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ことでん ファンタンゴレッド・旧型車代走4連運用を撮る!

今回は、四国は香川県の高松からお届け!四国の経済的中心地の一つである高松には、地場の私鉄として高松琴平電気鉄道(通称:ことでん)が3路線を伸ばしています。

 ことでんは四半世紀ほど前に、自社の拠点駅・瓦町に招き入れた百貨店の倒産(組んだ相手がそごうだったので…)の影響や、従業員の士気の低さや接客態度の悪さ故に経営危機に陥り、地元からも突き放されたという過去を持った特殊な電鉄会社。

 その後の経営再建時の自助努力によって、いまや地方私鉄にしては珍しい活況なラッシュ輸送が見られるほど、地元に支持される電鉄会社まで立場を回復。2026年3月時点では、東京や名古屋からの中古車のみで一般運行されていることでんですが、令和に入って新規複線化工事や自社設計の新型車両の投入など、景気の良い話がまだまだ待っています。

地元に愛されることでんに。

 今回カメラを構えるのは、JR高松駅に近接する琴電築港・片原町周辺。先ほどの百貨店誘致のお話からもお分かり頂ける通り、市街地はどちらかと言うと、ことでんの片原町や瓦町に位置しています。そのため、立派なアーケードの商店街は、JR側ではなくことでん側に伸びています。三越も片原町エリアに所在。

景気付けに"鳥鉄"ガチ勢
コガラかな?

 景気付けに近くまで寄ってきてくれた鳥さんから撮影。シジュウカラかな?と思いましたが、黒帯が腹まで貫通していないのでコガラか。なんだか電車みたいな見分け方してます。会ってるかは分からないのでバードウォッチングが趣味の方はコメント欄までどうぞ。

ことでん1080形(元・京急1000形) 一宮行き
ファンタゴンレッド

 まずは白地幕のことでん1080形から。"京浜急行の旧1000形”として僕が最後に見たのは、高架化工事が佳境に差し掛かった頃の京急蒲田だったので、もう15年以上前でしょうか。結局、ことでんの赤色って、「ファンタゴンレッド」なのか「ファンタンゴレッド」なのか。どっちなんですか?

手前でもう一発
4両編成です。後ろ側は…?

 ことでんは平日の朝方を中心に、半分程度の割合で4両運転を実施しています。もちろん路線の下り側に求心力の強い街がある訳ではないですが、瓦町・片原町周辺は首都圏の大都市と遜色ないほど発展しているため、旺盛な通勤需要があるようです。

後ろには1070形(元・京急600形)が引っ付いてました!
こちらもファンタンゴレッド。

 後ろ側の2両には1070形が連結されていました!元々は京急の先代600形。快速特急運用をメインにこなしていましたが、こちらも既にいまは亡き2000形に置き換えられる形で撤退。押し出されるように高松にやってきた際に、前面が非貫通の湘南窓スタイルから、非常貫通路付きの三枚窓に改められました。凄い強烈な食パン電車。

 ぶっちゃけ湘南窓時代に見たかったのはありますが、いまでは京急600形の貴重な生き残りとして、ラッシュ時の付属編成として活躍中。あまり詳しくないですが、単独編成での運行は設定が基本的に無い模様。後ろに付いてくれただけ、ありがたく思いましょう。

長尾線1300形(京急1000形)
平木行き

 琴電築港・瓦町ベースで平日1本しか設定がない平木行きは、こくみん共済ラッピング車でした。顔全体を使って広告が貼付されているのが面白い。

ことでん1200形(元京急700形)+1100形?(元京王5000系)
琴電琴平行き

 床下ピッカピカでやってきたのは、元々京浜急行で普通電車用として活躍していた700形です。側面が4扉なのが特徴。幕も黒地。京急時代初期には3両編成で活躍していたものの、旅客の増加に伴い、動力無しの付随車を組み込んで4両編成化。

 しかし、これにより脚が遅くなって、高加速が求められる京急線内でお荷物になってしまったことで有名。末期は支線である大師線の主として細々と活躍していました。一方で、ことでんでは1両あたり4ドアというラッシュ耐性を遺憾無く活かして、現在でも主戦力として活躍中。

 あ、次が個人的にお目当ての運用です。ちゃんと被らずに来てくれるといいな♪

所定運用:600形(元・名古屋市営地下鉄名城線)×2本
実際に来たもの:600形+1070形!

 朝に1往復だけ設定されている所定600形+600形の4両編成。手前の車両は名古屋市営地下鉄・名城線出身の車両で、600形同士で4両編成を組むのはこの1往復だけとなっています。

 しかし、この日はたまたま相方が運用予備として回ったことで、高松築港側2両が1070形食パン電車(元・京急600形)の代走に変更。運良く車体断面の異なる黄色い4両編成を見ることができました。

1080形 一宮行き

 最多勢力なので特に苦労しなくても見られる1080形。京急時代のセカセカした走りは鳴りを潜め、いまでは高松市街地をのんびりと走っています。

長尾線1250形 瓦町行き

 京急1000形と700形を顔で区別するのは素人には難しいですが、これは4ドアなので元700形です。どうやら同じ700形出身でも、保守の関係で1200形と1250形で分かれるようで。むず。

1100形(元・京王5000系)

 以前に富士急の記事を出した際に、京王オリジナルカラー復刻の元5000系を記録しにいきましたが、こちらはラッピング車両です。随分派手だね。

ことでん1080形
朝の4両編成
1200形 長尾行き
春の電車まつりHM

 緑色の長尾線はワンマン対応車専属のようで、朝の4連運行は設定が無さそうでした。

1080形+1070形 仏生山行き
ファンタンゴレッド4連!

 趣味人の間で人気が高いファンタンゴレッド4両編成が来ました!さっきより光線状態が良いですね。後ろは食パン電車1070形なので、4両編成運行が無くなる昼に入る前に解結するのかな。

1250形 瓦町行き

 琴電築港から瓦町までは僅か5分程度…。あまりにも短い運行区間。回送を兼ねた便です。

1200形+1100形 春の電車まつりHM
一宮行き

 元京急700形の電車まつり号HM。個人的には英字+黒地幕がちょっと格好良い。1080形との区別はそこでもできるんかな?

600形 長尾行き

 元・名古屋市営地下鉄名城線の車両は、緑のワンマン対応車も在籍してるようです。車種も多ければ、カラバリもあるので飽きないですね。

高松、いい街でした。

 4両編成の運転時間帯もそろそろ終わるので、これにてことでん撮影はお開き。地元の同業の方もお疲れ様でした。ファンタンゴ4連追っ掛け部隊が結構いたので、あれ結構珍しいのかも。

 おまけとしてYoutubeにアップした所定600形4連運用の動画をシェアしておきます。車掌さんの挙動的に方向幕は手回しでやってるのかな? 普段は設定が無さそうな行き先でストップするのが面白い。

 今回はこれにて。いいね(誰でも押せます!)・コメント・Twitter共有など励みになります。今後も読まれたい方は、フォロー・ブックマークがオススメです。それでは。

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