【娘25歳子育てのやり直し】一人暮らししたい気持ちがムクムクと
夜のバイトでは40代くらいの年上のおねえさまが何人かいて、娘はその人たちの事が大好き。
今日はこんな話をした、あんな事を言ってくれたなど、バイトから帰ってくるとわたしに話してくれる。
また、新しく採用してくれた会社の活動を通して、様々な信頼できる大人と出会うようにもなった。
気がかりなこと、どうしようか悩んでいる事、人との関わり方について思うこと…。
母親のわたしに何気なく話してくる時には、助言としてではなく個人の気持ちとして、ママはこう感じたよ、ママだったらこう思うかな、と答えるようにしている。
そして、こう付け加えてみる。
色んな年上の人の話を聞いておいで。
ママに聞くよりも、他人の言葉が参考になると思うよ。
すると、娘がこう言った。
『ママの言うことは今までも大体正しかったよ』
なんか報われたな…と泣きそうになった出来事だった。
調子が悪かった頃には諦めたかのように、「ずっとこの家に住むんだ」宣言をしていた。
家賃もかからないし、家があるんだから安心してここに住んでいればよいと思った時期があったようだ。
そのうち、だんだん動けるようになってくると、便利な場所で一人暮らしをしたい気持ちが湧いてきた。
なにせ、娘の行動範囲は実家から往復4時間近くかかる場所がほとんどだった。
移動するだけで、強くない身体は疲弊していた。
それには一人で暮らせるだけの収入を得なければならない。
業務委託として仕事を貰った時に、娘は抜かりなく個人事業主として税務署に届けを出していた。
あとは、Webマガジンなどで仕事を貰ってどんどん稼ぐのだ!と勢い付いていた。
実際、すぐに新卒の初任給を超えるくらいの収入を得ることができた。
半年後には都内で一人暮らしをするのだと、毎日ネットで物件を見てはどこの最寄り駅がいいか、間取りはどうかなど、意気揚々と教えてくれるのだった。
なぜ半年後かというと、その時期が需要が収まって家賃相場が一番安いからとの理由だった。
ところが…
Webライターとして数をこなしていくうちに、自分の望まないジャンルを与えられることになってきた。
それは、特定の人物の過去を探ったり、ネガティブな内容だったり、とにかく自分のポリシーに反するものを書かされる流れだと娘は瞬時に判断して、Webマガジンから手を引くことにした。
当然、初任給超えの収入が望めなくなった。
絶望
一人暮らしの道は遠ざかった。
【娘25歳子育てのやり直し】読んでいただきありがとうございます。
マガジンにまとめていますので、初めからぜひ読んでみてください。
