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その現象はまだ名前を持たない⑳|運命の英語

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宿命は英語で何と言うのか

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宿命・運命・使命・天命
──文明翻訳シリーズ

by 天命コーチ® 庄司有幾

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前の記事では
「宿命」という言葉を見た。

宿命は、
人生で起きる出来事そのものではなく
その出来事が生まれる条件に近い。

生まれた場所。
身体。
時代。
環境。

もし宿命を地形だとするなら、
その地形の上では
何かが流れはじめる。

出来事。
出会い。
選択。

私たちはその流れを
「運命」と呼んでいる。


日常の中の「運命」

私たちは日常の中でも
運命という言葉をよく使う。

たとえば「過酷な運命」
という言い方がある。

生まれた環境や状況によって、
避けられない出来事が続くとき
そう呼ばれることがある。

一方で「運命的な出会い」
という言い方もある。

偶然の出来事が、
あとから振り返ると
特別な意味を持って見えるとき。

人はそこに、運命を感じる。

運命という言葉は
「人生の出来事」に対して使われている。


Destiny と Fate

では、この運命という言葉は
英語ではどう表されるのだろう。

ここで
前の記事でも触れた言葉が現れる。

・Destiny
・Fate

前の記事ではこの言葉を
「宿命」と照らし合わせながら見てきた。

日本語における

・宿命
・運命

という二つの言葉は、

ときに区別が曖昧で
人によっては
ほとんど同じ意味で使っていることもある。

英語の destiny と fate も
それに少し似ている。

これらの言葉を今一度

「運命」という側から照らし合わせていく。


Destiny:向かっていく先

英語の destiny は、
人生が向かっていく方向や
最終的な到達点を指すことが多い。

語源はラテン語の destinare。
「定める」「方向づける」という意味だ。

Destiny は
人生の流れが向かう

「行き先」のような言葉だ。


Fate:避けられない出来事

一方 fate は、
避けられない出来事や
偶然のように現れる出来事を指すことが多い。

それは、人生の中で突然現れる
「定められていたかのような出来事」
に近い言葉だ。


めぐり合いとめぐり合わせ

ここで
ひとつ違いが見える。

日本語では
運命的な めぐり合い
と言うことがある。

人生の流れの中で
人や出来事が出会うこと。

一方、英語の fate は
めぐり 合わせ
という感覚に近い。

まるで
最初から決まっていたかのように
出来事が現れる瞬間だ。


運命という流れ

少し位置が見えてくる。

宿命は、人生の前提条件。

そして運命は
その条件の上で起きていく
出来事の流れに近い。

もし宿命が地形なら、

運命は、
その地形の上を流れる
「川」のようなもの。


次に見えてくるもの

こうして並べてみると、
もうひとつ見えてくるものがある。

人生の出来事を、
どのように捉えるか。

それは
言葉だけの違いではなく、

「文化の違い」

同じ出来事でも、

流れとして見るのか。
定めとして見るのか。
あるいは、
めぐり合いとして見るのか。

そこには
人生の出来事そのものに対する
見方の違いが現れている。


次の記事:
使命の英語

🌎 Official Global Edition
How Do We Say Unmei in English?

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文明翻訳シリーズ
宿命とは何か
使命とは何か
天命とは何か
偶然とは何か

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🖋️ 天命コーチ 庄司有幾
天命構造®/レゾナンス學™ 提唱者


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