小説サークルの目立たせ方をまとめてみた だいたい文学フリマ
未来の私よ、頼むぞ……ひと目で分かるサークルになろうな!
内容をかいつまんで言うとイベント参加にあたって、ドピコこそ、ここだけは頑張っとけの部分をメモしている。
一応、私の経験値がほぼ文学フリマだけなので、文学フリマソースの話が多いです。念の為、他のイベントでも流用できるような感じでも書いてみた。
過去記事に、文学フリマ京都9についてのレポートなんてものがあるので、そちらも良ければ読んでみてほしい。どっちかというと、あっちのほうが情報は濃いかもしれない。
結論としては、人の目に触れようと思ったら何を選ぶと一番効果的かを自分の頭で考えておくのがいいってことかな。あと、ビジュアルは重要ってことと、スキルがないなら他人を頼るんだよぉが一番いいって話だ。
以下、目次。
印刷について
使ったものは、以下のとおり。
印刷所:ちょ古っ都製本工房
表紙:しこくてんれい ゆき マットPP
本文用紙:書籍用紙 72.5kg(淡クリームキンマリ)
遊び紙:トレペ 星くずし
表紙デザイン:SKIMA登録デザイナーさん
本文組版:InDesign 小説同人誌用の無料配布データ改変利用
フォント:游明朝
ちょ古っ都さんは、とても安くて早い印刷所さんなので、ドピコの味方でもある。ただし、基本的には連絡なしとなる。サポートを期待するのなら、多少高くてもしまや出版がいいと思う。
2025年にした工夫としては、
試し刷りをすることだ。
ちょ古っ都さんのサポートが望めない以上、試し刷りで雰囲気を見るしかない。
1冊から印刷できるからとても頼もしい……もちろん、失敗なんてしない!って人は試し刷りなしでもいいと思う。
試し刷りの写真はこちら。

表紙はクラフト紙、遊び紙なし、本文用紙は同じものを使った。少しでも安く仕上げるためだ。
印刷の具合を確認するためのものなので、これぐらいで十分目的を果たした。けれど、思ったよりいいなって感じた点が一つ。
実際に本となった状態で、原稿チェックができたことだ。ついでに、データ上気づかなかった、「読みにくさ」に気づけたので、その点も本稿では修正している。
まぁ、どうしたってお金が割高なのを除けば、いいことづくめだね!
(なお、他の印刷会社さんと比べてもちょ古っ都さんは、かなり格安なので文句を言ってはいけない)
表紙は外注!
日本人は、ジャケ買いする生き物である。
海外のペーパーブックと比べ、日本の本は表紙にめちゃくちゃ凝っている。それは、日本人が表紙に惹かれて買う率が高いからだ。
と、どこかで聞いた覚えがある。
ソースを提示できないけれど、本を見るときにまず目に入る部分と思えば、表紙が重要なのは言うまでもない。
ところで、私は絵を描くのも好きな方だ。しかし、レベルが高いわけではなく、デザインの知識もほぼ皆無。1度やってみようとした本があるのでみてほしい。


頑張ったけれど、私のことをまったく知らない人に向けての表紙としては、少々インパクトが弱い。が、内容はいいと思っている。
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2557208
触れさせてもらったので、通販ページを記載させていただく。
「狼くんが司書さんにかまう理由」です。サンプル含めてデータ上の様子が確認できるのでよかったら実物写真と見比べてみてほしい。
次は、デザイナーさんに頼んだものを出してみる。今回は、イラストをこちらで準備せずにお願いした。(時間がなかったのもあるし、表紙絵を思いつかなかったというのもある)


自分の作品がこれだけで高級感あるように見える!!!
デザイナーさんの力たるや……!
絵をかける人にこそ言いたい。表紙絵を描くにしても、デザインだけは依頼したほうがいいぞ!と。
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2557210
「夢むすびの家」は、上記のリンク先にサンプルや電子書籍などがあるので、よかったら見てみてほしい。実物を手元に残しそこねたので、写真との比較はできないが、サンプルの文章だけでも中身に差はないことは伝わる、はず……!
表紙の違いがあっても、すべて全力を尽くして作り上げたものなので、中身について差はあんまりない。
とはいえ、やはり初手となる表紙の差は結構大きい。
デザイナーさんにお願いできそうなら、お願いしたほうがいいだろう。
もちろん、その分、お金はかかる。(お金がかからなかった場合は、あなたの人脈によるものだ。その人脈は、ぜひ誇ってほしい)
が、ここは、かけてしかるべきところだと思う。
ちなみに、依頼するときは具体的な事例(実際に販売されている本のタイトルとか表紙がわかる商品ページ)を示しながら伝えると意志を伝えやすいので、おすすめだ。
※ただし、依頼ページに書かれていることを一から十までしっかり読んで、守って依頼するのが一番なのは言うまでもない。
展示の工夫
イベントに参加するなら避けては通れないブースの展示。
ここ数年は、本当にブースの飾りつけがものすごいことになってる。そんな中でいかに目立つのか。
目立つために必要なことは、高さ。このサークルがどんなサークルかひと目でわかること。そして、統一感だと思う。
ので、やってみました!

気をつけたこととしては、
視線誘導ができるように場所を組むこと
また、サークル主と客の視線をあえて遮ること
話さなくても無料配布を手にとってもらえるようにすること
の3つ。
気をつけたこと3つの実践後
視線誘導は、まあまあいい感じにいったと思う。
右上のPR文→まんなかのお品書き→下にある作品というふうに視線を移動させられた。欲を言えば、もっと高い位置にポスターなり何なりあるともっと遠くから呼べたのかなぁと思っている。が、お金がない中でできたこととしては十分だろう。
サークル主とお客さんの視線遮断は、効果が出過ぎた気がしている。
狙っていた効果である「無配やサンプルの手に取りやすさ」より、「素通りしやすさ」の方が強くなってしまった。お品書きを見ながら、本には興味持たず立ち去る、が多かったように思う。また、律儀に声をかけてくれる人もいて、そういう人にとっては、むしろサークル主に声をかけにくいという部分があった。
無配頒布は、効果期待できず。
無配の名刺があんまり動かなかったし、サンプルを手に取る人も新刊のみとなってしまった。途中から、平積みでだしていたもののほうが手に取られやすかったぐらいだ。面陳見る→そのまま読むのではなく、面陳見る→平積みを読むの方が多かった。
目立つことに必要なものの実践後
高さについては、十分だったろう。
準備不足のため、通路に立てるようなものは用意できなかった。現状用意できたものとしては、一番良い効果が出た。卓上でも歩いている人の目線に近い位置までは持ってくることができる。
ひと目でわかるかどうかについては、イマイチだったと思う。
たまたま、ブースのジャンルがかーなーり少ない数でしかなかったので、分かりやすかったとは言える。和風を意識したお品書きや、狐のドール(作品に関連した小物)を置いたりなどしていたものの、効果があったかは微妙だ。サークルのカラーを作り出すには、もう少し大きめのアイコンがあっても良さそうだ。
統一感については、合格だろう。
黒ベースにすることで今後どんなものにも対応できるようになったと思う。
なお、お品書きを置いた土台は、100均のシンク下収納棚だ。緑だったのでマスキングテープとマジックで黒に塗りつぶしている。
ただ、段ボール箱に入れて家へ送ったのだが、荷物の中で他のものに色移りしまくっていた。なので、マジック塗りはおすすめしない。
そういえば、敷布は、実は「あの布」を使わせていただいているのだが……どうやら、今は販売されていない、らしい?
なので、非常に便利な「あの布」についてのリンクをこちらに。
上記は、私が過去購入した「あの布」の公式販売サイトだ。あんな感じに、ポケットついてたり固定用バンドがついてて非常に便利な敷布となる。
あると、いいぞ……!
ただ、今は、手作りもできる、らしい……ので、下記リンクは、参加者さんの自作レポ、また手芸ブランドの作り方ページを出しておきますね!
参考リンク
展示方法や売り方をメインにした記事や本など。(主に文学フリマで検索したため、文学フリマが多いです)
デザインに理解があると、一定の注目を集められそうです。本当に細かく書かれているため、記事を読むこと自体おすすめしております。めちゃくちゃ参考になります。
こちらは、装飾を論理立てて説明してくれる。めっちゃ読みやすいので、一読をおすすめします。随所にいいなほしいなと思ったタイミングでモノの紹介リンクも潜ませてる。
どこかのXに載っていた気がする本。サンプルページだけでも、参考になりますね。
上記3件とも、見た目としてコンセプトがはっきりしている=どんなサークルかひと目でわかるという点を満たしているように思います。徹底していることが鍵、なんでしょうか?
ちょっと見失ってしまったのだが、別サイトさんで、文学フリマに出店したうえで、ブースの位置取りについて言及したページがあった。
やはり、出入り口付近、というのは強いらしい。ジャンルとブースの内容が合っているかどうかはもちろん、場所取りという視点でジャンルを考えてみるのは一つの手かもしれない。
個人的な次へのチャレンジまとめ
お金をかけずに用意できるものは、できるだけ用意をしよう!
細かくは、項目ごとに。
印刷
時間があったら、イラストだけは描いておいてデザインをお願いしたいな。
裏表紙に仕掛けを作りたい。閉じたときに、あってなるような。
リソグラフ本作ってみたいな~(絵本っぽいようなものになりそう)
連載形式からの本になりましたの本を一冊ぐらい用意したい。
設営
POPの準備をしよう! そこにあらすじと値段とタイトル書くんだ。
本そのものに紹介文を書いた帯と値段をつけよう!
オオカミのぬいぐるみおきたーい!(次の作品モチーフ動物のため)
倒れないように工夫しつつ卓上で高さを出せる何かを準備しておく!(理想は、立っている人の目線に届くぐらいのもの)
まとめ
ここだけは頑張っとけ、のほとんどがビジュアルだった気がする。
もちろん、これは私の意見だから、そんなことないという人もいると思う。(SNSの露出とかね)
ただ、実際に、表紙と設営に力をいれたら、目に見えて頒布数が増えた。そのことは事実なんだ。(ドピコなりの)
ビジュアルに力をいれる。やっといて損はないだろう。
ただ、それ以外の方法だって、もちろんたくさんある。今は、こんなレポートなんてたくさんある。
いろんなものを見て、参考にして、ぜひともいいとこどりしてください。
少なくとも、私はそのために書いている。
最後に。次の記事予定を書いておく。
・過去に購入した文芸同人本を読み直してみたよ
・創作占いの体験記
・ネットの拠点を作ろう~サイト作成、てがろぐ編~
の予定だ。
もしよかったら、こんなサービスあるよ~とか気になってるとかあれば教えてほしい。個人的には、感想サービス気になってる。あと、個人で宣伝うとうと思ったら何がいいんだろうなぁとか。
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珈琲1杯飲めるようになるので、有難いです!