【利益相反管理実務(1)】はじめに─アカデミアの利益相反管理を実務から考える
私は、2014年から、大学職員としてアカデミアのリスクマネジメントに関わってきました。研究経験と法務の知見を背景に、現在は、大学インハウス弁護士として、組織ガバナンスとリスクマネジメントの実務に携わっています。
利益相反管理は、多くの大学で「重要だと分かっているが、整理が難しい」領域です。ポリシーは整備されていても、組織として構成員の何をどこまでどのように把握すべきか、異変を察知したとしてどのように対応すべきか、そもそも利益相反リスクとは何を指すのか。実務担当者は日々判断に悩んでいます。
ですが、アカデミアの利益相反管理を、体系的かつ実務目線で分かりやすく整理した書籍は多くありません。
そこで、本noteでは、アカデミアの利益相反管理について、制度設計と実務の両面から整理していきます。必要に応じて、海外事例にも触れます。
なお、本noteではガバナンスや大学のリスクマネジメント全般についても扱いますが、利益相反管理の解説を一つの柱として継続的にまとめていく予定です。
まずは、「アカデミアの利益相反管理とは何か」から始めます。これから、どうぞよろしくお願いいたします!!!
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