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長くて固いメール、送る前に一呼吸:AIに「読みやすく」直してもらう

取引先へのお礼、お詫び、お願いごと。メールを書いたはいいけれど、読み返すたびに「長いな」「固いな」「これで伝わるだろうか」と気になって、直してはまた長くなる。送信ボタンの前で、つい手が止まる。——多くの経営者が、毎日のように小さく時間を取られているところです。

文章を一から書くのは大変ですが、すでに書いたものを「読みやすく直す」のは、AIがとても得意な仕事です。

もし新しく入った社員に頼むなら、こう言うはずです。「これ、意味は変えずに、もう少し短く読みやすくしておいて」。AIへの頼み方も、まったく同じでいいのです。物知りだけれど、あなたの会社のことは知らない新人。だから「どう直してほしいか」を一言添えるのがコツです。


まず、書いた文章を「直してもらう」

自分が書いたメールの文面を、そのまま貼り付けて、こう頼みます。

📋 そのまま使える頼み方 「次の文章を、意味は変えずに、短く読みやすく直してください。同じことを言うのに、もっとやさしい言葉と短い文に。——(ここに自分の書いた文章を貼り付け)」

ゼロから書かせるのではなく、自分の文章をたたき台として渡すのがポイントです。あなたの言いたいことや事実はそのまま残り、回りくどい言い回しや重い言葉だけが整います。出てきた文を読んで、「ここはこのまま」「ここは直す」と選べばいい。

なお、貼り付ける前にひとつだけ。社外秘の取引内容やお客様の個人名が入っているときは、その部分を「○○社」「△△様」と伏せてから貼ると安心です。新人にいきなり機密書類を渡さないのと同じ感覚で。

どれくらい楽になるのか

たとえば、取引先へのお詫びメールを書くとします。

これまでなら、失礼がないようにと言葉を選び、何度も読み返しては書き直す。長くなりすぎたかと削り、削りすぎたかと足し——気づけば一通に30分。送ったあとも「あの言い方で大丈夫だったか」と気になる。

AIに頼むなら、思いつくまま一度書いて、それを貼って「読みやすく」と言うだけ。数分で整った下書きが返ってきて、あなたの仕事は一から悩むことではなく最後に目を通して整えることに変わります。一通あたりは小さな差でも、メールは毎日積み重なります。肩の荷の軽さが、まるで違ってきます。

もう一歩、「誰に・どんな文体で」を添える

入口に慣れたら、何のための文章で、どんな文体にしてほしいかを最初に伝えると、ぐっと精度が上がります。

📋 そのまま使える頼み方(もう一歩) 「これは取引先へのお礼メールです。長く付き合いのある相手なので、かしこまりすぎず、でも礼を欠かない文体で。3〜4文くらいの短さにまとめてください。——(ここに自分のメモや下書きを貼り付け)」

「お礼なのか、お詫びなのか、お願いなのか」「相手は誰か」「どれくらいの長さか」。この3つを先に伝えるだけで、返ってくる文の感じが大きく変わります。気に入った頼み方は「自社の定番」として保存し、次からは中身を貼り替えるだけにしましょう。

ただし、出てきた文を鵜呑みにしない


⚠️ ここが危ない AIは読みやすく直すついでに、こちらの意図を少し変えてしまうことがあります。「お願い」が「催促」のように強くなったり、逆に大事な一言が削られたり。特に日付・金額・約束ごと・相手の名前は、整える拍子に変わっていないか、元の文と必ず突き合わせてください。それから、整えすぎて他人行儀になり、あなたらしさが消えることも。「文章を整える」のはAI、「これで送ると決める」のはあなたです。

次の一歩:もっと伝わる文章にしたくなったら

文章を整えるコツがつかめてきたら、ここから読み進めてみてください。

AIへの頼み方そのものを、もう少し上手くしたいなら:

長い資料を、読む前に要点だけつかみたいなら:


まず24時間以内に、これだけ

今日これから送るメールを1通、書き終えたら送信せずに、上の頼み方に貼り付けてみてください。「意味は変えずに、短く読みやすく」。返ってきた文と自分の文を見くらべる。それだけで、「直してもらう」という使い方の手応えが、一度で分かります。