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その現象はまだ名前を持たない㉑|使命の英語

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運命の英語

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宿命・運命・使命・天命
──文明翻訳シリーズ

by 天命コーチ® 庄司有幾

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ここまで
ふたつの言葉を見てきた。

宿命。
運命。

宿命は、人生の条件。
運命は、その条件の上で現れる出来事の流れ。

けれど人生の中では
もう一つの言葉が現れる。

それが

使命。


使命は、最初から存在しない

宿命は、生まれたときからそこにある。

運命は、出来事の流れとして現れる。

しかし使命は、
最初から存在しているわけではない。

人生のどこかで、
ある選択が現れる。

それを避けることもできる。
通り過ぎることもできる。

それでも、なぜか引き返してしまう。

気づけば、
同じ場所に戻っている。

そのとき、人はふと思う。

「これが、自分の使命なのかもしれない」

その瞬間に
使命という言葉が現れる。


なぜこの言葉が必要になるのか

人生の出来事には、
必ず意味があるわけではない。

偶然のように見えることもある。
避けられなかった出来事もある。

けれど人は、
ある出来事に触れたとき、

それをただの出来事として
通り過ぎることができないときがある。

そのとき人は
その出来事を

どう生きるのか

という問いに出会う。

使命という言葉は、
その問いが現れたときに
初めて必要になる。


英語ではどう表されるのか

では、この使命という言葉は
英語ではどう表されるのだろう。

多くの人は、こう答える。

mission
calling
purpose

英語の mission は、
任務を意味することが多い。

誰かから託された役割。
社会の中で果たすべき責任。

一方 calling は、
内側からの呼びかけを指す。

まるで
「その道に呼ばれている」ような感覚。
どうしても向かってしまう方向。
なぜか惹かれてしまう道。

purpose は、
人生の目的や意味を指す言葉だ。

どれも、使命に近い。

けれど日本語でいう「使命」は
そのどちらか一つではない。


使命とは何か

使命は、任務でもなく、衝動でもない。

それは

引き受けた生き方

に近い。

どんな旗を立てて
何を目指して生きるのか。

その選択の中で、
この言葉は現れてくる。


宿命と運命のあいだで

ここでもう一度並べてみよう。

宿命 
= 地形

運命 
= 流れ

使命 
= 旗

宿命の地形の上で
運命の流れが生まれる。

その流れの中で、人が

「どう生きるか」

を引き受けたとき、

使命という言葉が立ち上がる。


もう一つの言葉

日本語には
さらにもう一つの言葉がある。

天命。

それは使命と似ているようでいて、
どこか違う。

使命は、
人が引き受ける生き方。

では、天命は何なのだろう。

それは、

人の意志よりも
もう少し手前で起きている
何か

まだ言葉にならないまま、
人の奥で触れてしまうもの。

もしかすると、
天命という言葉は

そのあとに
ゆっくり現れてくるものなのかもしれない。

次の記事では、
この「天命」という言葉を
もう一度見ていこうと思う。


次の記事:
天命の英語

🌎 Official Global Edition
How Do We Say Shimei in English?

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文明翻訳シリーズ
宿命とは何か
運命とは何か
天命とは何か
偶然とは何か

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🖋️ 天命コーチ 庄司有幾
天命構造®/レゾナンス學™ 提唱者


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