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ジェームズ・タラリコ民主党候補を日本の大学神学部准教授が批判

ジェームズ・タラリコ民主党候補を「宗教の政治利用」と神学部准教授が批判。学者としての意見だと思いますが少し残念。*写真はテキサス州の下院議員Xアカウントより転載


聖書の政治利用?

アメリカ合衆国の中間選挙が今秋行われます。もっとも注目されているのがテキサス州での上院議員選挙。民主党候補が長老教会(PCUSA)神学生のジェームズ・タラリコ元中学校教員。共和党候補がトランプ大統領の強い支持を受けた保守強硬派(MAGA派)のケン・パクストン州司法長官。

日本の神学部准教授はX(ツイッター)アカウントでジェームズ・タラリコ民主党候補を批判しています。

今年(2026年)2月19日には「右派の聖書の用い方(ナショナリズム、シオニズム)に問題があるのは言うまでもないですが、左派のタラリコの聖書の政治利用(受胎告知を中絶肯定の根拠にするなど)にも問題があります。この双方に批判的な勢力も左右両方にいますので、全体のダイナミクスを見ることが重要かと思います」と。

5月24日には「テキサス州上院議員候補タラリコは、現政府のキリスト教ナショナリズムへの対抗軸として、政教分離を訴える民主党新人として持ち上げられています。けれども過去の演説を見る限り、自身が推進したい中絶賛成政策を聖書で根拠づける発言を行なっている等、一貫性がないようにも見え、私は懐疑的です」と。

5月25日には「タラリコ氏が極左だとは全く思わない上に、そうであっても問題ないのですが、聖書の用い方はだいぶ恣意的だと思っておりまして、右左どちらであっても、宗教の政治的利用はやめた方が良いと思っております」と。

聖書の用い方が恣意的?

テキサス・オブザーバーが先週の水曜日(2026年6月3日)にデヴィッド・R・ブロックマン博士によるウェブ記事『「偽クリスチャン」? それとも真のクリスチャン?』 を配信しました。

ブロックマン博士によると、「この若き政治家兼神学生に対するMAGA支持派キリスト教徒の反応を見ると、まるで反キリストが上院議員選に出馬したかのようだ。『悪魔的』『偽キリスト教徒』『冒涜的』『極めて過激で極端な見解』などと非難されている」と。そして「ニュースマックスの司会者の中には、彼が『聖書から偽の箇所を歪曲し、歪曲して利用している』と非難する者もいた」と。

とくにジェームズ・タラリコ民主党候補が、過去に神を「ノンバイナリー」と表現したことでトランプ大統領やトランプ支持者からの激しい批判にさらされています。ブロックマン博士によると、ジェームズ・タラリコ民主党候補は後に「性別を超越した存在」という意味だったと釈明したそうです。

日本の神学部准教授の「聖書の用い方はだいぶ恣意的だ」との指摘はアメリカでも賛否両論があるようです。とくに准教授がタラリコ候補の聖書解釈を「恣意的」と評した「受胎告知を中絶肯定の根拠」にした問題は、過去のことで具体的には知らないのですが、多くの批判があるようです。

しかしジェームズ・タラリコ候補は「宗教の政治的利用」などしているとは思えません。過去のことまで検証していませんが、少なくとも現在の公式ウェブサイトなどをみるかぎりは、ジェームズ・タラリコ民主党候補が政治的利用をしているとは思えません。

その理由については、note記事「ジェームズ・タラリコ候補は聖書を用いてキリスト教ナショナリズムを批判」の中で詳しく書いています。

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