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同じAIでも答えが段違い:良い頼み方になる「4つの一言」

一度はAIを触ってみたけれど、「思っていたような答えが返ってこない」「なんだか的外れで、これは使えないな」とがっかりして、そのまま離れてしまった。そんな経営者の方は、実はとても多いのです。

ところが、うまくいかない原因の多くは、AIの性能ではありません。頼み方です。同じAIでも、頼み方を少し変えるだけで、返ってくる答えは見違えるほど良くなります。

これは、新人社員とまったく同じです。「いい感じにやっといて」と丸投げすれば、的外れなものが上がってくる。でも、背景を伝え、見本を見せ、形を指定すれば、ぐっと使えるものになる。AIへの頼み方にも、同じ「4つの一言」を足すだけでいいのです。


足すのは、たった4つ

良い頼み方には、次の4つが入っています。「背景」「お願い」「形」「確認」。この順で一言ずつ添えるだけです。

📋 そのまま使える頼み方 「【背景】私は(業種・立場)で、(こういう目的)のためにこれをしたいです。【お願い】(してほしいこと)をお願いします。【形】(箇条書きで・3つに分けて・100字くらいで など)の形にしてください。【確認】分からない点があれば、書き始める前に質問してください。」

  • 背景:誰が、何のために、を一言。これがあるとAIは的を外しにくくなります。

  • お願い:してほしいことを、はっきり一つ。

  • :「箇条書き」「3つに」「短く」など、出てくる形を指定する。これが抜けると毎回ばらばらになります。

  • 確認:「分からなければ聞いて」と添えると、AIが勝手に話を作る前に質問してくれます。

「要約して」だけと、くらべると


  • 「この文章を要約して」だけ:長さも形もAI任せ。長すぎたり、欲しい所が抜けたり。

  • 4つを添える:「お客様向けの案内のため、要点を3つの箇条書きで、やわらかい言葉で」。一度でほぼ欲しい形に。

最初の頼み方を一つ作っておけば、次からは中身を差し替えるだけ。自社の「定番の頼み方」として保存しておくのがおすすめです。

ただし、頼み方が上手でも

⚠️ ここが危ない 頼み方が良くなると答えも立派になりますが、立派な文章ほど、間違いに気づきにくくなります。形が整っていても、中の数字・固有名詞・日付が正しいとは限りません。最後に事実を確かめるのは、やはり人間の仕事です。それともう一つ——「背景」を伝えるときに、お客様の名前や具体的な金額など、外に出てはいけない情報まで貼らないこと。背景は、一般化して伝えれば十分に効きます。

まず24時間以内に、これだけ

いつもの頼み方に、「形」の一言だけを足してみてください。「3つに分けて」「短く」——たったこれだけで、返ってくる答えが変わるのを、まず一度体験してみる。それが、AIを「使えない」から「使える」に変える、いちばん小さな一歩です。