赤ちゃんの便秘におすすめの離乳食レシピ5選|簡単に作れるやさしいメニュー
「食事を食べているのにうんちが出ない」
「何を食べさせたらいいか分からない」
そんな悩みを感じることはありませんか。
気を付けているからこそ心配になりますよね。
毎日の食事を少し工夫することで、便が出やすくなることがあります。
この記事では、便秘気味の赤ちゃんにおすすめのすぐに作れる離乳食レシピを紹介します。
赤ちゃんの便秘対策は「食事の工夫」が大切
赤ちゃんの便秘対策では、まず「水分・食物繊維・腸内環境」の3つを意識することが大切です。
水分
離乳食が進むと、以前より母乳やミルクを飲む量が減り、気づかないうちに水分不足になることがあります。
白湯や麦茶をこまめに取り入れたり、汁物を1品追加するだけでも変化につながることがあります。
食物繊維
食物繊維は、摂りすぎても便が硬くなることがあります。
水分も一緒にとりながら、バランスよく取り入れることが大切です。
腸内環境
腸内環境が乱れると、便秘につながることがあります。
ヨーグルトや納豆などの発酵食品を取り入れることで、腸内環境を整えるサポートにつながります。
便秘気味の赤ちゃんにおすすめの離乳食レシピ5選
赤ちゃんが便秘気味のときに簡単に作れる離乳食レシピを5つ紹介します。
さつまいもとりんごのやわらか煮
やさしい甘みで食べやすく、便秘気味の赤ちゃんにも取り入れやすい一品です。
食欲が落ちているときや、離乳食に慣れていない時期にもおすすめです。
【便秘に良い理由】
さつまいもには食物繊維が含まれており、便のかさを増やす働きがあります。
また、りんごに含まれるペクチン(水溶性食物繊維)は、便をやわらかくする働きが期待されています。
この2つを組み合わせることで、バランスよく便秘対策ができます。
【材料】
さつまいも:30g
りんご:20g
水:適量
【作り方】
さつまいもは皮をむき、食べやすい大きさに切り水にさらす
鍋にさつまいもがかぶるくらいの水を入れてやわらかくなるまで煮る
りんごは皮と芯を取り除き、細かく刻む
さつまいもがやわらかくなったら、りんごを加えてさらに煮る
全体がやわらかくなったら、つぶして食べやすい固さに調整する
【ポイント】
赤ちゃんの月齢に合わせて、なめらかさや大きさを調整しましょう
水分が少ない場合は、ゆで汁やお湯を加えてやわらかくすると食べやすくなります
冷凍保存も可能なので、作り置きにもおすすめです
【こんなときにおすすめ】
便が硬く、出にくそうなとき
食欲が落ちているとき
※ペースト状にすることで離乳食初期から取り入れられます
納豆とオクラのねばねばうどん
納豆とオクラのねばねばで赤ちゃんも食べやすい一品です。
【便秘に良い理由】
納豆は発酵食品で、腸内環境を整える働きがあります。
また、オクラのネバネバ成分には水溶性食物繊維が含まれています。
発酵食品と食物繊維を組み合わせて、便秘対策をしましょう。
【材料】
ひきわり納豆:20g
オクラ:15g
うどん:60~90g
だし汁:適量
【作り方】
オクラは産毛をとり、やわらかくなるまで煮て、食べやすい大きさに切る
うどんは柔らかくなるまで煮て、食べやすい大きさに切る
納豆、オクラ、うどん、だし汁を混ぜ合わせる
【ポイント】
オクラの種は消化しにくいため、最初はできるだけ取り除きましょう(縦半分に切り、指でしごくと簡単に取れます)
赤ちゃんの月齢に合わせて、大きさを調整しましょう
【こんなときにおすすめ】
うどんはやわらかく食べやすいため、食欲が落ちているときにも取り入れやすいです
※納豆は離乳食中期頃から取り入れられます。
オートミール粥
オートミールはやわらかく調理しやすため、離乳食にも取り入れやすくおすすめです。
【便秘に良い理由】
オートミールはやわらかく調理しやすく、離乳食にも取り入れやすい食材です。
食物繊維をバランスよく含んでいるため、便秘気味のときにもおすすめです。
【材料】
オートミール(インスタントタイプ):12g(小さじ6)
水:75ml(大さじ5)
【作り方】
深めの器に材料を全て入れ、軽く混ぜる
ラップをかけずに600Wの電子レンジで50秒加熱する
【ポイント】
加熱後はよく混ぜ、熱さを確認してから与えましょう
豆乳や育児用ミルクで風味を変えたり、きなこを加えたりすると飽きずに食べやすくなります
食物繊維が多いため、与えすぎに注意しましょう
【こんなときにおすすめ】
お粥のストックがない時や忙しい朝に
お粥に飽きたときや味の変化に
※初めて与える場合は少量から試しましょう
野菜たっぷり味噌汁
温かく、消化しやすいメニューのためおすすめの一品です。
【便秘に良い理由】
野菜で食物繊維を補い、水分もとることができます。
発酵食品の味噌も取り入れているため、腸内環境を整えるサポートをします。
【材料】
ほうれん草:10g
にんじん:10g
かぶ:10g
味噌:少々
だし汁:適量
【作り方】
野菜をやわらかく茹で、食べやすい大きさに切る
鍋に野菜とだし汁を入れ、最後に味噌を溶かす
【ポイント】
野菜は冷蔵庫にあるもので、代用可能です
多めに作って、冷凍保存も可能です
赤ちゃんによっては、とろみをつけると食べやすくなります
【こんなときにおすすめ】
食欲が落ちているとき
水分も一緒にとりたいとき
※味噌は少量にし、薄味を意識しましょう。
バナナヨーグルト
手軽に食物繊維と発酵食品を摂取できるため、おすすめの一品です。
【便秘に良い理由】
食物繊維と発酵食品を摂取できます。
また、バナナにはレジスタントスターチという難消化性でんぷんが含まれており、大腸で善玉菌の餌となり腸内環境を整える手助けをします。
【材料】
バナナ:40g
ヨーグルト:40g
【作り方】
バナナは食べやすい大きさに切る
切ったバナナとヨーグルトを混ぜる
【ポイント】
冷蔵庫から出したての冷たいヨーグルトは赤ちゃんの胃に負担をかけるため避けましょう
【こんなときにおすすめ】
時間がないとき
食欲が落ちているとき
※ヨーグルトは無糖タイプを選びましょう
便秘対策の離乳食を続けるコツ
便秘が気になると、「たくさん食べさせた方がいいのかな」と焦ってしまうこともありますよね。
ただ、急に食物繊維を増やしすぎたり、無理に食べさせたりすると、かえってお腹に負担がかかることもあります。
赤ちゃんの様子を見ながら、少しずつ取り入れていくことが大切です。
無理に食べさせない
便秘対策のためでも、嫌がるときに無理に食べさせる必要はありません。
まずは「ひと口だけ試す」くらいの気持ちで、赤ちゃんのペースを大切にしましょう。
水分も一緒に意識する
食物繊維だけを増やすと、便が硬くなってしまうことがあります。
白湯や麦茶、スープなども一緒に取り入れながら、水分補給も意識しましょう。
すぐに変化がなくても焦らない
便秘は、1回の食事だけですぐ改善するとは限りません。
数日〜1週間ほど様子を見ながら、続けやすい食材を少しずつ取り入れていきましょう。
こんなときは受診も検討しましょう
次のような症状がみられた場合は、医療機関受診を検討してください。
1週間以上排便がない
強くいきんで苦しそう
便に血が混じる
お腹の張りが気になる
嘔吐がある
食欲が極端に落ちている
気になる場合は、早めに相談することも大切です。
※受診の目安については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
→ 赤ちゃんの便秘は何日出ないと受診?
まとめ
赤ちゃんの便秘対策では、水分・食物繊維・腸内環境を意識した食事が大切です。
毎日の食事を少し工夫することで、便が出やすくなることがあります。
一度にすべてを頑張ろうとせず、まずは取り入れやすいレシピから試してみましょう。
赤ちゃんのペースに合わせながら、無理のない範囲で続けていくことが大切です。
執筆
管理栄養士 まり
高齢者施設で栄養管理業務に従事。献立作成や栄養バランス設計の実務経験を活かし、エビデンスに基づいた正確でわかりやすい記事を執筆。専門用語をかみ砕き、読者が実践しやすい形でわかりやすく伝えることを大切にしている。
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