれ暗黒大陸まで届く様になったりするのかなって思ったんだ。

でも仮に、
「一度の移動出来る距離に限界がある」
っていう話なら単純に“分割”すれば良くないのだ?

中継基地に使える小さな島があった様に、あれだけ広い海で仮想暗黒大陸まの間に小さい島が1つもないって正直考えにくいんだ。

国土交通省 関東地方整備局 京浜河川事務所パンフレットより引用

現実世界にある「沖ノ鳥島おきのとりしま」みたいな島でも良くて、そこに人が1人立てるほどの安全なスペースを作って能力上の中継地点にしたら良くないのだ?

それとも、
『特別な出口』のマーキングや「穴(入口)」の総和の距離?
なのかね?
まぁ読者目線ではそれは現時点では分かりようがないよね。

ただ、
何か届かない理由があるんじゃないか
とも感じていたんだ。

33巻p115より引用

というのもギンタは、
“やっぱり” 仮想の新大陸までが限界だって
って言っていたのが気になったんだ。
“やっぱり”ってことは、
届かないと思った理由が何かしらあるんじゃないかな。

そこでない頭を絞った結果、大きく2つ思い浮かんだんだ。

まず1つ目が、
過去の能力者との比較で限界地点の予測を立てていた
っていうパティーン。

そもそも実は4次元マンションハイドアンドシークがドラゴンボールの神龍シェンロン式(?)だったらどうかなって思ったんだ。

ドラゴンボール 完全版12巻p6より引用

要は現実世界のノヴ先生の家かどこかに、
「自己所有のマンション」か「マンションの模型」
があって、その中の空間に「念空間」を創っていて現実世界の空間と「念空間」の位相が紐づけられている様な能力だった場合、ちょっと4次元マンションハイドアンドシーク空間転移ジャンプの印象が変わるんだ。

仮にマンションの本体(実物)が東京にあるとすると、
現実地点A(千葉)→マンション(空間位相は東京)→現実地点B(埼玉)
あるいは、
現実地点C(中国)→マンション(空間位相は東京)→現実地点D(韓国)
ってなると思うんだけど、どこからどこに移動しようとも空間位相的には
「どこかから東京に」あるいは「東京からどこかに」
ということになる。
(地震などの自然災害など、何らかの理由で核となる「自己所有のマンション」「マンションの模型」が壊れれば能力も使えなくなるということ)

そして、例えば過去の暗黒大陸探検に協力した空間移動系の能力者の“移動距離の限界”「内の世界の端から端くらいまで」だったから、
ノヴが同程度の能力者だとしても届いて仮想暗黒大陸くらいまでじゃないか
っていう予想を立てていただけなのかもしれないのだ。

そして、もう1つの方が、
ひょっとすると今後に関係あるんじゃないかな
ってこの記事で触れておきたかったところなのだ。

描写外に入るからどうしても「妄想寄り」になってしまうので、そういうのが嫌な方はここで終わりにしておくことをお勧めしておくのだ!

結論から言うと、
内の世界」は“誰かの念空間の中”にあって、その念空間の出入りは“物理的には自由”だけど、“空間転移ジャンプでは跨げない様なルール”がある
みたいな感じなんじゃないのかなって思ったんだ。

疑問のはじまりはジンなんだ。
何でジンって遺跡に興味を持ったんだろう。

現実世界でもよくあるけど、離島で生まれ育った子が仕事、娯楽、教育(学校)、出会いとか諸々がないからとにかく島を出たがって、出た先でやりたいことを探す…とかは何となく分かるんだ。

32巻p161より引用

でもジンの場合は違うんだよね。
“最初から目的は「遺跡」関連”で、“ハンターになったのはその目的を果たすための一番現実的な手段だったから”って話していたよね。

しかし何でジンはくじら島なんていうクソ田舎の離島で遺跡に興味を持ったんだろう。
(現在ではネットでの通信学習も出来る環境があるみたいだけどね)

まぁでも本とかを入手することは出来るだろうから、何かその中で遺跡に興味を持ったかもしれないし、読者目線ではわからないよね。

だから一旦それは置いとくんだけど、

No.401の扉絵(39巻収録予定)より引用

前回の再開時のNo.401のセンターカラーを見て、ふと
何かブラックホエール号…やけに生々しくない(まるで生物)?
って思ったんだよね。
(もちろん、そう見えるだけかもしれないけどね!)

ただ、何かモレナ達は何故か特質系能力者を探していて、

38巻p165 & p177より引用

何かは分かっていないけど「器官」なる重要な役目があって、モレナ達のアジトは切ってもまるで再生しているような不思議な性質を持っていたよね。
(ノブナガが切りつけた時、「ビキビキ」という音がしていたので、恐らく「一度切れてはいる」けど再生されてしまうから破壊出来ないという意味かと思われる)

でも個人的に今の状況に疑問で、ヨコタニの能力の条件にもなっているし
モレナはアジトから動けなさそうだけどそれでいいのかな
って思っちゃうんだ。

だからひょっとしてなんだけど、
ブラックホエール号を「巨大な船」から「巨大なクジラ」に創り変えることで船全体を“自分達のアジト”とするつもりなんじゃないかな
って思うんだ。
(その1つの要素が「器官」で核となるのが特質系能力者なのでは?)

ドラクエ7(PS版)ラストダンジョン(ダークパレス)

モレナ達ってゲーム好きみたいだし、
ラストダンジョンが「化け物の腹の中」みたいな異形の場所
(船の中が巨大なクジラの腹の中に変わる)

ってたまにあるから何か“なくもない気”はするんだ。
(あくまでの想像の中では、という話ね)

そしてまたちょっと話が変わるんだけど、
何で乗り物をクジラにしたんだろう
とも思ったんだ。

現実世界で言えば、クジラって世界最大の海の生物と言えるから危険な海の航海中に巨大生物に襲われ難くするために擬態の効果も期待しているのかなとも思うんだけど、

32巻p166-167より引用

ハンタの世界は現実よりも多様な生物がいるみたいだし、遺跡に書かれていた情報を元に描いたジンの想像かもしれないけど、「クジラさん並」あるいは「それ以上に大きい生物」って他にもいるみたいだよね。
(海坊主っぽいのでも良さそうだけど最終的に選ばれたのはクジラさん)

32巻p196より引用

そしてビヨンドによれば、現在「内の世界」に住まう人々の祖先は太古の昔に大陸から渡来したっていうけど、一体“何に”乗ってあれだけ遠くの暗黒大陸から「内の世界」にやってきたのだ?
(限界海境線手前にある仮想暗黒大陸ですら、高速移動船であるBW号でも2ヶ月近く要する)

いわゆる「ノアの方舟」的なものに乗ってきたんだろうけど…ひょっとするとそれが「クジラ」で、それをなぞる形でビヨンドの提案で渡航の船の外装をクジラ型にしたんじゃないかなって思うんだ。

そうして最初の疑問、
何でジンがクソ田舎のくじら島という離島で遺跡関連に興味を持ったのか
に戻るんだけど、

1巻p9より引用

もしかしてあの「くじら島」こそが祖先が「内の世界」に渡来した際に乗って来たクジラさんだったりしないのだ?

そうだとしたら、子供時代のジンがくじら島の探検か何かをしている時に“古代の形跡”を発見して、そこから興味を持ち始めたみたいな絵がイメージしやすくて何か納得しちゃうところ“も”あるんだ。

そうしてジンに関してもう1つ疑問があって、
何でグリードアイランドなんて作ろうと思ったんだろう。

一番興味あるのは遺跡関連だけど一旦行き詰まったから、あるいは気分転換に創り始めたのだ?
それともゴンを成長させるために?

まぁなくはないと思うんだけど制作に掛かったであろう年月を思うと、
「主たる目的」が何か別にあって、“そこに趣味やらゴンへの想いとかを乗せた”っていうだけで、やっぱりジンはジンなりの方法でずっと“同じものを追い続けている”様な気がしちゃうんだよね。

そうしてまた話を戻すけど、
“人類の祖先は遥か遠くの暗黒大陸から渡来した”
とは言うけど、
何で祖先は「現在の内の世界」が“そこにある”と知っていたのだ?

過酷な暗黒大陸から安寧の地を求めてあてもない旅を始めて、偶然見つけたって言われたら
そうなの~?
と納得せざるを得ない気もするけど、今回の旅の目的地として設定された仮想暗黒大陸やその周辺にあると言われているそれなりの規模の無人島でも良かったんじゃないのだ?

そもそも場所が“あまりに露骨過ぎる”気がするんだ。
「巨大湖メビウス(※)」と「内の世界」の比率はコマによって違うけど、危険な暗黒大陸からもっとも離れた中心部にあるんだよね。
(※複数の呼び名があって「メビウス湖」「無限海メビウス」とも呼ばれる)

それも現在では「内の世界」の人類は
“「案内人」の助けなしには限界海境線すら越えられないの現状(※)”
っていうから、その付近になると危険な生物だったり環境(天候など)に襲われるっていうことだと思うんだ。
(※あくまで公式でのお話。ドンなどの例外、非公式のケースはある模様)

でも、何で自然生物があくまで概念的に人類に設定された海境線を守るのだ?
人間ほどの知能がなかったとしても、過酷な弱肉強食の世界から逃れるように、あるいはより楽に狩りをするために当然、限界海境線を越えるどころか豊富なエサがある「内の世界」までガンガン来そうな気がするのだ。

だからそもそもがむしろ逆で、
祖先が安寧の地を求めた結果として“偶然見つけた場所”ではなくて、
祖先達が安寧を求めて“創った場所”が現在の「内の世界」なんじゃないか
って感じたんだ。

そして、もしそうだとしたらジンがGIを創った「主たる目的」って、
「内の世界」の中に『“内々”の世界』を創って何かを確認するため、もしくは実験をするため
だったんじゃないかな。

そう考えると「内の世界」には何らかの境界があってそれを物理的に「空間移行スライド」することは出来るけど、「内の世界」と「外の世界」をまたぐ様な「空間転移ジャンプ」は出来ないんじゃないかな、とも感じたのだ!

まぁ、一応“それっぽく”繋げたつもりだけど部類的には『妄想』の類だろうから、あんまり大きい声では言えないんだけどね!ガハハ!


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