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玄関を開けるたびに、小さな命に会う

数あるnoteの中から、この記事を見つけてくださってありがとうございます。理学療法士として10年、今は整体師として活動しながら、夫と7歳の子どもとウサギと暮らしているピノです。

前回は、いつか終わっていくものについて書きました。
今回は、その逆です。
ちゃんと続いていくものについて、書いてみようと思います。

🏡家に入るたび、まず目に入るもの

我が家に帰ってくると、一番はじめに目に入るのが朝顔です。
最近、どんどん花が咲き、それを見るたびに「あ、咲いてる。夏だなあ」と思います。

そのまま玄関先に目をやると、虫かごが2つ。
中にいるのは、カエルとカブトムシ。

我が家には、他にもメダカとウサギがいます。
ウサギのことはまた別の機会に書くとして、
今日は、玄関先の小さな生き物たちの話です。

🐞なんでも飼いたくなる時期

小さい子どもって、だんごむしやバッタ、てんとう虫、かまきりなど、目についた生き物をなんでも飼いたがる時期があるように思います。我が家も、そこからカブトムシやカエル、メダカまで、少しずつ広がってきました。

🫧ビオトープの、針子だった子たち

メダカは、庭のビオトープで飼っています。
毎日、餌をあげるときに覗くのが日課です。

最初は針みたいに細かった針子が、少しずつメダカらしい形になってきました。エアーポンプではなく、水草が酸素を分けてくれていて、元気に泳ぐメダカと一緒に、アナカリスからぷつぷつと小さな泡が出ているのを見ると、「あ、ちゃんと生きているな」と、なんとなくほっとします。

時々、娘も餌をあげるのですが、数匹いるメダカに、いつも新たな名前をつけて、「メーちゃん、ケンカしないの!小さいちゃん、大きくなってね」と話しかけてます。
それはそれで、なんだかほのぼのするもので。

🪵卵から育てた、はじめてのカブトムシ

カブトムシは、去年、卵から育てました。
卵から幼虫、幼虫から蛹、蛹から成虫まで、はじめから最後まで見届けたのは、今回がはじめてでした。

数匹が無事に成虫になって、今は昆虫ゼリーを食べています。
成虫になって土の上に姿を見た時は、娘と一緒になって喜んでいました。
娘にとっても、卵からの全部を見届けたのははじめてだったので、特別嬉しかったようです。

🐸かえちゃんが、また土から出てきた

一番、思い入れが深いのがカエルです。

2年前、近所のお兄ちゃんが川で捕まえてきたおたまじゃくしを育てて、カエルになったものを2匹、我が家に分けてくれました。実はその前の年、私たちも自分たちでおたまじゃくしからカエルまで育てたことがあったのですが、冬眠に失敗して、春を迎えられませんでした。

お兄ちゃんがくれたのは、そのときと同じ種類のニホンアカガエルでした。2匹のうち、なんとか育てられたのは1匹。
今度こそ冬眠を成功させようと、いろいろ調べて、準備をして、冬を迎えました。

春になって、ちゃんと目覚めてくれるか心配で、心配で。
娘と2人で、「生きてるかー」と土を掘って、半ば強引に起こしてしまったのですが・・・。

生きているのを確認できたときは、
「わ!生きてるー」と2人で大喜び。
本当にほっとしました。

無事に2年目を迎え、猛暑もしっかり生き抜いて、また秋がきました。
その年も餌をたくさんあげて、落ち葉を拾って虫かごに入れて、できる準備をして冬眠へ。

そして今年の春、今度は自分から、のっそりと土の中から出てきてくれました。

「あ、生きてた」

最初にカエルの姿を発見した娘は、大急ぎで報告しに来てくれて、2人で安堵しました。

そして、いつのまにか、「カエル」ではなく「かえちゃん」と呼ぶようになり、カエルは得意ではなかった私も、今ではかわいいと思うようになりました。


🌱去年の種を、また蒔いてみた

玄関先の朝顔は、去年、娘が小学校の生活科の授業で育てたものの種です。

私自身、小学1年生のとき、学校で朝顔を育てたことがあり、そのとき採れた種を植えると、翌年もまた花が咲く、という経験をしていました。

同じことを娘にも味わってほしくて、去年採れた種を、今年また植えてみました。芽が出て、花が咲いたのを見たとき、「ちゃんとつながった」と、ここでも、ホッとしました。

口で説明したわけではないのですが、でも、こうやって命がつながっていくことを、娘にも体で感じてもらえたらいいなと思っています。

🌏ちゃんと命は続いていく

忙しい毎日の中で、ふと一人ぼっちに感じたり、うまくいかなくて落ち込んだりすることが、あります。そういうとき、周りを見る余裕は、たいていなくなっています。

でも、そんなときでも、玄関先や庭では、それぞれの生き物たちが、それぞれのやり方で、ちゃんと生きています。それを見ると、なんとなく気持ちが穏やかになる瞬間があります。

生き方はいろいろあっていいんだな、
小さな生き物も、ちゃんと生きているんだな、と。

毎日、完璧にお世話ができているわけではありません。それでも、メダカは泳ぎ、朝顔は花を咲かせ、かえちゃんはのんびり生きている。
それぞれの命を精一杯生きている。

娘は、今はまだピンときていないかもしれませんが、玄関を開けるたびに小さな命に出会うこの毎日が、いつか、大きくなったときに思い出し、そっと支えになってくれたらいいなと願っています。

うまくいかない日があっても、大丈夫。
ちゃんと続いていく力が、こんなに身近なところにもある。玄関先の小さな生き物たちが、それを静かに、でも力強く教えてくれている。

もし今日、少し疲れていたり、うまくいかないなと感じていたりしたら。
少しだけ、身の回りにある小さな命に目を向けてみませんか。
玄関先の鉢植えでも、通り道の草花でも、ベランダの小さな緑でも。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。 「これ、わかるな」と思っていただけたら、スキやフォローをいただけると、とても励みになります。
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【保有資格・経歴】
理学療法士(臨床10年)
3学会合同呼吸療法認定士
ボバース成人アドバンスコース修了
ボバース小児ベーシックコース修了
整体師


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