見出し画像

国立国会図書館にZINEを納本してきた話

国立国会図書館にZINE(※自主制作冊子)を納本できることを知った。


国立国会図書館!!


その響きと共に思い浮かんでくる漫画や小説。

ワンピースのオハラ編。
図書館戦争。

本を守る。歴史を残す。それが市井人の声でも。

納本された出版物は、現在と未来の読者のために、国民共有の文化的資産として永く保存され、日本国民の知的活動の記録として後世に継承されます。

https://www.ndl.go.jp/collect/deposit
国立国会図書館
 納本についてより


「よし、納本しよう。」



勝手に納本することを決めてから、納本制度について調べてみた。(順番が逆)

▲詳しくは国立国会図書館サイトにて


色々気になるところ(個人で納本できるのか?とか発行部数に制限はあるのか?とか)はサイト内にわかりやすく説明があった。

・頒布を目的として相当部数(通常100部以上)を刊行した、国内発行の出版物です。

・発行の日から30日以内に納めなければならないと定められています。ただし、30日以上経過してしまった場合でも納入は可能ですので、未納入に気づいた段階で納入してください。

同サイトより一部抜粋


ちなみに電子書籍の類も納本することが可能で、その場合は手続きが異なる。私の場合、同じ内容の書籍を電子書籍とZINEのどちらでも販売していることで累計販売実績が100冊を超えているので、ZINE版を納本することに。

(3)納入義務対象から除外する資料

以下のものは、納入義務の対象から除外されます。
・機密扱いのもの
・書式、ひな型その他簡易なもの(各種案内、ブログ、短文投稿サイト、商品カタログ等)
・内容に増減・変更がないもの
・申込み・承諾等の事務が目的であるもの(電子商取引等)
・収集済みの紙の図書・雑誌と同一版面である旨の申出があり、当館が確認したもの ←

国立国会図書館サイトより引用


兎にも角にも行ってみれば分かるだろう。納本経験のある方のnoteを読んでイメージトレーニングに励む。

▲こちらの方の記事が分かりやすかったです



「よし!納本に行こう。」


すでに発刊から2年近く経過しているZINEを手に、永田町へ向かった。


🚃🚃🚃


永田町駅の地図は重厚なラインナップ
国会図書館は2番出口


2番出口は階段なので注意


曇り空の国会図書館前


国会議事堂の屋根がチラリ



利用者は東側の利用者入口へ向かうが
納本受付は西側の通用口へ


こっちこっち


あった!


入口の守衛さんに「納本に来ました」と言うと「初めてですか?」と問われて、頷くと丁寧に案内してくれた。


いざ、納本受付へ


ここだ。


初めて作ったZINEを納本しに来ました


手続き自体は本当に簡単で、書面にタイトルや名前を書くのみ。発行部数だとかも聞かれずに、判子を押印してもらい「お願いします」とお渡ししてきた。あっさり。


受領印を押してもらった!



この中に、私のZINEが納本されているのか。


時間にして5分足らず。
一瞬だった。


だけど、私がこの世からいなくなってからもこの本は残り続ける。そのことを実感してしばらく外から図書館を眺めてボーッとした。一生に一度あるかないかの時間だと思う。


いつか、算数障害という言葉じゃなくなるかもしれない。未来に、「数字だけがどうしても理解しにくい特性」の当事者目線の本が残せた。よかった。なんだか、役目を果たしたみたいな満足感でいっぱいになる。


記念に📷




何日か後、国立国会図書館のサイトで蔵書検索を行うと『算数障害の人が見ている世界 ペーパーバック版』としてZINEが納本されていた。


kindle、note、ZINEと気になったことはとりあえず試してきて2年。納本も気になったからやってみた。たった5分の手続きが(実際は往復で時間かかってるけど)この先ずっと先の未来まで続く足跡になっている。

想像していなかった未来すぎる。
でも、良かった。
全部やってよかったと思える。

そんな1日を記録に残す。



せっかくきたので、東側へ移動して利用者登録をして調べ物をしてみたのだけれど、その話はまた後日。

▽調べ物をした話はこちら



なお、納本に行った際に先客がおり、年配のおじいさんが自費出版したらしい書物を大事に撫でられてから「お願いします」とお渡ししていた。

一緒に書庫に運ばれたんだろう。




──── P R ────


noteメンバーシップでは表では言いづらいことをごにょごにょ叫んでいます


プロフィール 
ポートフォリオ
エッセイ集

いいなと思ったら応援しよう!

本田すのう 本田すのうは皆様からのご支援で活動を続けています。