赤ちゃんの便秘が治らない原因は?今すぐ見直したい5つのポイント
食事や水分に気を付けているのに、なかなか改善しない。
そんな悩みを感じることはありませんか。
「いろいろ試しているのに良くならない」
「何が原因なのかわからない」
毎日気を付けているからこそ、不安や焦りを感じてしまいますよね。
実は、赤ちゃんの便秘の原因は食事や水分だけでなく、生活リズムや体の状態なども関係します。
この記事では、赤ちゃんの便秘が続く時に見直したいポイントを分かりやすく解説します。
赤ちゃんの便秘とは?何日出ないと便秘?
赤ちゃんの便秘は珍しいものではありません。
特に離乳食が始まると食事内容や水分量の変化により便が硬くなりやすくなります。
一般的には4~5日排便がないと便秘と考えられることが多いですが、排便の頻度には個人差があります。
回数だけでなく、便の状態や機嫌、食欲などもあわせて様子を見ることが大切です。
赤ちゃんの便秘が治らないときに見直したい5つのポイント
「いろいろ試しているのに改善しない」と感じている場合は、食事以外のポイントが影響していることもあります。
ひとつずつ見直していきましょう。
①水分不足(離乳食が進むと起こりやすい)
離乳食が進むと、母乳やミルクの量が減り、水分不足になりやすくなります。
特に「食事はしっかり食べているのに便が硬い」という場合、水分が足りていない可能性があります。
白湯や麦茶をこまめに取り入れたり、汁物を1品加えるだけでも変化につながることがあります。
食後やおやつの時間に、少しずつ水分をとる習慣をつけるのがおすすめです。
② 食物繊維のバランス(摂りすぎも便秘の原因に)
便秘対策として食物繊維を意識している方も多いと思います。
ただ、食物繊維は「多ければいい」というわけではありません。
不溶性食物繊維の摂取量が多すぎると、便が硬くなることがあります。
そのため、水溶性食物繊維もバランスよく摂取することが重要です。
野菜、果物、芋類、海藻など様々な食材から食物繊維を摂りましょう。
オートミール、さつまいも、りんごなどは食物繊維をバランスよく含み、取り入れやすい食材です。
③ 生活リズムの乱れ(排便のタイミングが作れない)
腸の動きは、生活リズムとも深く関係しています。
朝起きる時間や食事の時間がバラバラだと、排便のリズムも整いにくくなります。
朝食後は腸が動きやすくなるタイミングです。
朝起きた後に少し体を動かしたり、ゆったり過ごす時間を作るのもおすすめです。
④ 便を我慢してしまう(排便時の痛みが原因になることも)
うんちが硬く肛門が切れてしまうなど、排便時に痛い思いをすると、次回からの排便を嫌がるようになることがあります。
その結果、便を我慢するようになり、さらに便秘が悪化する場合があります。
いきんでいる様子がある、出そうなのに出ない様子が続く場合は、この可能性も考えてみましょう。
⑤ 対策のやりすぎ(赤ちゃんの負担になることも)
「何とかしてあげたい」という気持ちから、いろいろな方法を試している方も多いと思います。
ただ、無理に食べさせたり、対策をし過ぎることで、かえって赤ちゃんの負担になってしまうこともあります。
「できることを1つだけやる」くらいの気持ちで大丈夫です。
便秘が続いても焦らなくて大丈夫
便秘が続くと心配になりますが、赤ちゃんの体は少しずつ発達していく途中です。
すぐに変化が見られなくても、焦らずに様子を見ながら整えていくことが大切です。
「うまくいかない日もある」と考えるだけでも、気持ちが少し楽になることがあります。
受診の目安
次のような症状がみられた場合は、医療機関受診を検討してください。
1週間以上排便がない
強くいきんで苦しそう
便に血が混じる
お腹の張りが気になる
気になる場合は、早めに相談することも大切です。
※受診の目安については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
→ 赤ちゃんの便秘は何日出ないと受診?
まとめ
赤ちゃんの便秘が続くときは、食事だけでなく、生活リズムや体の状態なども見直してみることが大切です。
一度に大きく変えようとせず、まずは「できそうなことを1つだけ」取り入れてみましょう。
完璧を目指さなくても大丈夫です。
赤ちゃんのペースに合わせながら、無理のない範囲で少しずつ整えていきましょう。
執筆
管理栄養士 まり
高齢者施設で栄養管理業務に従事。献立作成や栄養バランス設計の実務経験を活かし、エビデンスに基づいた正確でわかりやすい記事を執筆。専門用語をかみ砕き、読者が実践しやすい形でわかりやすく伝えることを大切にしている。
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