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【娘25歳子育てのやり直し】義妹様からのご指摘


夫には一つ年下の妹がいる。

義妹とはいっても、わたしより6コ年上なので、もう姉的存在である。

・バリキャリ(既に定年退職)
・独身(一度内縁の夫はいたことがある)
・品行方正
・趣味は高尚

年子の夫のことは兄とは思っておらず、どこかいつも小馬鹿にしているような人だった。


娘がだんだん元気を取り戻しつつあり、一人暮らしができるくらい頑張って働いている頃のこと。
義母が入院するというので、わたしは遠方の義母に会いに行った。


実はかれこれ8年ほど義実家へ出向いていなかった。


娘と夫だけ、もしくは娘だけ帰省する事は何度かあったのだが、わたしはご無沙汰になってしまっていた。

娘の状況をしばらく伏せていたこともあり、仕事を理由に足が遠のいたのは事実だった。

3年ほど前に娘と夫が帰省した際、大学中退のこと、精神的な病のことなどカミングアウトは済ませていた。


わたしは一人で夫の故郷へ飛んだ。

義妹がホテルまで迎えに来てくれて、義母の入院先に行く前にランチをすることになっていた。

彼女行きつけのお店で、オーダーした物がテーブルに並べられた途端に話が始まった。


『娘ちゃんは最近何やってるの?』

だいぶ元気になってきたよ。
なんとか頑張ってる。
一人暮らしする予定だって。

『一人暮らしできるの?』

うん、業務委託や動画広告収入とライター業もできてるよ。

『ふーん、結局自分の思う通りになったってことね。』

??

わたしはこの時、雲行きが怪しいなと思い始めた。

義妹はこの話をわたしに話したくて何年もうずうずしてたのだ。


①娘が高1の夏、義父の初盆の日の出来事を義妹は語り始めた。

(義妹の話)
親戚一同が集まる場。
寿司桶がたくさん並ぶ卓の前で、娘があっちからもこっちからも好物のマグロばかり取って食べた。
お行儀が悪い。
教わってないんだなと思った。


②その翌年の家族だけで外食した時のこと。

覚えてない?娘ちゃんが泣いたこと。
わたし(義妹)が言った事柄を否定して反論して、それを違うと諭したら機嫌が悪くなって泣いたこと。
大人の言うことが分かってないのに分別が無いなと思ったの。


ピザを盛ってた手が震えたわよ。


ん~、今はそんなんじゃないよ?
8年くらい前の話でしょ。
随分と成長してると思うよ。
色んなことを経験したからね。
過去の自分を反省したりもしてるんだよ。


くちびるも震えたわよ。

『いや~、去年来た時も、何にも手伝わないし寝てばっかりだったし』


マグロを取ってた時に注意してやったけど、兄(夫)は何も言わずに知らんぷりしていた話も付け加えられた。


さっきの言葉、
『ふーん、結局自分の思う通りになったってことね。』

その真意は、
娘のわがままが通って、自分の思う通りの楽な方に持ち込めたってことを言いたかったようだ。


娘がどれだけ出来損ないで、両親の育て方が悪い。

わたしには、そうとしか聞こえなかった。


目に涙が滲んできた。
頑張ってこぼさなかった。


いや、もしかしたら年のせいで皮膚が吸収してくれていただけで、若かったらポロポロこぼれてるくらいの涙だったかもしれない。


わたし、怒られに来たのかな~


半笑いでそう言葉を絞り出すのが精いっぱいだった。



【娘25歳子育てのやり直し】読んでいただきありがとうございます。
マガジンにまとめていますので、初めからぜひ読んでみてください。




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