【発達グレーな息子の子育て】#2 ちゃんとやらなきゃと思うほど、苦しくなっていった
出産予定日に近づくにつれて、
少しずつ不安が募っていった私。
前回のお話はこちら⤵︎
それでも「きっと大丈夫」と言い聞かせてた矢先、
予定日が1日過ぎた20時ごろ、
破水しました。
そこからなかなか陣痛も来なかったため、
さらに翌日、13時ごろに陣痛促進剤を投入。
マタニティビクスやマタニティヨガが功を奏したのか、7時間ほどで無事に出産しました。
生まれた瞬間、
「やっと終わった」という
陣痛から解放された安堵感と、
「元気に泣いてる!」という
喜びと達成感と安心感と幸福感。
いろんな感情が入り混じった状態で、
泣き止みおくるみに包まれた我が子とご対面——
か、かわいすぎる……!!
もう、今まで感じたことないような
愛おしさや高揚感、
泣きたくなるような幸福感が
ぶわ〜っと湧き上がってきたのを覚えています。
その日は一旦、我が子と別れて病室へ。
翌日から赤ちゃんと同室になり、
幸せな育児ライフへ——
と、思いきや、
とにかく怒涛の育児合宿!!
出産の疲労や体のダメージを癒す間もなく
寝不足状態で連日慣れない育児をこなす入院生活。
その中で、
なかなかうまく母乳があげられず、
「母乳すらうまく飲ませてあげられないなんて、
私、母親適性ないんじゃ……」
と自己嫌悪に陥り、
沐浴の練習もしたけれど、
「これ、ひとりでできるのか……?」
——と、不安に。
夫や父母、祖父母が来てくれたときは
「ひとりでやらなきゃ」という使命感から
少しだけ解放されたような気がして。
でも、夜になると、やっぱり孤独で。
「赤ちゃんが泣いたら……」
「母乳は、コツが……」
いろいろ考えていたら、不眠状態に……。
出産からたった5日、入院生活だけで、
責任の重さと育児がうまくできない自己嫌悪、
これからの子育て生活への不安から
押しつぶされそうになっていました。
こうして5日後、
産院を退院し、里帰り中の実家へ。
正直、この頃は
「これから赤ちゃんとの新生活♪」
なんて余裕はまったくなく、
「自分にできるんだろうか」
「やるしかないけど、やれるんだろうか」
「母親として適性がないのでは……」
と、
自己嫌悪+自己肯定感爆下がり状態でした。
それから1ヶ月半ほど、
実家でお世話になる日々。
しかし、その間も
うまく母乳が飲ませられず
ついにはストレスで母乳が出なくなったり、
後陣痛に悩まされて
育児がままならない自分に嫌気が差したり、
体力が追いつかず、
50を過ぎた母が育児を代わってくれる時間に
申し訳なさと情けなさを感じたり……。
とにかく信じられないスピードで
自己嫌悪感と自己肯定感の低さが育ってしまいました。
こうして実家生活の終わりを迎えたのですが、
今、新生児を腕の中に抱きながら
自己嫌悪や不安に押しつぶされているお母さんに伝えたい——
育児はひとりで抱え込むものじゃない。
「自分ひとりでやらなきゃ」
「きちんと言われた通りに
正しい子育てをしなくちゃ」
「これじゃあ母親失格だ……」
そんなこと、思わなくていいんです。
母親だって一人の人間。
今振り返ると、あの時、
変に真面目さと完璧主義を発揮して、
あそこまで自分で自分を追い詰めて、
理想の母親像を思い描く必要はなかったな、と。
子どもひとりひとりに特性があって、
その分、母親の在り方や接し方、
子育て方法も変わっていきます。
子育てに正解はありません。
ある子にとっては心地よい子育てが、
別の子にとっては窮屈に思えるかもしれない。
子育て情報や知識を入れることは大切ですが、
入れた知識や情報に縛られて、
“自分なりの子育て”ができなくなると、
それは自分(母親)も、自分の子どもも、
つらくなってしまいます。
しかし、あの頃の私はそれに気づかず、
「完璧な母親でいないと」と思い込んでいました。
この考えが、後に自分を追い詰め、
“小さな後悔”につながることになるのです——
ここから実家から離れた自宅に戻り、
私たち家族の新しい日常が始まります。
もし同じように、 子育てで
「完璧にやらなきゃ」「自分なんて……」と思っている方がいたら。
この先の話が、小さなヒントや心の拠り所になれば嬉しいです。
次回は、
初めてのワンオペ育児で“限界に達した話”を
振り返っていきます。
次回はこちら⤵︎
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