目が合えば 無邪気に走り 駆け寄りて 来たり子どもの 瞳輝き|特別養子縁組|登録前の基礎研修③
児童養護施設の訪問の次に、道を挟んで向かいの乳児院へ移動しては、建物全体の見学をした後に、保育室を見せていただけた。
職員の方に続いて、広い廊下を歩いて行くと、給食室のようなものがあった。おやつの準備かなと思うものが窓越しに見えては、施設を案内してくださる方が立ち止まり、食事やおやつ、個々のアレルギー対応などの説明をされ、また色々と話しを続けながら歩き出された。
その方の後を皆がついて歩き、調理室から離れていく時に、最後に歩いていた私はガラス越しに中を少し覗き、ふと思った。
ここは児童養護施設。お昼だけでなく朝昼晩の3食出すのだから、きっと給食室とは言わずに調理室とでも言うのだろうな。
そんなことを思いながら、施設の方の後に続き長い廊下を歩いては、保育室へ続く廊下に変わった。そして幼稚園の雰囲気のような、子ども達の可愛らしい賑やかな声が、奥から聞こえてきた。
まだ本当に小さな赤ちゃんから、よちよち歩きのままならない子ども達のお部屋に、入園したかしてないかの小さな子ども達のお部屋。そして年中かな?年長かな?とも思える、パワフルで頼もしい子ども達のお部屋と分けられていて、それぞれ順々に案内され保育室にお邪魔する。
乳児の部屋には、赤ちゃんが沐浴する小さな深めの沐浴槽があったり、お風呂上がりの体を拭いてあげる場所があったり、ミルクもすぐ作れるように工夫されていたりと、どれもササッとできるように考えられた設計で思わず感心していた。
児童養護施設も乳児院も、こうした経験がなければ知ることない世界で、意外に乳児も結構いることに驚いた。
虐待などがあった際、その親の近くの施設に預けられると、気持ちの揺らぎで子どもを再度引き連れて帰ることが予測されるのと、施設の数が少ないのとで、遠く離れた所から連れて来られることもあるという。
同じ所から来た兄弟なのに、年齢の関係で施設が別になったり、大きくなると性別により建物も別になったりと色々だ。
抱っこされた乳児やまだ1、2歳かと思う小さな子ども達の部屋では、私達がお邪魔するとこちらをキョロキョロ見つめ、誰かな?という表情を見せるに留まるが、幼児の部屋へ行くと、ワーッと走ってきて人懐っこく喋り出す子もいる。
職場の子ども達と何ら変わらない屈託のない笑顔に心惹かれつつ、ここにいる子ども達は、ここがお家なんだなと深く考えさせられる時間だった。
真っ直ぐな瞳と、素直な気持ちで私の所に来てくれては、大好きなおもちゃのことを、自慢気に語り続ける姿は今も忘れられない。
前回の
児童養護施設の話はこちらから↓
そして
前々回の睡魔が襲う午前の研修の話は
こちらから↓
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次は【 登録前研修① 】
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