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集まったことばに、感謝を。次のお題を募集します!

みんなで同じ場面を書く企画、「#みんなのことば帖」第1回にご参加くださったみなさま、本当にありがとうございます。

ひとつの一場面――「本からハラリと落ちた秘密」から、こんなにもたくさんのことばが生まれるなんて。 募集した私自身が、いちばん驚き、いちばん楽しませていただきました。

同じお題なのに、見えている景色が違う。 心が動く場所も、選ぶことばも、その人らしさも、ひとつひとつ違っていて。
読むたびに、「ことばって面白いなあ」と、しみじみ嬉しくなりました。

今回は、第1回の感謝をこめて、印象に残った参加作品をいくつかご紹介しながら、第2回以降のお題案も募集してみたいと思います。

今回、はじめてこの企画を知ったという方も大歓迎です!


ご紹介したい、素敵な参加作品たち

どれも素敵だったので、ぜひ、マガジンから一読していただけると嬉しいです。

この記事では個人的に刺さった作品たちを一部ご紹介させていただきます。


1. 思わず微笑んだ一編

はれるやさん「ひ・み・つ」は、秘密をめぐるやりとりが軽やかで、最後にふっと空気が変わるのが魅力でした。
playfulな導入から、余韻へ運んでいくうまさが印象的です。


2. 日常の記憶がふいに立ち上がる一編

木野山キノさん「誰かの秘密ー卵焼きー」は、秘密が意外な生活感につながり、そこから母の記憶へ着地するのが印象的でした。
身近さと切なさの距離感が、とてもきれいでした。


3. そっと背中を押される一編

Yukiさん「一歩前へ」は、紙に書かれた「大丈夫」が、次の誰かへ手渡されていくような構図で、企画そのもののやさしさにも重なって見えました。
読後、胸の奥に小さな灯りがともるような一編です。


4. 家族の気配まで届く一編

くろいるすけさん「大きな字へ、ちいさなありがとう」は、大活字本からこぼれた紙が“ありがとう”につながり、母の面影まで呼び起こす一編でした。
図書館という場の静けさと、私的な記憶の入り方がとても自然で、じんわり心に残りました。


5. 不穏さに引き込まれる一編

みわからすさん「みんなのことば帖」は、図書館で見つけた紙片が一気にサスペンスへ開いていくのが面白く、同じお題でもこんな方向に広がるのかと驚かされました。
静かな始まりから、一気に物語の色が変わっていく感じが見事でした。


6. 詩のように読後に残る一編

ゆえにまにまにさん「美しさは」は、英語のひとことから“見知らぬ誰かへの感謝”までひらいていく、やわらかな余韻のある作品でした。
読み終えたあとも、ことばの輪郭がふわりと残るような一編です。


特に刺さったことばたち

今回、たくさんの作品を読ませていただくなかで、
短いのに深く残ることばにも、何度も出会いました。

たとえば――

「大丈夫」
読んだ人の背中も押す力があることば。企画全体のやさしさとも、とても相性がいいと感じました。

「実は、甘い卵焼きは苦手なんだ」
意外性がありつつ、生活の温度が立ち上がる。忘れにくい一文でした。

「ありがとう」
短いことばなのに、くろいるすけさんの文脈のなかでは、とても深く響いていました。

「追いかけるべきだった」
物語の奥行きを一気に生み出す、強い入り口。読んだ瞬間に、その先を想像させられます。

“Beauty is everywhere”
この企画の「見つける」楽しさそのものを象徴しているように思えることばでした。

「さよーならまたいつか」
別れと希望が同時に残る、余韻の強いひとこと。読み終えたあとに、しばらく胸に残ります。

こうして並べてみると、
ひとつひとつのことばの奥に、それぞれ違う時間や感情が息づいていたのだなあと、あらためて感じます。

#みんなのことば帖 って、どんな企画?

毎回、ひとつの短いお題を出します。
参加してくださる方は、その一場面をもとに自由に文章を書いてください。

目安は、200字くらい

ほんの5秒くらいのことを、200字くらいで書いてみる。
長い物語でなくても大丈夫です。

その一瞬に心がどう動いたか。
何を見たか。
何を言えなかったか。

そんな小さな揺れを、それぞれのことばで書いていただけたらうれしいです。

一人称でも三人称でも。
恋愛でも、日常でも、不思議なお話でも。
解釈は自由です。

第2回以降のお題を募集します!

ありがたいことに、想像以上にたくさんのことばが集まった「#みんなのことば帖」。 本当に、感謝しかありません。

だからこそ、第2回もやってみたいと思っています。

次回は、ハッシュタグを
#みんなのことば帖2
(数字は半角)
にして、また新しい一場面をみなさんと一緒に育てていけたらと考えております。

そこで今回は、第2回以降のお題案を募集したいと思います。

この記事のコメント欄で、
「こんな一場面を書いてみたい」
「こんな数秒を切り取りたい」
「こういうモチーフが好き」 などがあれば、ぜひ教えてください。

たとえば、

  • 落ちる

  • 見つける

  • 言いかける

  • 雨の音が聞こえた瞬間

  • 誰かの忘れ物に気づいたとき

などの「ひとこと」や「短い情景」だけでも大丈夫です。
一文だけでも、ふわっとしたイメージでも大歓迎。
「こんなのはどう?」と、気軽に書き込んでいただけたら嬉しいです。

まだ企画に参加していない方も、ぜひアイデアを聞かせてくださいね。

おわりに

ひとつの一場面を置いたら、そこに、こんなにもたくさんのことばが集まりました。

やさしいもの。切ないもの。不穏なもの。詩のようなもの。思わず笑みがこぼれるもの。 どれも本当に素敵で、「同じお題なのに、こんなに違う」の連続でした。

ご参加くださったみなさま、あらためてありがとうございます。 そしてもしよかったら、次の一場面も、一緒に考えてもらえたら嬉しいです。

コメント欄で、あなたの思う「書いてみたい一場面」、ぜひ教えてください。
またご一緒できるのを楽しみにしています。

喜木 拝


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