こころちゃんまんが #8|一人になると反省会が始まるフクロウ
不思議な島にある、小さなクリニック。
ここには、ちょっと心が疲れた動物たちがやってきます。
今週の患者さん
第8回目は、フクロウさんのお話です。

人と話している間は、いつもどおり。
笑って、挨拶をして、普通に一日を終えられます。
ところが、一人になった途端、
その日の会話が頭の中でもう一度始まります。
返事が少し遅かった。
相手の顔が一瞬曇った気がした。
あそこで別の言葉を選べばよかった。
誰も覚えていないかもしれない場面を、
フクロウさんだけが、何度も振り返っています。
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第1話:一人になったら開会です




第2話:いい日の後ろ側



第3話:夜にだけ上手くなる返事

第4話:静かなだけで犯人になる


第5話:三分間だけ反省会




第6話:チャイムが鳴ったら強制終了


第7話:夜を鳴らすベル



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一人になった途端
その日の会話をもう一度やり直してしまう
フクロウさんのお話でした。
楽しかったはずの帰り道でも、
頭が拾うのは、たったひとつの気まずい顔。
誰も気にしていない沈黙まで、
「私が何かしたのかも」と、
自分のせいにして持ち帰ってしまいます。
その場では出てこなかった返事ほど、
あとになって妙にうまくなる。
しかも、一人になった自分は、
昼間の自分にかなり厳しい審査員です。
振り返ること自体が、
悪いわけではありません。
少し考えることで、
次はうまくできることもあります。
ただ、終わりのベルがない会議は、
何度でも同じ議題へ戻ってきます。
だから先生が決めたのは、
反省しないことではなく、
三分で閉会することでした。
「まだ考え足りない」と思っていても、
チーンと鳴ったら、今日はここまで。
きれいに納得できなくても、
眠ってしまえば朝は来ます。
そしてこの島では、どうやら夜そのものにも、
閉会のベルが必要なようです。
次回も、ちょっと疲れた誰かのお話です。
おたのしみに~
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ちょっと疲れた日に、ふらっとのぞきに来てください。
第7話↓
