謎かけの型「○○ないといけません」

(1)謎かけの「型」について

剣道にせよ、バイオリンにせよ、俳句にせよ、上達のためには「型」が重要だと言われます。
謎かけにおいても例外ではなく、「こうすれば作りやすい」というパターンが多数存在しており、私はこれらを「型」と呼んでいます。

今回紹介するのは、数ある型の中でも最も役立つものだと思います。簡単に、かつ、上手い作品が作れるという点では、コスパ最強の型と言えるでしょう。

(2)型「○○ないといけません」

動詞+ないといけません

名詞+(は、が)+ないといけません

この型を使った謎かけの例です。

  • 冷凍庫とかけて、マクドナルドととく。その心は、凍らないと(コーラないと)いけません

  • かけっことかけて、勉強ととく。その心は、競わないと(基礎はないと)いけません

  • うちわとかけて、色鉛筆ととく。その心は、扇がないと(青がないと)いけません

(3)実際の謎かけでの使い方

お題に「相撲」が出たとします。

①相撲に関する動詞を思い浮かべる
取る、差す、押す、突く、寄る

②動詞に「ない」をつける
取らない、差さない、押さない、突かない、寄らない

③②の中に掛け言葉になるものを探す。ここでは、「取らない」と「虎ない」、「差さない」と「笹ない」が使えそうです。

④③で出来た「虎ない」「笹ない」から、謎かけの「〇〇ととく」の部分を作る

⑤完成

  • 相撲とかけて、動物園ととく。その心は、取らないと(虎ないと)いけません。

  • 相撲とかけて、七夕ととく。その心は、差さないと(笹ないと)いけません。

(4)解説

この型で、なぜ簡単に、上手い作品を作れるのか、私なりに考えると、

  • 「ない」と接続する動詞の未然形と一致する名詞が多いので、掛け言葉が成立しやすい

  • 言葉の区切りを変える作品が自然と出来上がる

という2点が挙げられると思います。

私がねづっちの謎かけ道場で入選した作品にも、この型を使ったものがあります。大変便利な型ですので、積極的に使っていきたいですね。

クリスマスでホームパーティーとかけて、赤穂浪士ととく。その心は、家行って、キラキラないといけません(討ち入って、吉良斬らないといけません)。

2025.8.10、応用編を追加しました。

※他の型も紹介しています。よろしければぜひ!


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