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一人になりたい、なりたくない。 #128

自分の取説を書くとしたら、
真っ先にこう書く。

「一人の時間が絶対に必要です。」

それくらい、
一人の時間がないと苦しくなる。

でも、そのすぐ下にはこうも書く。

「ずっと独りは嫌です。」


誰かと一緒にいる時間。

楽しいはずなのに、
どこか身を潜めたくなる自分がいる。

大好きな人たちと笑っているのに、
帰る頃にはヘトヘト。

だから、一人になりたいと思う。

でも、しばらく一人で過ごすと、
今度は誰かに会いたくなる。

私はずっと、
この矛盾を抱えてきた。

でも最近、
これは矛盾じゃないのかもしれないと思った。

一人になりたい気持ちと、
なりたくない気持ち。

どちらかが本音で、
どちらかが嘘なんじゃない。

表裏一体。

どちらも私なんだと思う。


人といる時間は好き。

でも、その分だけ心も動く。

楽しかったことも、
嬉しかったことも、

「あの言い方でよかったかな。」

「ちゃんと伝わったかな。」

そんなことまで、全部抱えて帰ってくる。

だから、
一人の時間が必要になる。

心を静かにして、
自分を元の場所に戻すために。

もしかしたら私は、

独りになりたくないからこそ、
時々一人になりたい。


大切な人と、
これからもずっと笑っていたいから。

また誰かに会いたいと思えるように、
一人の時間で、
心を整えているのかもしれない。

変わっているのかもしれない。

でも、どちらも私なんだ。

だから今日も、
一人の時間を大切にして、

また誰かに会いにいく。


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