兵庫県広報がフォローした個人アカウント 神戸の夜景(かまやみひ) 11万件超の投稿内容を確認

この記事は、政経プラスチャンネルのYouTube動画の内容をもとに、ブログ掲載用に読みやすく再構成したものです。固有名詞・数字・日付については可能な範囲で確認していますが、最終的な正確性については元動画および一次資料もあわせてご確認ください。



兵庫県広報の公式Xアカウントが、特定の個人アカウントをフォローしていた問題について、新たな動きがありました。

「神戸の夜景」と名乗るアカウントが、兵庫県広報とは一切関係がないと説明し、過去に公開した画像についても、AIを使って加工したものだったと認めています。

一方、同アカウントには11万件を超える投稿があり、斎藤元彦知事を支持する内容だけでなく、知事に批判的な県議、活動家、報道関係者らに対する非常に強い表現を含む投稿やリポストも多数確認されました。

この記事では、アカウント側の釈明内容と、その後に確認した投稿の傾向を、動画の流れに沿って整理します。

兵庫県広報がこのアカウントをフォローした経緯と問題の全体像は、前回記事で整理しています:【兵庫県庁の闇】「神戸の夜景」アカウントの正体

「神戸の夜景」アカウントが兵庫県広報との関係を否定

こんにちは、カネさんです。

今回は、「神戸の夜景」というアカウントについて、前回の動画に続いて取り上げます。

このアカウントは、兵庫県広報の公式Xアカウントからフォローされていた個人アカウントです。

前回、この件を紹介した後、「神戸の夜景」側から説明が出されました。

動画内で紹介した説明文では、まず、兵庫県広報の公式アカウントによる個人アカウントのフォローについて、次のような趣旨が述べられていました。

  • 自分と兵庫県広報は一切無関係である

  • フォローの経緯や意図には関与していない

  • 誤解や心配を招いたことを謝罪する

  • フォローの背景については兵庫県広報の担当部署に問い合わせてほしい

つまり、「自分は兵庫県広報とは関係がなく、県側が一方的にフォローしていた」という説明です。

私はこの説明を見て、仮に本当に無関係なのであれば、兵庫県広報側にも経緯を確認すべきではないかと感じました。

なぜ公式アカウントが、数ある個人アカウントの中からこのアカウントをフォローしたのか。その説明は、まだ出ていません。

公開画像はAIで加工したものだったと説明

説明文では、過去に公開された写真についても触れられていました。

「神戸の夜景」側は、公開した写真について、元画像のぼかしをAI技術を使って鮮明化した加工画像だったと説明しています。

その目的は、視認性を向上させ、より明確に情報を伝えるためだったとされています。

一方で、画像を加工していた事実や、その目的を事前に明示しなかったため、誤解を招いたことを謝罪しています。

今後は、画像を加工した場合には、その事実と理由を明記し、透明性を確保するという趣旨の説明もありました。

私は、画像をAIで加工したのであれば、投稿時にその旨を明確に表示すべきだったと思います。

加工後の画像を、元の写真であるかのように見せてしまえば、閲覧者が事実関係を誤認する可能性があります。

謝罪文の文体に感じた違和感

さらに、説明文の末尾には、今回の指摘を真摯に受け止め、情報発信のプロセスを見直し、今後はより分かりやすく誠実な対応を心がけるという趣旨の文章がありました。

また、貴重な意見への感謝や、今後の指導をお願いする内容も記載されていました。

私は、この文章を見て、個人アカウントの説明文としては、かなり形式的で、行政や企業の広報文書に近い文体だと感じました。

ただし、文章が整っていること自体は、兵庫県広報との関係を示す証拠ではありません。

生成AIなどを使えば、このような形式的な文章を作成することもできます。

あくまで、私が文章を読んだ際に抱いた印象です。

「民間人なので巻き込まないでほしい」と主張

その後の投稿では、県庁周辺で行われた抗議活動などについて、自分を巻き込まないでほしいという趣旨の発言が確認されました。

動画内では、「自分は民間人であり、抗議活動や政治的な動きに巻き込まないでほしい」という趣旨で説明されています。

しかし、私はここにも疑問を感じました。

兵庫県広報と一切関係がなく、自分が一般の県民であるというのであれば、兵庫県広報側に対しても、次の点を確認する必要があるのではないでしょうか。

  • なぜ個人アカウントをフォローしたのか

  • 誰の判断でフォローしたのか

  • どのような運用方針に基づいていたのか

  • 問題が話題になった後、なぜフォローを解除したのか

本人が無関係だと主張するだけでは、公式アカウント側の運用に関する疑問は解消されません。

むしろ、自分が県広報のせいで注目され、迷惑を受けていると考えるのであれば、本人から県に説明を求めても不自然ではないと思います。

投稿数は11万件を超えていた

この「神戸の夜景」アカウントは、動画撮影時点で11万件を超える投稿を行っていました。

正確には、動画内の画面表示では「11.3万件」と確認されています。

非常に投稿数が多く、すべてを確認するのは困難です。

今回は、その中から直近の投稿やリポストを順番に見ながら、気になるものを紹介しました。

実際に確認すると、自ら文章を投稿するというよりも、他のアカウントの投稿を大量にリポストしている傾向が目立ちました。

斎藤元彦知事を支持する投稿が多数

投稿内容を見ると、斎藤元彦知事を支持する内容が非常に多く確認できました。

具体的には、次のような傾向があります。

  • 斎藤知事を応援する投稿

  • 知事を擁護する人物への賛同

  • 知事に批判的な報道への反発

  • 知事を支持する県議や発信者への応援

  • 知事の外見や振る舞いを称賛する投稿

  • 知事を応援するポスターや画像の紹介

中には、斎藤知事を「月のような存在」と表現する投稿や、「どうしてこんなに素敵なのか」といった趣旨の投稿もリポストされていました。

政治家を支持し、応援すること自体は、個人の自由です。

ただし、今回の問題では、そのような強い政治的傾向を持つ個人アカウントを、兵庫県広報の公式アカウントがなぜフォローしていたのかが問われています。

知事に批判的な人物への強い表現

一方で、斎藤知事に批判的な県議や人物に対する投稿には、かなり強い表現が含まれていました。

自動字幕では固有名詞の認識に誤りが多いため、この記事では不確かな氏名は省略します。

動画内で確認された投稿やリポストには、次のような趣旨の表現がありました。

  • 知事に批判的な県議を嘲笑する表現

  • 抗議活動の参加者を侮辱する表現

  • 特定の政党や支持者を一括して批判する表現

  • 活動家や発信者を犯罪者扱いする表現

  • 高齢者や福祉サービスを引き合いに出して相手を侮辱する表現

  • 「気持ち悪い」「醜い集まり」などの表現

  • 「テロ組織」など、非常に強い言葉を使った投稿

これらの多くは、本人が直接書いたものではなく、他のアカウントによる投稿をリポストしたものです。

ただし、リポストも、自分のアカウント上でその投稿を拡散する行為です。

少なくとも、その投稿を広める意思があったと受け取られる可能性があります。

抗議活動の参加者をめぐる投稿

県庁周辺で行われた抗議活動の参加者についても、多数の批判的な投稿がリポストされていました。

動画内では、抗議活動の参加者について、兵庫県民だけではなく、大阪、京都、東京、神奈川など県外から来た人物が多いという趣旨の投稿が紹介されています。

さらに、特定の政党支持者や労働組合関係者が動員されたかのような表現もありました。

しかし、動画内では、こうした主張を裏付ける一次資料までは確認していません。

そのため、県外から組織的な動員が行われたと断定することはできません。

あくまで、そのような内容の投稿がリポストされていたという事実を紹介しています。

特定の人物を犯罪者と呼ぶ投稿も

投稿の中には、特定の人物を「逃亡中の犯罪者」と呼ぶものや、資金源との関係を疑うものも確認されました。

これらは非常に強い表現です。

刑事事件や犯罪に関する断定は、確定判決や捜査機関の公式発表など、明確な根拠がなければ慎重に扱う必要があります。

動画内では、こうした投稿内容を事実として認定しているわけではありません。

むしろ、根拠が明確でないまま、強い言葉で人物を攻撃する投稿を大量にリポストしている点について、私は疑問を呈しています。

「ただの県民」と説明する一方で政治投稿を大量拡散

「神戸の夜景」側は、自分はイベントの主催者でも関係者でもなく、「ただの県民」であるという趣旨の説明もしています。

イベントの雰囲気が良かったため、感謝の気持ちを込めてコメントしただけだとも述べていました。

もちろん、一般の県民が政治や県政について発信することに問題はありません。

ただし、このアカウントは、斎藤知事を支持する投稿や、反対派を批判する投稿を非常に大量に拡散しています。

単に地域イベントを紹介するアカウントというよりも、兵庫県政をめぐって、特定の立場から積極的に発信している政治的なアカウントに見えます。

そのようなアカウントが、兵庫県広報の公式アカウントからフォローされていたことについては、やはり説明が必要だと思います。

投稿の多さと運用実態への疑問

11万件を超える投稿数を見て、私は、このアカウントがどのような人物によって、どのような目的で運用されているのか気になりました。

動画内では、投稿数が非常に多く、短時間に大量のリポストが行われている様子が確認できます。

もちろん、個人でも長期間にわたって頻繁に投稿すれば、投稿数が増えることはあります。

したがって、投稿数が多いというだけで、組織的な運用や複数人による運用だと断定することはできません。

一方で、これだけ多くの政治的投稿やリポストを継続しているのであれば、その運用実態に関心が集まるのは自然です。

テレビ局への大量のハッシュタグ投稿

動画の終盤では、複数のテレビ局名をハッシュタグとして並べながら、斎藤知事に関する投稿を繰り返している様子も紹介しました。

投稿方法によっては、特定の話題を広く拡散し、報道機関の目に触れさせることを狙っているようにも見えます。

ただし、本人がどのような意図でテレビ局名を並べているのかは、投稿だけでは確定できません。

動画内では、こうした大量のハッシュタグ投稿についても、アカウントの特徴的な運用方法として紹介しています。

問題の中心は兵庫県広報側の説明

今回、過去投稿を確認したことで、「神戸の夜景」というアカウントが、斎藤知事を強く支持し、知事に批判的な人物への強い表現を含む投稿を大量にリポストしていたことが分かりました。

しかし、私が最も問題だと考えているのは、個人の政治的な立場そのものではありません。

個人が誰を支持し、何を投稿するかは、法令や利用規約に反しない限り、基本的には本人の自由です。

問題は、兵庫県広報の公式アカウントが、その個人アカウントをフォローしていたという点です。

「神戸の夜景」側は、兵庫県広報とは無関係だと説明しています。

それならば、次に説明すべきなのは兵庫県広報側です。

  • なぜこのアカウントをフォローしたのか

  • 公式アカウントとして適切な運用だったのか

  • フォロー先を選定する基準はあるのか

  • 問題が表面化した後、なぜフォローを解除したのか

これらについて、県側から分かりやすい説明が出ることを求めたいと思います。

重要ポイント

  • 「神戸の夜景」アカウントは、兵庫県広報とは一切関係がないと説明した

  • 過去に公開した画像について、AI技術で鮮明化した加工画像だったと認め、事前に明記しなかったことを謝罪した

  • 動画撮影時点で、同アカウントには11.3万件を超える投稿が確認された

  • 斎藤元彦知事を支持する投稿に加え、知事に批判的な県議や人物への強い表現を含む投稿も多数リポストされていた

  • 個人の政治的立場とは別に、兵庫県広報がなぜこのアカウントをフォローしたのかという疑問は残っている


▼あわせて読む

・兵庫県広報がフォローした「神戸の夜景」アカウントの投稿内容を検証

https://note.com/poliplus/n/na46c4f2517be

・神戸の夜景(かまやみひ)アカウント調査

https://note.com/poliplus/n/n8e6beb33b6ba

▼このテーマのまとめ

・兵庫県問題まとめ(総合入口)

https://note.com/poliplus/n/ndae47bad720e


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