自分を褒めて脳のブレーキを外したら、人生のエンジンが回り始めた
やりたいことがあるのに、どうしても行動できない。
目標を立てても、三日坊主で終わってしまう。
手帳に夢を書いても、今日もまた、動けなかった自分がいる。
私はこれまで、何度もそうやって自己嫌悪に落ちてきました。
でも、ある時気づいたんです。「意思」や「根性」では、変われないんだと。問題は――脳の中に、すでにプログラムされた「動けない理由」が存在しているということ。
今回受講したのは、「ニューロエンコーディング」という一見怪しげな名前の講座。でもその本質は、脳科学に基づいて、自分の行動を「自然に変えていく」ための再プログラミング手法でした。
講師は語る。
人は「気合」では変われません。
人は「褒められる」と変わるんです。
それも、自分で自分を褒められるようになった瞬間に、行動は加速していきます。
この講座のなかで紹介された考え方と方法論は、私のような凡人でも、現実を少しずつ書き換えていける希望になると感じました。
この記事では、その内容をかみ砕いて、徹底的に解像度高くまとめていきます。
【第1部】「成功できない人の脳」に共通する、8つのプログラムとは?
講師は冒頭でこう語っていました。
僕たちの体は、勝手に動いているんじゃない。
すべては、脳の命令によって動いています。
これは当たり前のことに見えて、私はハッとさせられました。
「行動できない」のは、怠けているからでも、やる気がないからでもない。
行動を命令する「脳」が、そもそも「動かさないようにプログラムされている」ということなんです。
講座のなかで、講師はこんな話をしていました。
脳の中には、生き延びるために自動的にインストールされている8つのネガティブなプログラムがあります。このプログラムが、成功の足を引っ張っています。
その「8つ」は以下のようなものでした。
先延ばし癖
ためらい
失敗への恐れ
成功への恐れ
自己疑念
自己嫌悪
インポスター症候群(自分の成功を信じられない)
拒絶の恐れ
ここで私が驚いたのは、「成功への恐れ」という項目です。
SNSで発信できない人って、実は“失敗”を怖がっているんじゃなくて、「成功したらどうしよう」って怯えてるんです。
成功すると、誹謗中傷されたり、知らない人に絡まれたりするかもしれない。その「副作用」を、脳が勝手に想像して、ブレーキをかけてしまうんです。
これはまさに、私のことでした。
何かを始めようとしても、頭の中で勝手に「もしも……」が浮かんできて、動けない。
また、日本人特有の美徳である「謙虚さ」も、裏を返せば自分を低く見積もる癖に繋がるといいます。
日本人は「自分を褒める」のがとても下手くそです。
自分を褒められないから、自己肯定感が育たず、
成功しても「たまたま」「自分なんて」と、過小評価してしまうんです。
私は正直、この話を聞いた時、胸が締めつけられるような感覚がありました。「私なんかが……」という気持ちに、どれだけ可能性を奪われてきたかを思い知らされたからです。
講師は続けます。
この8つのネガティブなプログラムを持っている限り、
どれだけ学んでも、どれだけ良い情報を得ても、
行動できないまま、時間だけが過ぎていきます。
だからこそ――
まず最初にやるべきは、「行動力を高める」ことではなく、
この8つのプログラムを書き換えることだったのです。
【第2部】ネガティブな脳の回路を「破壊」する5ステップ
「行動できない人の脳には、共通する8つのネガティブプログラムがある」
そう聞いても、じゃあどうすればそれを取り除けるのか、正直ピンと来ない人も多いと思います。私も最初はそうでした。
けれど講師は、これを極めてシンプルな5つの動作で書き換えられるのだと語ります。
ステップは、めちゃくちゃ簡単です。
でも、バカにせずに何度も繰り返してみてください。
脳が本当に変わっていきます。
この「ネガティブプログラムを破壊するエクササイズ」は、
一言で言えば、脳の誤作動パターンを物理的に遮断し、新しい回路を書き込む技術です。
以下が、実際に講座で紹介された5つのステップです。
① 恐怖や不安の感情を、リアルに思い浮かべる
まずは、自分が「怖い」と感じているものを、なるべく鮮明にイメージすることから始まります。
誰かに拒絶されるのが怖い。
失敗したらどうしよう。
発信して叩かれたら……。
脳が「うっ」となるくらい、実際に心が重くなるレベルで、しっかりと思い出すことがポイントだといいます。
ここで本当に嫌な気分になってください。
そうじゃないと意味がありません。
② 椅子から立ち上がって、天井を見つめる
ここが最も意外だったステップです。
でも実はこの動作が、脳のパターン遮断において決定的なトリガーになります。
人は、上を向いている時にネガティブになれません。
天井を見上げるだけで、さっきの嫌な感情が一時的に消えるんです。
私は最初、半信半疑でした。
でも実際にやってみたら、本当に不思議と「さっきまでの不安」が霧のようにぼやけて、どこか遠くへ飛んでいく感覚がありました。
これは「パターンインタラプト」と呼ばれる技術です。
嫌な思考をしている脳に、意図的に違う指令を入れて、思考の流れを中断させるんです。
③ ニコッと笑顔を作る(できれば歯を見せて)
次に、天井を見上げながら、口角を上げてニコッと笑います。
これ、バカバカしいと思ってもやってください。
笑顔を作るだけで、脳は「あ、今いい気分なんだな」と勘違いするんです。
ここで重要なのは「感情を変える」のではなく、表情を変えることで感情が後から変わるという点。
講師は「上を向いて、笑って、感情を後追いさせる」ことの重要性を繰り返し強調していました。
④ 自分を褒める(心の底から)
このフェーズが、最も日本人にとって難しいとされています。
でも、それこそが脳に新しい回路を焼き付ける決定打になるのです。
自分の肩を叩いてあげる。
よし、よくやったと声に出して言う。
ガッツポーズして「俺、最高」と言ってみる。
本気でやってください。
ここで脳内にはドーパミンが分泌され、「快」の記憶が残ります。
この「気持ちいい記憶」を、恐怖や不安のイメージと切り替えることで、脳がこう学習していくのです。
恐怖に浸るより、立ち上がって笑って褒めた方が気持ちいい。
だったら、そっちを選ぼう。
⑤ これを毎日、何度も繰り返す
そして最後のステップは、とても地味で、とても強力な習慣です。
繰り返せば繰り返すほど、脳が勝手に切り替えてくれるようになります。
最初はぎこちなくても、だんだんと脳の反応が早くなっていきます。
私自身、これを最初は「ちょっとアホっぽいな」と思いながらも、1日3回、5回と実践していきました。
すると気づけば、ネガティブな思考が「出てもスッと消える」ようになっていったのです。
講師が繰り返し語っていたのは、次の一言でした。
脳は、感情よりも「動作」に影響されます。
動作が感情を変え、感情が行動を変え、行動が未来を変えるんです。
この5ステップは、ほんの2〜3分で終わるエクササイズですが、
やればやるほど、自分の内面に変化が起きていくのがわかるはずです。
私のように「気合が空回りしていた人間」にとって、
これはまさに、人生を変える脳のリセットボタンのようなものでした。
次の【第3部】では、この5ステップの先にあるドーパミンによる報酬設計の仕組みと、「どうやって行動を快楽に変えていくか」について、さらに深堀りしていきます。
【第3部】「行動することが気持ちいい脳」をつくる、報酬設計のメカニズム
脳の回路を書き換えるための5ステップ――。
そこまでは前回お伝えしました。けれど、ここで終わりではありません。むしろここからが本番です。
講師は言います。
脳は「つらいこと」をやりたがりません。でも「気持ちいいこと」は、勝手にやりたがるようになります。だったら、行動するたびにドーパミンを出して、気持ちよくなればいいんです。
これが、この講座で一貫して語られていた「行動を自然に引き出す」ための根本的なロジックです。
つまり――行動=快感になるよう、脳に覚え込ませるということ。
たとえば、あなたが何か新しいタスクに取り組もうとするとします。
noteを書く、SNSで発信する、動画を1本見る、学びの時間を確保する――。
それらの行動のすべてに対して、「よくやった」と自分を褒め、脳内に快楽物質(ドーパミン)を分泌させる。
行動 → 褒める → 気持ちいい → またやりたくなる。
この循環が、勝手に回り始めるんです。
ここで注意したいのが、「ご褒美」の種類です。
もちろん、高級チョコやおいしいスイーツなど、自分へのご褒美も悪くはありません。
でも、講師は明確に断言していました。
最強のご褒美は「自分で自分を褒めること」です。
お金も時間もいらない。今すぐできて、しかも効果が爆発的に高い。
人間の脳は、ドーパミンが出た行動を「快」と記憶します。
そしてその行動を、再び繰り返そうとするのです。
これは、赤ちゃんの成長プロセスを思い出せば明確です。
ママと発音するだけで褒められる。すると赤ちゃんの脳は「これ楽しい」と記憶して、もっと言いたくなる。
それとまったく同じで、大人になった私たちの脳も、褒められると伸びるようにできているのです。
成長とは、褒められて、ドーパミンが出て、
もっとやりたくなる。このサイクルの連続です。
けれど、私たち日本人には一つだけ深刻な問題があります。
それが、「自分を褒めることに慣れていない」ということ。
誰かに褒められると、
つい「いやいや全然です」と言ってしまう。
成功しても「いや、自分なんてまだまだ」
それ、全部ドーパミンの分泌を阻害してます。
脳からすれば、「せっかく良いことしたのに、快感が返ってこない」ということになります。
この状態が続くと、行動が定着しません。逆に、「やっても報われない」と学習してしまう。
だからこそ、講師はこう繰り返していました。
自分を褒めることは、脳へのご褒美です。
自分を褒めて、行動を「気持ちいいこと」に変えてください。
では、具体的にどんな場面で褒めればいいのか?
難しく考える必要はありません。
学ぶために時間を使ったとき
勇気を出してSNSに投稿したとき
タスクを始めただけでも
いつもより5分早く起きられたとき
スキンケアや運動を継続できたとき
本当に、小さな一歩でも構いません。
そのたびに、「よくやった」と口に出し、ガッツポーズして、脳に教えてあげるのです。
成功のために行動する=気持ちいい。
脳がこれを覚えた瞬間、世界が変わります。
これが、いわゆる「報酬設計」と呼ばれるものです。
外から与えられるものではなく、自分の内側から設計していくもの。
この仕組みが、脳にしっかり根付いていけば、
やる気や意思の力に頼らなくても、自動的に行動できる自分が生まれてくるのです。
次の【第4部】では、ここまでで見てきたニューロエンコーディングの考え方を、さらに日常のあらゆる習慣や目標達成にどう落とし込んでいくか?を具体例つきで深掘っていきます。
【第4部】ニューロエンコーディングを「現実に落とす」ための超具体的フロー
ここまで読んできて、私と同じようにこう思った方もいるかもしれません。
「いや、理屈はわかった。でも実際、何から始めればいいの?」と。
私も正直、最初は同じでした。
けれど講師は、そこすらも見越して、**再現性が極限まで高い「日常への落とし込み方」**を語ってくれました。
そのすべての根幹にあるのが、この一言です。
脳が「気持ちいい」と思えば、人は勝手に行動するようになる。
あとは、そのスイッチを押すだけです。
このスイッチを押すための方法論は、たった3つのキーワードで語られていました。
1. 成功の「最小単位」を決める
ここがまず、最も重要な起点です。
多くの人が挫折する理由は、やろうとすることの単位が大きすぎるからだと講師は言います。
「1日3時間勉強する」は、失敗する。
「机に向かってテキストを開く」なら、成功できる。
つまり、成功の定義を「最小化」すること。
たとえばnoteを書くなら「タイトルだけ考えたらOK」。
筋トレなら「腕立て1回でOK」。
スキンケアなら「化粧水だけつければOK」。
どんなジャンルでも、「0→1の一歩目」をハードルのないところに置いておくのがコツです。
2. 取り組む順番を「固定化」する
脳がエネルギーを無駄に消費しないようにするために、「やることの順番」を決めておくことが極めて有効だといいます。
人間は選択肢が多いほど、動けなくなるんです。
朝起きたら、顔を洗う→白湯を飲む→PCを開く。
この流れが固定されていたら、迷わず動けます。
重要なのは、「何をやるか」ではなく「やる順番を決める」こと。
すると、脳はその流れを「安心できるルート」として記憶し、習慣化しやすくなるのです。
3. 行動したら「即、褒める」
これはもう、何度も登場したテーマですが、講師がこれほどまでに繰り返していたのは、それだけ重要だからです。
脳は、ドーパミンが出た行動を「またやりたい」と学習します。
だから、動けた自分をリアルタイムで褒めてください。
「うわ、えらすぎ」って声に出すだけでいい。
ポイントは、すぐに、心から、ちょっと大げさに。ガッツポーズをして、肩を叩いて、「天才かよ」と言ってやればいいのです。
この3ステップをセットで回す。そして、それを1日のなかで何回でも繰り返す。
すると、脳はこう学びます。
行動したら、気持ちよくなる。
気持ちよくなるなら、また行動したい。
このループが自動で回るようになったとき、
行動は「やらなきゃ」ではなく、「やりたい」に変わります。
講師は最後に、こんな言葉で背中を押してくれました。
挑戦が続かないのは、あなたの意志が弱いからじゃない。
脳に「続けられる仕組み」がなかっただけなんです。
この言葉を聞いたとき、私は本当に救われた気がしました。
頑張れない自分を責めるのではなく、仕組みを変えればいいだけだったとわかったからです。
そして今、こうしてこの記事を書き終えるまで、私は毎日このニューロエンコーディングを続けてきました。
最初はぎこちなくても、やるたびに、少しずつ、自分の反応が変わっていくのを感じています。
【おわりに】
人は、意思では変われません。
でも、仕組みと習慣なら、誰でも変われる。
その入口として、このニューロエンコーディングは、あまりにもシンプルで、強力で、実践的でした。
まずは今日、たった1回。
立ち上がって、天井を見て、笑って、自分を褒めてください。
それが、未来を動かす一歩になります。
この文章を読み終えたあなたは、すでに「行動のスタートライン」に立っています。どうかこの先、自分を責めるのではなく、自分の脳を味方につけてください。
きっと、ちゃんと動き出せます。
これから、私と一緒に。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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