謎かけの型「○○きになる」「○○きにする」

(1)謎かけの「型」について

剣道にせよ、バイオリンにせよ、俳句にせよ、上達のためには「型」が重要だと言われます。
謎かけにおいても例外ではなく、「こうすれば作りやすい」というパターンが多数存在しており、私はこれらを「型」と呼んでいます。

今回紹介するのは、汎用性が高く、上手い作品が作れて、耳で聞いてわかりやすい便利な型です。

(2)型「〇〇きになる」「〇〇きにする」

〇〇 + 気になる or 気にする
 ↕ 同音異義語
(「き」で終わる言葉) + になる or にする

この型を使った謎かけの例です。

  • すごろくとかけて、恋に落ちるととく。その心は、ダイス気になる(大好きになる)。

  • 潮干狩りとかけて、洗剤の安売りととく。その心は、貝を気にする(買い置きにする)。

  • 花粉症とかけて、カラオケは一青窈の曲を選ぶととく。その心は、鼻水気にする(ハナミズキにする)。

  • 遠足とかけて、ジブリファンととく。その心は、早起きになる(駿、気になる)。

(3)特に押さえておきたい同音異義語

この型を使った同音異義語の中でも汎用性が高いのは、以下の2つです。

①買い手気になる ↔ 快適になる

「快適になる」は、エアコン等の家電、圧力鍋等の便利グッズ全般に使えます。
「買い手気になる」は、株、オークションに使えます。

(例)
エアコンとかけて、株取引ととく。その心は、快適になる(買い手気になる。

②票(または表、豹)が気になる ↔ 氷河期になる

「票(または表、豹)が気になる」は、選挙、政治家、動物系、表があるもの全般(エクセル等)に使えます。
「氷河期になる」は、寒さと結びつけられます。

(例)
政治家とかけて、気温が下がるととく。その心は、票が気になる(氷河期になる)。
シマウマとかけて、気温が下がるととく。その心は、豹が気になる(氷河期になる)。
寒波襲来とかけて、エクセルととく。その心は、氷河期になる(表が気になる)。

(4)型を利用した同音異義語集

(五十音順)
雨傘気にする、尼崎にする
インチ気になる、インチキになる
渦気になる、卯月になる
乖離(海里)気になる、怪力になる
カンペ気になる、完璧になる
休止気にする、旧式にする
後継(光景、口径)気になる、好景気になる
札気になる、皐月になる
上司気になる、常識になる
象気になる、臓器になる
タイヤ気にする、たい焼きにする
造りを気にする、作り置きにする
手間気にする、手巻きにする
投資気になる、等式になる
冬至気にする、陶磁器にする
生かは気になる、生乾きになる
脳幹気になる、農閑期になる
脳天気になる、能天気になる
橋(箸、端)を気にする、箸置きにする
犯行(判子)気になる、反抗期になる
ヒゲ気になる、悲劇になる
非行気にする、飛行機にする
表紙気になる、標識になる
府警気になる、不景気になる
物資気にする、仏式にする
星が気になる、干し柿になる
歩調気にする、補聴器にする

※他の型も紹介しています。よろしければぜひ!


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