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呼ばれて、泊まって、飯まで出た!片道8時間の村の祭り!今年も行ってきた|メキシコ・オアハカ

こんにちは、オアハカ在住のさるです。

観光目的ではなく、地元の人たちだけで回っている村祭りの裏側の話。
今年も呼ばれて行ってきました。

同行させてもらったグループ

3月29日の夜、スプルバンにダンスグループのみんなと乗り込んで、弾丸でオアハカ市から片道8時間のSan Juan Cacahuatepec(サン・ファン・カカワテペック)のお祭りに行ってきました。

なので、noteの更新が珍しく止まってました。笑

毎年、この時期に2週に渡って開催される大きなお祭りで。
私も、Santiaguito Etla(サンティアギート・エトラ)のダンス・グループに同行させてもらい3回目の参加です。

事のはじまりは、3年前。
愛犬が虹の橋を渡り、悲しさで家にいたくない気持ちもあり、いままで行けなかったオアハカの村々をこれから訪問するぞ!と心に決めたのです。

で、このSan Juan Cacahuatepec。
オアハカからの直行バスとかほとんどなくて、各村を経由して乗りかえて到着するほど、交通の便があまり良くないのです。

主催者から招待されたのはいいけど。行き方わからん。
どうしよう?とFBでつぶやいてみたところ、友達の一人が、Santiaguitoのグループがオアハカから行くから、リーダーに声かけたら?と連絡先を教えてもらった。

その時に、初対面なのに快く「バスに席が余っているから大丈夫だよ〜」と。

到着したら
「心配しないで。宿泊も食事も僕たちと一緒に行動しよう」
とまで言ってくれたんです。

海のものとも山のものともわからん日本人なのに、すごく良くしてもらって感謝しかなかったです。

あれから3年、イベントがあれば声をかけてもらい、私は私なりに写真で恩返ししたいと精進しています。

ちなみに、私は受けた恩もあだも3倍返しです。笑

自分に置き換えたら気づくかもだけど、
いきなり、知らない海外の人に「私もお祭りに行って写真を撮りたいんです」って言われても
「はい、いいですよ」って言える?

私は、言えない。初めに身構えちゃう。(人の心とかないんか?笑)
自分たちの文化を外の人にも知って欲しいという、思いが強くなければ難しいと思う。

そういう意味からも、いくつものダンス・グループのリーダーを見ているけど、みんな本当に人格者が多いと感じる。

あのメキシコ人達(失礼)をまとめられる、怒らない、冷静に対応できる。
感謝と礼儀がちゃんとしている、そんな人が多い印象です。

このオアハカ市内から遠く離れたサン・ファン・カカワテペックは、山岳にひっそりとある村で、美しい時計台があり、オアハカ市内ではみかけない南国フルーツも多い。
そして、グイグイくる距離感&親切な人が多い場所です。

お揃いTシャツ素敵

今年は、訪問先のお庭にスターフルーツとジャックフルーツがなっていてびっくりしました。
場所によって気候が全く違う土地土地の魅力がたまりません。

去年見せてもらったカシューナッツの実
ジャックフルーツ
スターフルーツ

さて、この弾丸訪問についてですが。

今回は、往復500ペソのみの出費。
ホテルと食事は主催者側が用意してくれます。

毎年大きなバスなのですが、今年は予算削減なのかハイエースを借り切って出発!

しかし、満席&踊りで使う小道具も一緒に詰め込むため、車内はギュウギュウ。
目の前には、張り子のトリート(牛ちゃん)が陣取っています。
圧迫感すごい。笑

オアハカを夜23時に出て、朝6時半に到着。リクライニングも効かず、寝れず、若さ溢れるダンサーさんたちの体力になかなか付いていけない私。笑

到着すると、地元の若者たちが招待した村のグループのお出迎えから、お見送りまで、アテンダントをしてくれます。

到着後、朝食前にパンとコーヒーをごちそうになります。
オアハカって村によってパンに特徴があるから、楽しみの一つです。

オアハカ市内で見ないパンも

先にリハーサル。
この時間になると、各地から続々と参加グループが集まってきます。

そして、朝食。
いつも、美味しいごはんを出してくれるレストランへ。
今日の朝ごはんは卵の赤いソース煮込みです。
トルティージャとの相性が抜群なんです。
ちなみに、フォークもスプーンもないのでトルティージャをちぎって、おかずをつまんで口へ運びます(難しい!)

その後、ホテルへ。
ダブルベッド2台に5人。2-3で寝るスタイル。笑
シャワーとトイレはあるけど、タオルはなし。
トイレットペーパーは一部屋に1巻だけ(足りない。笑)

みんなが1時からの「歓迎お昼ご飯」に間に合うように衣装に着替える中、私は撮影に備えて爆睡。

この村、ほんと蒸し暑いので。食べて寝ないと体ヤバいです。

私が寝てる横で準備してるみんな、本当にすごい。
夜行バス移動でも普通に動けるメキシコ人、やっぱりタフ。

で、招待されたグループには、村の一般家庭が持ち回りでごはんを用意してくれるのです。なので3年間全部違うお家でご馳走になってます。

メキシコには、mayordomo(マジョルドーモ)と呼ばれる祭りの責任者がいて、そのほか補佐的な人がいて協力して祭りを開催。
この仕組みがちゃんと回ってる。

マジョルドーモは祭りの費用や運営を一身に担う「守護聖人(祭り)の主催者」。多大な出費と奉仕を伴いますが、村での信頼と名誉を得る重要な役割です。

余談:昔、三船敏郎が演じた映画「アニマス・トゥルハノス(価値ある男)」で主人公がなりたかったやつね。

遠く離れた日本の祭りにも運営が似ていると思う。

今回はリーダーと親しいご家族で、最初から和気あいあい。
ご家族の笑顔が最高。

お昼は、ビール、豚足(最高)、そして甘めのモレ。
いつもはもっと辛いのだけど、お客用に甘めにしたとか、その気遣いも含めてすべて心地よかったです。

この地方のモレ、フリフォーレス、ココナッツ入りバターライス

食事が終わると、いよいよパレード出発地点へ。

顔見知りの参加グループも多いので、いきなり挨拶合戦がスタート。笑
今回も、プエルト・エスコンディードのグループや、過去に繋がった人たちと再会できて嬉しい。

こういうとき、ちょっとだけ日本人で良かったなって思う。
一目で覚えてもらえるから。笑

ただ、最終的に評価されるのは「珍しい日本人」ではなく「仕事」だと思う。
写真を見て喜んでもらって「また来て」と言われるまでがワンセット。
彼らの役に立つこと。感謝を伝えること。
旅先でも「いつか恩返ししたい」じゃなくて、その場で返す。
小さくてもいいからが私流。
それで、良い関係が構築されることも多い。

ここから撮影大会スタート。笑

自分の踊りが終われば、みんなホテルで着替えてそのまま楽しむ。
最後まで、お行儀よくちゃんと座って見てたりはしない。笑

夜中まで元気に祭りを楽しむメキシコ人を横目に、私は早めに就寝。

翌朝、みんなはそのままプエルト・エスコンディードの海へ。
マジで元気!!!

私は写真編集のため、みんなと別れてオアハカへ戻ります。
交通費はもちろん自腹の350ペソ。笑

ここ、便乗して海行けよ!って話なんだけど。

海で遊ぶより、数時間でも早くみんなにお祭りの写真を届けたいんだよ。笑

今年の弾丸訪問も無事に終了。
また来年も訪問したいと思います。

オアハカは、山を越えるだけで気候が変わる。
この多様さが文化の豊かさにつながってると感じます。

観光では見えない、とよく言うけど。
正確には「関係がないと入れない世界」

観光用の祭りも好きだけど、村の人のために続いている祭りは、見えるものがまったく違う。

だからこそ、受け取るだけで終わらずに、彼らの文化を紹介しつつ、これからも写真で返していこうと思います。

そして、これからもオアハカのリアルをnoteで記録していきます。


▼スピードは愛である。
できるだけ早く届けることも、大事にしていることのひとつ。

▼オアハカ観光&ローカル・ルールも紹介

▼プエルト・エスコンディードのお祭りに招待された話。


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