まとめ|自分の深淵を覗くプロンプト集①──【理解分解編】
まとめ編の続きです😅
☟ちょっと前に、面白いプロンプトを紹介しました✨
僕には作れない発想の数々(プロンプト群)、ぜひやってみてほしいです!
で、今回は……「僕らしいプロンプト」ってなんだろう?
と、考えたとき、僕のは「自分の思考の沼に沈むための重り」みたいなものが多いな~って思いまして😅
言うなれば────
「自分の深淵を覗く」プロンプト?
効率化? 時短? ……生産性?
そんなの全くなく、ただ単に「自己解剖」するためのプロンプト?w
ちょっとこの辺でまとめて紹介させていただきます💦
📢 自己分析系プロンプト(4選)
▼自己の想像力を可視化するプロンプト?
あなたとあの人の話が噛み合わないのは、
想像力の『向き』が違うからかもしれない?
そんな仮説から生まれた、自己分析と他者理解のための実験的プロンプトです。 既存の性格診断(静的なタイプ分類)に飽き足らず、「想像力という動的なエネルギーが、どこに向かって、どのくらいの深さで働いているか」を可視化しようと試みました。
🧪 このプロンプトの仕組み
AIに8人の専門家(臨床心理士、哲学者、戦略コンサルタントなど)の人格を降臨させ、あなたの発言や過去の記事を多角的に解剖します。
分析の指標は以下の通り。
想像力の「ベクトル(5軸10方向)」
時間軸(過去 ⇔ 未来)
自他軸(内向き ⇔ 外向き)
現実軸(具象 ⇔ 抽象)
感情軸(肯定 ⇔ 否定)
動機軸(遊戯 ⇔ 実用)
想像力の「階層(4段階)」
Lv.1 再現(まねる)→ Lv.2 結合(つなげる)→ Lv.3 法則化(みぬく)→ Lv.4 再設計(つくりだす)
🧠 何が分かるの?
単なる「強み・弱み」ではなく、「あなたの思考OSの癖」が浮き彫りになります。 さらに、このベクトルを知ることで、「なぜあの人とは“同志”になれるのか?」「なぜあの人とは“すれ違う”のか?」という相性の幾何学も見えてくる……かもしれません。
🔧 使い方
2種類のプロンプトを用意しました。
対話型: AIとの壁打ちを通じて、リアルタイムに想像力を測定する(オススメ)。
成果物型: 自分のnote記事などを読ませて、そこに含まれる想像力を分析させる。
さぁ、あなたの想像力は、どの方角へ伸びているでしょうか?
▼自分の文章の深層を可視化するプロンプト?
その記事、本当に人間が書いたものですか?
NotebookLMのような高度なAI分析が当たり前になった今、あえて「AIに文章の構造を徹底的に解剖させる」ことで、書き手の魂や、もしかしたら潜んでいるかもしれないAIのゴーストまで暴き出す……そんな「文章の法医学」的プロンプトです。
🕵️ このプロンプトの仕組み
AIに「編集者」と「エンターテイナー」の2つの人格(ペルソナ)を与え、さらに内部で7名の専門家チーム(構造分析家、テキスト心理学者、AIフォレンジックなど)を動かして、あなたの記事を5段階で深掘りします。
【Phase 1:ミクロ分析】 記事を部品(レイヤー)に解体し、それぞれの役割を特定。
【Phase 2:マクロ分析】 読者をどう誘導し、感情をどう動かす設計(ジャーニー)なのかを透視。
【Phase 3:Whyの解明】 なぜこの構造なのか? 著者の「癖」か、それとも計算された「罠」か?
【Phase 4:個性の特定】 文章のリズムや密度から、著者の「声色(Voice)」を分析。
【Phase 5:AI介在度の検出】 最後に、「不自然な均質さ」や「感情の断絶」を検出し、AIが執筆に関与した痕跡(ゴースト)をプロファイリング。(※これは現実的に難しいので微妙です💦)
🧠 何が分かるの?
ただの感想ではありません。 あなたの書いた記事が、読者の脳内にどのように「アイデア(インセプション)」を植え付けようとしているのか。その構造的な戦略と、無意識に漏れ出ている人間味(またはAI味)が丸裸にされます。
🔧 使い方
紹介するプロンプトをAI(ChatGPTやGeminiなど)にコピペ。
「分析する記事のURL」または「テキスト」を渡すだけ。
あとはAIが対話形式で、あなたの文章を楽しく、かつ容赦なく解剖してくれます。
自作の記事で試して「自分の手癖」を知るもよし。 気になるあの人の記事を分析して「魔法のタネ」を探るもよし(さすがに、他人の記事を読ませるのは倫理的にどうかと思うので、試しに僕の記事を使ってください😅)。
さぁ、あなたの文章の「深淵」、覗いてみませんか?
▼思考の“3Dコンパス”と57の魔法の問い?
「深く考えろ(抽象)」と言われても、「具体的にしろ(具体)」と言われても、答えが出ないことってありませんか?
それはもしかしたら、思考が「上下運動(UP/DOWN)」だけで行き詰まっているからかもしれません。 このプロンプトは、そこに見落とされがちな「第3の方向=拡張(SIDE)」を加え、思考を3次元(3D)でナビゲートするための羅針盤(コンパス)です。
🧭 このプロンプトの仕組み
あなたの文章を読み込み、AI(認知科学編集者)が以下の「3D思考コンパス」を使って、思考のクセ(OS)を解析します。
【UP】 天空(抽象・意味): Why? For what?(本質、哲学、定義)
【DOWN】 地面(具体・実効): How? When?(事実、数値、行動)
【SIDE】 平原(拡張・遊び): What if? Like what?(比喩、アナロジー、IF)
さらに、あなたの思考パターンが以下のどの「型」に近いかも判定します。
ストーリーテラー型: 「もし〜なら(SIDE)」から物語を紡ぐ。
プロブレムソルバー型: 「事実(DOWN)」から解決策を導く。
イノベーター型: 「本質(UP)」から破壊的創造をする。
フィロソファー型: 「問い(SIDE)」から宇宙(UP)へ抜ける。
🧙♂️ 何が分かるの?
自分の「得意な思考ルート」と「詰まりやすいポイント」が一目瞭然になります。 そして、行き詰まった時に「今の自分に足りない問い」を、全57種の「魔法の問いリスト」から処方してくれます。
「企画が面白くない…」→「具体(DOWN)ばかりだから、少し遊んで(SIDE)みよう」 「考えがまとまらない…」→「妄想(SIDE)しすぎだから、一度地面(DOWN)に降りよう」
そんな風に、自分で自分の脳のギアを切り替えられるようになる……はずです。
🔧 使い方
プロンプトをAIにコピペ。
自分の過去のnote記事や文章をいくつか貼り付ける。
あとはAIがあなたの思考地図を描き出し、最適な「問い」を投げかけてくれます。
論理(Logic)を突き詰めた先で、自分だけの「答え(Reason)」を見つけたい方へ。 思考の次元拡張の旅、いかがですか?
▼謎のプロンプト『脳内OSデコーダー』?
あなたは「言葉」で考えていますか?
それとも「映像」で考えていますか?
「そんなの、言葉に決まってるでしょ?」と思った方。 あるいは、「えっ、普通は映像じゃないの?」と思った方。 その当たり前が、実は人によって全く違うOS(オペレーティングシステム)で動いているとしたら……?
このプロンプトは、あなたの脳内で動いている「認知のOS」を解析し、その特性(ビジュアル・シンカーか、言語・シンカーか、etc.)を可視化する『脳内デコーダー』です。
🧠 このプロンプトの仕組み
最新の脳神経科学(腹側路/背側路説など)をベースに、AIが「認知の探偵」となってあなたにインタビューを行います。 「昨日の晩御飯を思い出して?」といった質問に対するあなたの答え方から、以下の6つの思考回路(6軸)の強弱を測定します。
物質(Material)軸: 世界を「色・質感・直感」で捉える(写真タイプ)
具体: 写真のような記憶力
抽象: 詩的なメタファー思考
空間(Spatial)軸: 世界を「構造・配置・動き」で捉える(3D図面タイプ)
具体: 地図読み、身体感覚
抽象: システム思考、ロジックの構造化
言語(Verbal)軸: 世界を「論理・物語・順序」で捉える(辞書タイプ)
具体: 正確な事実記述、マニュアル
抽象: 哲学、定義、Whyの追求
🧬 何が分かるの?
単なる「右脳派・左脳派」診断ではありません。 「なぜ、あの人の説明は分かりにくいのか?」 「なぜ、自分はマニュアルを読むと眠くなるのか?」 といった、日常の「認知のズレ(フリクション)」の正体が分かります。
さらに、あなたのOSに合わせた「生存戦略(取扱説明書)」も出力されます。
学習法: テキストより動画? まず図解する?
仕事術: 才能が光る役割と、死ぬ役割は?
回復法: 脳が本当に休まるリフレッシュ方法は?
🔧 使い方
プロンプト1(実行命令書)をAIに渡す。
プロンプト2(データベース)をAIに渡す(これが脳科学の知識データです)。
AIからの質問(インタビュー)に答えていく。
最後に「私ってどんな思考者?」と聞くと、AIがあなたの脳のクセを「メタファーの建築家」や「超高性能なNetflix」といったユニークな言葉で解説してくれます。
自分の脳の「スペック表」、手に入れてみませんか?
▼おわりに
今回紹介した4つのプロンプト。 並べてみて改めて気付いたのは、これらが「一般的な自己分析」とはちょっと違ってて、ある種、異常な視点で作られているのかもしれない🙄
普通の自己分析が「自分は何が好きか?」「自分はどんな性格か?」という「情緒」を問うものだとしたら……。 僕のプロンプトは、「自分というシステムはどう動いているか?」という「構造」を執拗に問うてしまう傾向があるようです💦
想像力のベクトル: 感情を「物理法則(ベクトル)」として計測する。
文章の解剖: 書かれた想いを「建築構造」として図面化する。
思考の3Dコンパス: 悩みを「空間座標」としてマッピングする。
脳内OSデコーダー: 才能を「処理回路(ハードウェア)」としてスペック表にする。
言うなれば、「自分自身をリバースエンジニアリング」する試みです。
なぜ、そこまでやるのか?
たぶん、それは、自分の「カタチ」を正しく知らなければ、自分を正しく「乗りこなす」ことができないって思ってるからかも💦
「なぜ、あの人と話が噛み合わないのか?」
「なぜ、この作業はこんなに苦痛なのか?」
その原因を「性格のせい」にして諦めるのではなく、「OSの互換性」や「処理回路の違い」として構造的に理解できれば、そこには必ず「対策」が生まれます。
「深淵を覗く」というのは、暗い底を見るという意味だけではありません。 自分という複雑怪奇なシステムの「裏側の仕組み」を覗き込み、バグも仕様も全部含めて面白がること!
今回紹介したプロンプトが、あなたの「自分」という乗り物を、より快適に、より遠くへ走らせるためのメンテナンスキットになれば幸いです。
ぜひ、AIという鏡を使って、あなた自身の「深淵」を覗いてみてください。 そこには意外と、面白い景色が広がっているかもしれませんよ?
さて、今日もお付き合いいただきありがとうございました。
この問いが、あなたの新たな“問い”の入り口になれたなら幸いです。
蛇足:
最後に、ひとつだけ注意書きをさせてください!!
今回紹介したプロンプト群は、ある種の “劇薬” です💊
自分の構造を可視化するのは面白いですが、それは「自分を定義する」行為と表裏一体です!
ただ、覚悟のないまま、メタ認知が未熟な状態でこれを使うと、AIがもっともらしく提示した「あなた」という像に、本人が飲み込まれてしまう……そんな「記号化の呪い」にかかるリスクを、僕はすごく危険視しています😫 (ここの読者の方々は、どちらかというと “あそび” を持って楽しめる人が多い気がしているので心配してませんが!)
なので、もしこのプロンプトを他の方にシェアする場合は、どうか「取り扱い注意」でお願いします。 その「呪い」の正体と、解毒剤となる考え方については、過去のこれら記事から伝わるかなと思います。
📢 参考記事:
『AI伴走|性格診断してみる?──記号化の呪い』
『AI伴走|自己分析する“力”の分析?』
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