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傲慢にだけはならないで。それがすべてを台無しにする



自分を信じることと、他者の響きを受け取ること

古いフォロワーさんは覚えていてくれると思うのですが、以前のわたしには「セレちゃん(セレス)」という守護ガイドがいました。

今のわたしは、その存在のことを、外側にいる特別な何かとしては捉えていません。でも、だからといって、あの存在が嘘だったとも思っていません。

セレちゃんは、当時のわたしが自分の中にある深い愛や智慧を受け取るために必要だった、ひとつの象徴だったのだと思います。

わたしがまだ自分を信じられなかった頃、自分の奥にある声を、自分の声としては受け取れなかった頃、その声は「ガイド」という形をして現れてくれました。

セレちゃんは、何度もわたしにこう言いました。

傲慢にだけはならないで。
それがすべてを台無しにする。

その頃、セレちゃんに言われて、「100人チャレンジ・守護ガイドリーディング」というものをやっていました。皆さんのガイドにアクセスして、メッセージを降ろす、というものです。

その頃のわたしは、チャネリングを始めたばかりで、自信も実力もありませんでした。でも、そのぶん謙虚な気持ちで、お相手の中にあるものを真剣に見ようとしていました。

それと並行して、他の高次元のメッセージも受け取って発信するようになりました。

神託というのは、気持ちがいいものです。

わたしの場合、それまでの自分への抑圧が強かったので、余計にそう感じていたのかもしれません。自分が特別な人間になったような気がしました。

でも、セレちゃんの「傲慢にだけはならないで」という言葉が、わたしを思いとどまらせてくれていたのだと思います。

わたしが少しずつ自信を持ち、自分を信じられるようになった頃、だんだんセレちゃんの声は聴こえなくなりました。

でも、セレちゃんの言った言葉は、ずっとわたしの中に残り続けています。

だからこそ、気をつけていることがあります。

自分の世界を信じることは大切です。でも、自分の世界だけを信じすぎると、他者の言葉が入らなくなる危うさがあります。

読んでいるつもりで、表面しか見ていなかったり、
聞いているつもりで、自分の世界に変換していたり、
相手の言葉の奥にある痛みや背景を、軽く扱ってしまうことがあります。

相手が痛みを話しているのに、高い視点や正しそうな言葉で返すこと。
それは一見、やさしく見えます。

でも、相手には「理解されていない」と届くことがあります。
やさしさの形をした傲慢さもあるのだと思います。

だからわたしは、相手の言葉をすぐに整えようとするのではなく、隣に座って「なぜそう感じたのか」を聞ける人でいたいと思っています。

そして、もうひとつ気をつけたいことがあります。

相手の生活や選択を、よかれと思って正そうとしてしまうこと。
それは一見、愛や親切に見える。

でも、相手の世界を聞かずに入っていくなら、それは侵入になることがあります。

何も言わない人が、何も感じていないわけではないんです。普段感じている違和感を、ただ飲み込んでいることがある。

飲み込んだものは消えません。
いつか身体や涙や怒りとして出てくる。

わたし自身、昔、夫の言葉に何も言わずに我慢して、ある日突然泣き出したことがあります。そのときの言葉は、ただ引き金になっただけでした。

発したほうに悪気がなくても、受け取ったほうが傷つくことはあります。

だから必要なのは、「悪気がないから問題ない」ではなく、「相手にはそう届いたのかもしれない」と一度立ち止まることなのだと思います。

自信を持つことは大事です。
自分の世界を信じることも大事。

でも、その自信が他者の響きを受け取らなくなるなら、それは少し閉じていると思います。

本当の自信は、他者の言葉を聞いても壊れないこと。
そして、必要なら自分の見方を少し更新できることなのではと思います。

わたしは、自分の世界を信じながらも、他者の響きを受け取れる人でいたい。

傲慢にだけはならないで。
あの頃のセレちゃんの言葉が、今また胸に戻ってきています。

セレちゃんがわたし自身だったのなら、わたしは本当に深い愛に包まれていたのだと思います。

わたしは、いつでもわたしを愛していた。

今は、そう感じています。


追記 3年前に「100人チャレンジ守護ガイドリーディング」を受けてくれた方へ

先日ふと記録を見返していたら、当時出ていたカードが、その人たちの今のテーマにもつながっているような気がしました。

その場だけで終わるのではなく、数年かけて開いていくテーマだったのかもしれません。

当時は「守護ガイド」として受け取っていましたが、今は少し違う見方をしています。

あのガイドは、完全に外側の存在というより、その人自身の内側にある声や質が、わたしとの共鳴の中で、ひとつの存在のように立ち上がっていたものだったのだと思っています。

だからこそ、時間が経ってから見返すと、その人の今のテーマともつながって見えるのだと思います。

もし受けてくれた方がいたら、今あらためて見返してみると、少し面白いかもしれません。


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