見出し画像

伝説の未確認生物「機材マウント爺」に遭遇したら聞きたい。「どんな写真を撮っているんですか?」

こんにちは、オアハカ在住のさるです。

先週のオアハカは、ゲラゲッツァの季節でした。
いつも以上にカメラを持って街を歩いている人も多い。
撮影のため、プロカメラマンも大勢いた。

オアハカでずいぶん長く写真を撮っているけど、最初は高倍率ズーム付きのコンデジだった。

その後、一番長く付き合ってきたのはマイクロフォーサーズ。
ミラーレス一眼の中では、センサーサイズが小さいタイプだ。

でも、現地のカメラマンたちに「その機材じゃダメだ」と言われたことは一度もない。

たまに、愛機がクラシックタイプのZfとOM-5だから「フィルム?」と聞かれることはある。

私はいまの愛機に満足しているけど。
どのカメラで、どんな写真が撮れるかはすごく知りたい。

でも、色々なカメラを試せるほど、潤沢な資金はない。

だから、知らない人にいきなり「なんのカメラ使っているんですか?」とよく声をかける。(こらこら)

この前も、MAMIYAの古いカメラで撮影している人に声かけて。
インスタとかスマホで写真を見せてもらった。

欧米写真家さんに見せてもらったカメラ
祭りで知り合ったカメラマン
なぜ、MAMIYA C330が人気なんだろ?

うぁー。いいね。

と、カメラ絡みの色々な話はする。
でも私から、自分のカメラ機材の話はしない。

そもそも機材に詳しくはないし。笑

好きなカメラは人それぞれだし。
だから、たくさんのカメラとレンズが売られているわけだし。

ちなみに、見たことないカメラや大きな望遠レンズを見かけると、撮影が終わるまで待って話しかけることもある。

リュックからすごいレンズ出てきた
もちろん質問攻め&周りも便乗で値段の話に。笑


さて、日本のカメラ界隈の話を聞いていると、どうやら伝説の生き物が存在するらしい。

その名も、「機材マウント爺」である。
※なお、この生き物は爺に限らない。近年では若手~中年個体の目撃例も報告されているらしい。

生息地は、日本全国。

大型家電量販店、撮影会、カメライベント、そしてインターネット。

遭遇すると、突然こう話しかけてくるという。

「フルサイズじゃないとダメだよ。」

「やっぱり一眼レフだよ。」

「単焦点使わないの?」

「そのレンズ暗いね。」etc…

なんだろう。イラっとする。笑

勝手に、人の機材を評価しているし。

しかも、言われた方は
「一言もアドバイスを求めていない」らしい。笑

さらに、機材マウント爺の特徴として、自分の機材の話は延々とするのに、作品を見せてくれないことがあるらしい。

え?

写真って、作品じゃないの?

私は、写真に関しては割とシンプルだ。

その人がどんなカメラを使っていようが、正直どうでもいい。

私が知りたいのは、「どんな写真を撮っている人か」だ。

だから、もし私が機材マウント爺に遭遇したら、たぶんこう聞くと思う。

「どんな写真を撮られているんですか?見せてください。」

今の時代、Instagramでも、スマホの中でも、何かしら写真は残っているだろう。

「やってないんだよね。」
「いま、写真ないんだよね。」

と言われたら、

「残念です。作品を拝見していないので、色々言われても…実力がわかりませんしねー。」

と返すと思う。笑

私の中で、写真って最終的には作品だから。

「うわぁ、いいなぁ」と思う写真を撮る人なら、スマホだって構わない。

逆に、100万円の機材を持っていても、心が動かなければ、写真を見た瞬間「ふーん。」とお気持ちが顔に出ると思う。
(嫌な感じだな)

…だから機材マウント爺は作品をみせないのか?(こらっ!)

高価な機材を使っていても、写真を見せた瞬間に「あれ?それでこれ?」と思われたら、プレッシャーは大きくない?

オアハカの祭りで、エントリークラスのカメラを抱えた現地カメラマンが、思わず唸るような一枚を撮っていることもある。

被写体からも遠く、特別でもない場所から
すごいいい写真を撮る人もいる。

ルチャリブレ会場で、iPhoneで遠くから撮影した小学生の写真が良くて「めっちゃいいねー」って普通に褒めちゃう。

だって、自分の中でのいいものはいいんだし。私には撮れない1枚だ。

結局、私は機材ではなく、その人が撮った写真がどんな写真なのか見たい気持ちの方が強い。

もちろん、機材を語るのは楽しい。

新しいカメラを買う人と、これは?あれは?とやり取りしてる時はとても楽しい。

私も、Nikon Zfを手にしたときは嬉しかった。

でも私、カメラやレンズの性能を数値で説明されても全然わかんないんだよね。笑

写真って数値じゃ語れない部分多くない?

F値が暗いレンズでも、ここまで撮れるんだ!!ってびっくりした経験もあるし。

まじで「その機材じゃダメだ」と言う前に、自分の撮った写真を「撮影サンプル」として提供して欲しい。(こらこら)

ちなみに私は、自分の写真には愛着がある。

写真への意見はひとつじゃないので、人に「ふーん」と思われても気にしない。笑

SNSでいいねがつかない。万バズしないなど、あまり気にしたことはない。
(でも、バズったら嬉しい。笑)

人の写真を見る時も、SNSの数字より、素敵―!と思える写真に「いいね」を押すタイプ。

そして私は、これからも「うわぁ、いいなぁ」と思わせてくれる一枚に出会いたい。そして、どんな機材で撮ったのかも知りたい。

もし、日本のどこかで機材マウント爺に遭遇したら、ぜひ聞いてみてほしい。

「ところで、どんな写真を撮られているんですか?」

もしかしたら、その瞬間、一番静かになるのは、カメラのシャッター音ではなく、相手の口かもしれないよね。

▼こちらも、合わせてどうぞ。お祭りを撮るということ

▼私がオアハカへ飛び込んだ日の話


いいなと思ったら応援しよう!

さる。オアハカの人 役に立った!面白かった!と思っていただけたら、村へ足を運び、人に会い、オアハカを届け続けるための応援をいただけると嬉しいです。