親としての迷いに、『多趣味党宣言』がくれた視点
長女が中学に進学し、早速壁にぶつかりました。
周りと自分を比べて、『自分はできないんだ』と先日打ち明けてくれました。
お友達は夜遅くまで習い事や勉強を頑張っているのに、自分はすぐ眠くなってしまう。他にもやりたいことがたくさんあるのに、思うように時間が取れない。そんな自分が悔しいんだと、涙ぐみながら話してくれました。
年長の頃からずっとなりたかった夢も、『自分には無理な気がする』と言われました。その言葉は、とてもショックでした。
でも同時に、それは私自身も学生時代に通った道だったので、その気持ちも痛いほどわかりました。
親としては、『頑張って!』と背中を押したい気持ちと、『無理しなくていいんだよ』と抱きしめたい気持ちとの間で、どんな言葉をかければいいのかわかりませんでした。
勉強も大切。
夢に向かって努力することも大切。
でも、それだけじゃなくて、ピアノを弾くことも、イラストを描くことも、AIに興味を持つことも、友達と大笑いすることも、何かに夢中になる時間も、どれも娘の人生を豊かにしてくれる大切なものだと思っています。
だから私は、忙しくなっても、何かを『好き』だと思える気持ちだけは大切にしてほしいと娘に伝えました。
でも正直なところ、その考え方でいいのかという迷いもありました。
勉強や将来を応援することが、親として一番大切なんじゃないか。『好きなことを大切にしてね』と伝えるのは甘いんじゃないか。そんな迷いを、心のどこかに抱えていました。
そんな時に、きのころさんの『多趣味党宣言』の記事を読みました。
読みながら、『私が娘に伝えたかったことは、これだったんだ』と、腑に落ちていきました。
勉強だけでは出会えない世界がある。
好きだから続けられることがある。
そして、その『好き』が、いつか自分を支えてくれることもある。
そういう『好き』と思えるものを持っていてほしいという願いは、遠回りではなく、むしろ将来につながる道だったのだと感じ、勇気をもらいました。
記事の中で『趣味が人を救う』という言葉を、私は『好きなものは、自分の人生を守ってくれる』ということなのだと受け取りました。
だから娘にも、『やりたいことは変わってもいいし、夢も変わってもいいと思うよ。でも、自分の心がワクワクするものだけは大切にしてね。』と、改めて伝えることができました。
その言葉を、前よりも自信を持って伝えられたのは、きのころさんの記事のおかげです。
そんな話をしてから数日後。
娘の『好き』を楽しむ時間が、少しずつ戻ってきました。
好きな本を読む。
陸上の大会に向けて、30分だけ走りに行く。
好きな音楽を聴きながらイラストを描く。
夕飯の支度をしていると、『一緒にやってもいい?』とキッチンに来る日も増えました。すると今度は次女も『私も!』と加わってきて、三人で料理をする日が増えました。
そんな何気ない時間の中で、長女が『好きなことをやっていた方が、勉強もはかどるみたい。』と笑いながら話してくれました。
『じゃあ、これからの夕飯づくりはお願いね』と返したら、それは却下されました。笑
その何気ないやりとりが、とても嬉しかったです。
好きなことは、何かの邪魔をするものではなくて、前を向く力をくれるものかもしれないなと感じました。
もちろん、この先も娘は何度も壁にぶつかると思います。
私もまた、親として悩むと思います。
きっと正解なんてありません。
でも、『好き』は、人生の寄り道ではなく、人生を支えてくれるものなのだと今はそう信じています。
だからこれからも、娘には『好き』を大切にしてほしいと思います。そして私自身も、自分の『好き』を忘れずにいたいと思います。
きのころさんの記事は、娘だけでなく、親である私の背中までそっと押してくれたように感じました。
最後に。
娘もきのころさんのこの記事を読んで、『趣味が人を救う』という言葉を、『多くの趣味を持つことで、何があっても立ち直れるキノコ型人材になれる』と受け取ったようです。
親子で同じ記事を読んで、それぞれ違う感じ方をして、その気持ちを共有し合えたことも、私にとっては大切な時間になりました。
『多趣味党宣言』という記事に出会えたことに、心から感謝しています。
きのころさん、ありがとうございました。
ここまでお読みいただき、
ありがとうございました^ ^
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