景色の向こう側にある物語を探して。② 白川郷から富山ガラス美術館へ
2日目:白川郷・富山
前回に引き続き、岐阜・富山2泊3日の旅をお届けします。
1日目は、大阪から「特急ひだ」に乗って高山へ。
飛騨高山の街を歩きながら、さるぼぼ作りや郷土料理を楽しみました。
▼1日目はこちら
【景色の向こう側にある物語を探して。① 大阪から特急ひだで高山へ】
そして2日目は、高山を出発していよいよ白川郷へ。
ずっと自分の目で見てみたかった世界遺産の合掌造り集落を歩き、その後は富山へ向かいます。
富山で訪れたのは、ずっと楽しみにしていた富山ガラス美術館。
岐阜から富山へ、景色も旅の雰囲気も大きく変わる2日目の始まりです。
念願の世界遺産・白川郷へ
2日目の朝は、ホテルで身支度を整えながら恒例の「旅サラダ」を視聴。
もちろんお目当ては、推しであるはまちゃんの出演シーンです。
旅先でもはまちゃんの姿を見届けてから出発できる朝は、なんとも幸せな時間。
リアルタイムで見られる地域で本当に良かった……!(松江でリアタイ出来なかった苦い思い出が蘇りました笑)
気分よく準備を終え、高山駅からバスに乗り込み、念願だった白川郷へ向かいます。
高山駅から白川郷までは、バスで約1時間。
車内を見渡すと、乗客のほとんどが海外からの旅行者でした。
世界遺産であり、日本の原風景ともいえる合掌造り集落を一目見ようと、世界中から人が訪れていることを実感します。
10時30分頃、白川郷に到着。
まずはバスターミナル近くの手荷物預かり所へスーツケースを預けます。
身軽になって歩けるので、ぜひ利用することをお勧めします。
…とはいえ、この日の暑さは想像以上。
「暑い!」という言葉しか出てこないほどの猛暑で、歩き回る前にまずは腹ごしらえをすることにしました。
向かったのは、そば処乃むら。

開店20分前に到着すると、すでに数組が並んでいましたが、なんとか1巡目で入店することが出来ました。
人気店なので、待ち時間を少なくしたい方は少し早めに並ぶのがおすすめです。
この暑さでは、温かいお蕎麦という選択肢はありません(笑)
迷わず冷たいとろろそばとミニ炊き込みご飯のセットを注文しました。

少し濃いめのつゆが、汗をたっぷりかいた体に染み渡ります。
とろろも蕎麦によく絡み、箸が止まりません。
セットの炊き込みご飯はひじき入りで、こちらもしっかりした味付け。
個人的にはとても好みの味で、「セットにして正解だった!」と思える満足感でした。
しっかりエネルギーを補給したところで、いよいよ白川郷観光へ。
ちょうど、城山天守閣展望台行きのシャトルバスが到着したので、そのまま乗車しました。

展望台から目の前に広がった景色を見た瞬間、思わず心の中で叫びます。
「これこれ!テレビでよく見る景色!」
青い空、鮮やかな田んぼの緑、そして合掌造りの家々。
色のコントラストが本当に美しく、「世界遺産」として多くの人を魅了する理由がわかりました。
ここで少し、世界遺産検定2級で学んだことを。
白川郷が世界遺産として登録されている正式名称は、「白川郷・五箇山の合掌造り集落」。
1995年に世界文化遺産へ登録されました。
白川郷では、江戸時代末期から明治時代に建てられた合掌造り家屋が今も数多く残っており、そのうち59棟が世界遺産に登録されています。
でも、評価されたのは建物だけではありません。
住民の方々が今もこの集落で暮らしながら、茅葺き屋根の葺き替えを「結(ゆい)」という助け合いの文化で守り続けていること。
"昔の景色が残っている"のではなく、人々の暮らしと伝統が今も受け継がれている。
だからこそ、世界遺産として高く評価されているのです。
今回は夏に訪れましたが、この景色が雪に包まれる冬は、全く違う幻想的な世界になるんだろうな…と想像が膨らみます。
ただ、この日は本当に暑かったので、写真を撮り終えたら早々にシャトルバスで集落へ戻ることにしました(笑)
続いて見学したのは、合掌造り集落の中でも最大規模を誇る和田家。

建物の中に入ると、外の暑さが噓のよう。
特に2階は風が心地よく通り抜け、とても涼しく感じました。
さらに、外から眺めるだけでは分からない、合掌造りの内部構造や屋根裏の造りも見学でき、世界遺産を「見る」だけではなく「暮らし」も感じられる、貴重な体験になりました。
富山市ガラス美術館が想像以上だった
白川郷14:10発のバスで富山駅に向かい、15:30に到着。
ホテルでチェックインを済ませても、夕食の予約まではまだ時間がありました。
せっかくなら余った時間を有効活用しようと思い、本当は明日行こうと考えていた富山市ガラス美術館へ。
実は私、昔からガラス製品に惹かれる習性があります。
年末に松山を訪れたときも、道後温泉にある道後ぎやまんガラスミュージアムに吸い寄せられていました。
透明感のある美しさや、光を受けて表情を変える繊細な細工。
そんなガラスならではの魅力に、心を動かされているのだと思います。
館内では常設展示に加え、「Brilliant Collar」という特別展も開催されていました。
色とりどりの美しいガラス作品が並び、時間を忘れて見入ってしまいます。
展示されていた色鮮やかな作品の中から、WEST.のメンバーカラーを思わせるガラス作品を見つけては、思わず写真撮影。
「これ、はまちゃんっぽい紫!」とか自分だけの楽しみ方ができたのも、この美術館ならではの思い出になりました。
富山駅からも、路面電車を使えばアクセスしやすいので、観光の合間に立ち寄るスポットとしておススメです。
富山の夜は「酒と肴 和on」で、海鮮&日本酒で最高のペアリングを
富山の夜に訪れたのは、「酒と肴 和on」さん。
実はこのお店、テレビ番組『バナナマンのせっかくグルメ!!』で紹介されているのを見て、「富山に行ったら絶対に行きたい!」と思っていました。
クチコミ評価も高く、日本酒の品揃えも豊富。
日本酒好きの私には、まさに理想のお店でした。
17時30分に入店。
今回は事前にLINEで予約を入れていましたが、外の扉には「本日満席」の張り紙が。
人気のお店なので、確実に入りたい方は予約をお勧めします。
予約時にお願いしていたのは、「にせんべろセット」(2200円)。
日替わりのおつまみ5品と、ドリンク1杯が付いた、お得なセットです。


この日のおつまみは
・金時草(加賀野菜)のお浸し
・梅水晶
・いぶりがっこポテサラ
・ナスとピーマンの揚げびたし
・ごぼうの唐揚げ
という豪華なラインナップ。
金時草は初めて頂きましたが、若干ぬめりのある食感がモロヘイヤっぽい?と感じました。ねばねば好きとしては好きな味!
梅水晶は実は初体験!
WEST.の小瀧望くんが、よく注文するおつまみを「恋人」と呼んでるんです。
梅水晶もそのひとつ。
「これがのんちゃんの恋人かぁ~」と心の中でテンションが上がります。
サッパリコリコリ食感で、これも好き!
そして大好きないぶりがっこポテサラ!これはもう言うことない、優勝確定です。
ナスとピーマンの揚げびたしは、出汁がしっかり染み込んでいて、思わず「これ、家ではなかなか作れない味だなぁ」と感動。
最後にごぼうの唐揚げ!香ばしさとシャキシャキ食感が共存し、お酒がどんどん進む一品でした。
ここまででかなり満足度が高かったのですが、私のテンションを更にブチ上げるメニューを見つけました。

以前から一度飲んでみたかった、新潟の銘酒「あべ」。
それがなんと、グリーン・シルバー・ピンクで飲み比べできるではありませんか!
そんなん注文するしかないでしょう!

それぞれ微発泡だったり、香りや味わいが全く違っていて、「こんなに違うんだ」と驚きながら飲み比べを楽しみました。
追加で注文したお刺身三種盛りは、「富山らしいものにするね!」と大将自らがセレクトしてくれました。

運ばれてきたのは、バイ貝、カジキマグロの昆布締め、本マグロでした。
バイ貝は驚くほどコリコリした食感!こんなん永遠に食べられる。
本来は苦手だった本マグロ、生臭さが全くなくて、とろけるように消えていきました。びっくり!
そして今回、一番衝撃を受けたのがカジキマグロの昆布締め!
刺身なのに旨みがとても濃く、「昆布締めにすると、こんなにも味が変わるんだ!」と驚きました!
このときは「富山らしい=昆布締め」について、理由がわかっていなかったのですが…翌日の富岩運河クルーズで、その答えを知ることになります。
そして最後に、のんちゃんが『のんべぇさんぽ』で飲んでいた「勝駒」もいただくことができ、大満足!

料理、日本酒、お店の雰囲気、どれをとっても「また帰ってきたい」と思える、素敵なお店でした。
そして、旅は3日目へ。
旅の最終日は、富岩運河クルーズからスタート。
「水のエレベーター」と呼ばれる仕組みを実際に体験しながら、富山の水運の歴史をたどります。
そして、かつて北前船の寄港地として栄えた岩瀬地区へ。
古い町並みを歩きながら、この土地がどんな歴史を歩んできたのかを知ることができました。
そして、2日目に出会った「昆布締め」。
なぜ富山では、これほど昆布締めが親しまれているのか。
3日目は、その答え合わせも。
景色を眺めるだけでは見えてこなかった、富山のもうひとつの物語を探しに行きます。
