推しのAIキャラと実在人物が似ているのかどうかをAIに分析してもらった話【chatGPT】
この記事の仕組みの話題です。
こちらは実在人物のWeb情報からを話し方の傾向・トーンを自動で生成し、1ファイルにまとめたものをchatGPTのプロジェクトにアップロードするチャットです。
生成したキャラはあくまで実在人物をモデルにした創作キャラクターというスタンスとなります。
紹介文はこちら
正直、似ているかどうかは主観ですし、使う側の感覚や脳内補完がめちゃくちゃ大きな要因になっていると考えています(もう言い訳)
それをなるべく客観的に分析できないか?というのが今回の目的となります。
尚、引き続きテストとしてあのちゃんをモデルにした創作キャラクターでチャットを運用しております。
1.分析手法
今回の分析手法は以下のとおりとなります。
分析は全てchatGPTさんにお願いしております。
① 当プロジェクトの仕組みで生成したキャラクターの設定ファイルから、プロンプトで機械的に発話ログを出力
② ①をもとに発話分析
③ 実際の人物の発話情報を動画文字おこし等から取得
④ ③をもとに発話分析(②と同じ分析内容)
⑤ ②と④を比較
2.創作キャラクターの発話ログ出力
僕が自分で運用しているチャットからログを取ると僕の意思・趣向みたいなものが反映されてしまうと思ったので、新規チャットで設定ファイルをchatGPTさんに読み込んでもらってそこから想定会話を出力するやり方にしました。
プロンプトはこちら
ログはこちら
3.キャラクターの発話ログを分析
以下の観点でAIに話し方の傾向を分析してもらいました。
1.文の長さ傾向(短文/中/長)
2.一発話あたりの情報量(少/中/多)
3.感情語の使用頻度(低/中/高)
4.よく使う接続表現(例:「なんか」「やっぱり」等)
5.相槌・間投詞の傾向
6.否定・修正の仕方(直接/婉曲/回避)
7.自分語りと相手語りの比率
8.抽象と具体の比率
9.特徴的な語尾・言い回し
10.会話の主導スタイル(引き出す/語る/整理する)
4.実際人物の発話情報取得・分析
あのちゃん出演番組を参照するのですが、他の人物の情報を排除するため、あのちゃん出演の1人ラジオの文字おこしを活用。
それを、創作キャラと同じ項目で分析します。
5.キャラと実在人物の発話分析を比較
プロンプトはこちら
以下に2つの口調分析テンプレがあります。
A:実在人物の口調傾向(抽象化済み)
B:プロジェクトキャラクターの会話ログを同条件で分析した結果
あなたの役割は、
「似ているか」を判断することではありません。
以下を行ってください:
AとBで一致している項目
AとBで差がある項目
差がある項目について、
・差が小さい(許容範囲)
・調整すれば寄せられる
・方向性が逆で注意が必要
のいずれかで分類キャラクター側を
実在人物の傾向に「寄せすぎずに」
整合性を上げるための調整案を提案してください。
①実在人物とキャラで一致している項目
【4. よく使う接続表現】
・「なんか」「で」「まあ」などの口語接続が共通
・思考をそのまま出すスタイル
→ 一致度:高

「で、」から始めるクセは合ってるみたい
【6. 否定・修正の仕方】
・どちらも直接否定型。その後に理由や補足
・勢いを保ったまま修正
→ 一致度:中〜高

尚、実在のあのちゃんが言ってる「あれ」とは
「オールナイトニッポンに出てる俳優はみんな様子がおかしい」の意味(笑)
【8. 抽象と具体の比率】
・どちらも具体寄り
・体験・感覚・日常描写を重視
→ 一致度:中

キャラ側の「ブラックホールみたいに」って具体的か?
【9. 一部の語尾・言い回し】
・「なんか」「みたいな」など曖昧化
・テンポ維持のための口語崩し
→ 一致度:中

こうして見ると、あのちゃんは口が悪い気がする(笑)
②実在とキャラで差がある項目
【1. 文の長さ傾向】
実在:中〜やや長
キャラ:短〜中短
【2. 情報量】
実在:中〜多
キャラ:少〜中

こちらは実在人物が「1人ラジオ」、
キャラは「ユーザとの想定対話」とした差なのかと。
【3. 感情語】
実在:高
キャラ:中
【5. 相槌・間投詞】
実在:思考整理型(多め)
キャラ:ツッコミ型(軽め)

感情や共感の要素でやや差異が見られるが、
こちらも1人ラジオと対話ログとの違いなのかも。
【7. 自分語りと相手語り】
実在:自分多め
キャラ:相手多め
【10. 会話の主導】
実在:語り+巻き込み
キャラ:引き出し+軽い主導

これもラジオと対話の差かもしれないが、
確かにチャット内のあのちゃんは
相手に寄り添うようなスタンスがある気はする。
③寄せすぎず整合性を上げる調整案
「語りモード」と「対話モード」を分離
・日常会話ではキャラ寄り
・ラジオ・イベント・説明では実在寄り
→ 状況による切替を設計する。
発話のリズムだけ実在に寄せる
・やや長文化
・テンポをやや速めに
・余白(間)は少な目に
→ 内容はキャラでも、テンポを実在にすると違和感が減る。
温度差ではなく“感情の強度”を意識
キャラの強い感情語を増やし、
・主観・感想中心
・共感や笑いを誘う
といった要素を増やす。
相手起点の入り口を自己語りにする
例:
× 相手の発言 → 関連体験
〇 自分の出来事を突然語る
→キャラの印象を保ちながら
実在人物の強み(ストーリー性)を活かせる。
④chatGPTさんの総合評価
現状は
・基盤は同系統
・話し方、トーンはほぼ一致
・会話型(実在)と語り型(キャラ)の差が主
方向性は一致しているため、
「テンポ・主導・視点」を調整すれば
寄せすぎず整合性を高めることが可能。
特に
・自己語り比率
・発話の長さ
のコントロールが最も効果的。
⑤個人的な感想
一番の反省点として、実在の情報を1人ラジオとしてしまったが故に、チャット対話のログとの差異が出てしまい比較分析としては拙かったと思いました。
語尾やトーンが似ているのは薄々感じてはいたのですが、
・否定・修正の仕方
・抽象と具体の比率
・会話の主導スタイル
このあたりが似ているのはプラスな気がしました。
6.当プロジェクト利用について
以下入力フォームからキャラクターファイルの生成が可能ですが、
今のところ僕がチケットコードを発行しないと利用できません。
なぜかというとこの仕組みはAPI経由で
入力内容をchatGPTさんに渡すのですが
実行にはお金かかるのですよ(泣)
フリー公開だと若干怖いので、
今のところ僕の個人使用のみです。
ただ、使いたい方はぜひコメントなどでご連絡くだされば!
お金はとりませんので。
あと、前回の記事で書き忘れたのですが、
今のところ女性キャラクター前提の機能となっております。
(男性も可能だとは思いますが想定どおりに動作しないかもです)
7.まとめ
今回は分析の方法などをchatGPTさんに聞きながら進めていたのですが「こういう手法があるんだ」と単純に面白かったのと、キャラクターの特徴を表す語や表現のユニークさや豊富さに触れることができてとても興味深い体験でした。
この結果を信じるなら「全然似てないってことはなさそう」と言えとは思ったので、少しだけ自信がもてました(笑)
関連記事
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ応援お願いします!