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【神武征討記( ・ω・)】第15話「立太子。そして、アイラとの結婚!」

割引あり

こんにちは。
アレテーを求めて~
今日もトコトコ( ・ω・)
弁護士の岡本卓大です。

神武征討記を最初から読みたい方はこちら( ・ω・)

第1話「太陽の御子」

前回のお話はこちら( ・ω・)

なお、この物語はフィクションです。
極右、ネトウヨからの批判、誹謗中傷は受け付けません。
本作の著作権は、弁護士 岡本卓大に属します( ・ω・)

それでは、はじまりはじまり~

この物語は、日本という国の原型を作った一人の空前絶後の英雄の生涯を描いた物語である。

神武征討記
第15話「立太子。そして、アイラとの結婚!」


ストーリーテラーのアメノウズメでございます。
隼人と高千穂の天孫一族との間の大戦を終結させ、九州最強と言われた武勇の一族隼人族を、友とした神武様の名声は、九州全土のみならず、日本(ヒノモト)全土に鳴り響きました。
そして、神武様は、御年15歳にして、ウガキヤフキアエズ王から後継者として指名され王位継承順位第1位の王太子として指名されます。
隼人軍の侵攻を防いだのみならず、長年敵対関係にあった隼人を友好国とした神武様が王太子となることは、3人の兄であるヒコイツセ皇子、イナイ皇子、ミケイリノ皇子からもまったく異論は出ず、むしろ、3人の兄上達も喜んで神武様を王太子に推しました。
そして、日向(宮崎県)高千穂の高千穂王宮では、神武王太子の立太子の式典が行われます。


【神武】

ウガキヤフキアエズ王「カムヤマトイワレヒコ(神武の本名)皇子よ。
そなたを、天孫一族の王太子とする。

神武「天地(アメツチ)を生かしたもうアマテラス大御神の御名において、このカムヤマトイワレヒコ、王太子として、これより、一層の精進をいたすことをお誓い申し上げます。

民衆「神武王太子殿下!万歳!万歳!万々歳!」


立太子の式典が終わり、神武様のお屋敷。


神武「ふう。式典というのは、肩がこるのう( ・ω・)」

【アイラツヒメ(アイラ)】

アイラツヒメ「神武。かっこよかったわよ。」

【アチタケル】

アチタケル「これで次期王は神武様がなられるということが内外に正式に発表されたわけですな。」

【サルメノウズメ】

サルメノウズメ「ウガキヤフキアエズ王様もご健康を回復されたようだから、神武様が王になるのは、まだまだ先で良さそうね。」

【ショウリュウキ】

ショウリュウキ「神武よ。これまで、ウガキヤフキアエズ王は、政(まつりごと)の多くを、ヒコイツセ、イナイ、ミケイリノの三皇子に委任していた。今後は、お前が、政(まつりごと)の実質を取っていくことになるのか?」

【ヒヨシマル】

ヒヨシマル「もう、マタデタネイシンのような奸賊が高位高官とならんよう、しっかりとした人事をしていく必要があります。」

神武「まずは、薩摩(鹿児島県)の隼人との戦で荒廃した日向(宮崎県)領内、領民の復興、回復だな。みな、よろしく頼む。」

【チチブカネビメ】

チチブカネビメ「神武様。王太子ご就任おめでとうございます。
隼人との戦も終わり、一段落つきましたので、私とハニマルは、一度、武蔵(埼玉県)に帰国いたしとうございます。
お暇をいただけますでしょうか。」

神武「そうか。カネビメとハニマルは、出雲大社学宮(イズモタイシャマナビノミヤ)での3年間の後、帰郷せずに、高千穂に来てくれたのだったな。
カネビメの知謀が無くても、しばらくは大丈夫だろ。
故郷の武蔵(埼玉県)で、ゆっくりしてきてくれ。」

チチブカネビメ「神武様の危急の折には、必ず駆けつけます。
帰郷のお許しをいただき、まことにありがとうございます。」

【サキタマハニマル】

サキタマハニマル「えへへ。結婚するのに、親に顔も見せないのかって、武蔵(埼玉県)の父上と母上がうるさいんだ。」

サルメノウズメ「ふ~ん。結婚するんだ~。お二人さ~ん。」

チチブカネビメ「えっ、いえ、まだ正式に決まったわけでは・・・」

アチタケル「ははっ。カネビメ。顔が真っ赤だぜ。」


そこにヒコイツセが入ってくる。


【ヒコイツセ】

ヒコイツセ「神武。父上がお呼びだ。」

神武「父上が。ちょっと、行ってくるわ( ・ω・)」


高千穂王宮では、ウガキヤフキアエズ王、タマヨリヒメ、ヒコイツセ、イナイ、ミケイリノの神武様のご家族が集まっておりました。


ウガキヤフキアエズ王「神武。お前に見せたいものがあってな。これだ。」


ウガキヤフキアエズ王は、神武様達の前に、日本地図を広げます。


神武「父上。これは?」

ウガキヤフキアエズ王「これは、日本(ヒノモト)全土の地図。
我らが祖・天孫ニニギノミコトがアマテラス大御神より、三種の神器とともに賜ったものじゃ。

神武「これが・・・日本(ヒノモト)・・・」

ウガキヤフキアエズ王「ここが我らのいる高千穂じゃ。」

ヒコイツセ「九州のみを考えれば、ほぼ中心ですが、日本(ヒノモト)全土を見ると、ずいぶん西に偏っておりますな。」

神武「カネビメやハニマルの国の武蔵(埼玉県)って、どこだ?」

ウガキヤフキアエズ王「武蔵(埼玉県)は、この東の地だな。
ちなみに、ここが出雲(島根県)じゃ。」


ウガキヤフキアエズ王は、武蔵(埼玉県)と出雲(島根県)を地図で示す。


神武「カネビメ達は、こんな遠い所から来てくれてたのか。」

ウガキヤフキアエズ王「天孫ニニギノミコトは、アマテラス大御神より地上統治の命を受け、この高千穂に降臨された。しかし、現実には、我が祖父であるニニギノミコトが治めたのはこの高千穂のみ。
わしの父である先代・山幸彦とわしの代で、ようやく日向(宮崎県)一国の平定ができた。
だが、この度の神武の隼人との戦に協力してくれた九州各国、四国、中国地方の各国と正式な盟を結べれば、日本(ヒノモト)の西にある国々とはともに歩んでいくことができるように思う。」

神武「父上。我ら天孫族に敵対する勢力はどれくらいいるのですか?」


ウガキヤフキアエズ王は、現在の大阪、奈良等の畿内周辺を地図で示す。


ウガキヤフキアエズ王「一番の強国は、大和(奈良県)じゃな。
またその西の河内(大阪府東部)も、強力な豪族が割拠しておる。

神武「大和(奈良県)・・・か。日本(ヒノモト)全土を統治するには、大和(奈良県)を従えさせる必要がありそうですね。

ウガキヤフキアエズ王「正直なところ、大和(奈良県)より東の国々については、一部を除いてほとんど情報が無いのじゃ・・・
東北の蝦夷(エミシ)は、我らのような農耕は行わず、狩猟採集生活をしているとも聞くが・・・」

神武「ふーむ。みな仲良くできると良いがのう( ・ω・)」

ウガキヤフキアエズ王「この地図は、わしが持っていても用が無い。
この地図は、王太子であるお前にやろう。
お前が王になった後は、ぜひ、ニニギノミコト、山幸彦、わしの3代では成し遂げられなかった日本(ヒノモト)の統治を、成し遂げてくれ。」


神武は、「日本地図」を手に入れた!


神武「まあ、まずは、日向の復興じゃ。民たちを安んじられるように、やれるだけのことをやっていきましょう。」


王太子となった神武様は、ヒコイツセ、イナイ、ミケイノリの三人の兄たち、そして、アチタケルやサルメノウズメ、ヒヨシマル、ショウリュウキといった腹心の部下達とともに、隼人軍との戦乱で荒れ果てた日向の国の復興を行っていきました。
そして、3年の歳月が経ち、神武様も18歳となりました。


サルメノウズメ「神武様!政務や民の暮らしを考えることはもちろん大事です。
でも、神武様!なにか大事なことを忘れてませんか!?」

神武「なんじゃ?ウズメ、何の話だ( ・ω・)?」

サルメノウズメ「神武様は、18歳。アイラ様は、神武様の一つ上なので、19歳ですよ!」

神武「そうだねぇ( ・ω・)」

サルメノウズメ「婚約したまま、女を19歳まで待たせて!
アイラ様が待ちきれなくなって、他の男に嫁ぐと言い出したら、どうするんですか!」

神武「へっ?そんな話あんの( ・ω・)?」

サルメノウズメ「もう~!この男はまだわかんなんの!」

アチタケル「神武様。そろそろアイラ様とご結婚されてはいかがですか?
ウズメが言いたいのは、そういうことですよ。」

神武「結婚か・・・アイラとは仲良くやってるから。
今は日向(宮崎県)の統治が忙しいから、まだ先かなぁ・・・」

サルメノウズメ「神武様!神武様は、これから、王位についたら日本(ヒノモト)統一の大事業をなさるのですよ!
日向(宮崎県)一国の統治なんて、比べものにならないくらい、忙しくなりますよ!
忙しいなんて言ってたら、アイラ様は、ずっと独身で過ごさなければならなくなります!いつやるの!?今でしょ!!!」

アチタケル「神武様。日向(宮崎県)の統治に関しては、ヒコイツセ様ら、兄上達も協力してくださってますし、ウガキヤフキアエズ王もご健在です。仕事は我ら家臣に任せて、神武様はご家庭を持たれることが必要かと思います。」

サルメノウズメ「神武様!アイラ様とラブラブだからって、油断してると、男と女の関係なんて、あっという間に冷めちゃうこともありますよ!
アイラ様は、あなたからのプロポーズをずっとお待ちです!」

神武「わかった。アイラの所に行ってくるよ( ・ω・)」


アイラのいる海辺の町(元・海辺の集落)。
アイラは、3年前の隼人軍との戦乱で家族を失った者たちや辛い思いをした女達の元を個別に訪問し、慰安する日々を送っておりました。


【アイラツヒメ(アイラ)】

アイラツヒメ「そう。それは良かったわね。」

カヨ「アイラ様。3年前は、夫を殺され、隼人兵に犯され、私も生きる希望を失っていました。
まだ辛い気持ちは忘れていませんが、こうして、普通に日常を過ごせるようになってきたのは、アイラ様のおかげでございます。」

アイラツヒメ「ううん。私は、ただ、お話を聞いてることしかできない。
元気になれたのは、あなた自身に回復する力があったからよ。」

カヨ「アイラ様。私はもう大丈夫です。
アイラ様ご自身のお幸せを、お考えください。
神武様からとは、いつご結婚されるのですか?」

アイラツヒメ「う~ん。神武、忙しそうだしなぁ・・・
ずっと待ってるんだけど、プロポーズしてくれないのよねぇ・・・」

カヨ「まあ!そうなのですか!?
でも、男って、仕事のこと考えてると、私生活のことなんて、ぶっ飛んじゃいますものね。
私の夫もそうでしたね・・・
隼人との戦は男の大事な仕事なのだと・・・
結局、討ち死にして帰ってきませんでしたが・・・」

アイラツヒメ「カヨ・・・」

カヨ「あっ、申し訳ございません。
また、このようなことをお話してしまい・・・」

アイラツヒメ「いいのよ。あなたの気持ちのままで。
戦とか、政治とか・・・もっと大切なものもあると思うのに、男の人って、バカよね・・・」

カヨ「アイラ様は、絶対にお幸せになってください。
このカヨ。アイラ様の侍女としてお世話させていただいた身。
アイラ様の素晴らしさは、誰よりも存じております。」


ショウリュウキ「アイラ~!神武が来たわよ~!」

アイラツヒメ「神武が。私行かないと。カヨ、またね。」

カヨ「はい。アイラ様。」


アイラは、元侍女のカヨの家を出て、神武様の待つ屋敷に向かいます。


神武「やあ。アイラ( ・ω・)」

アイラツヒメ「神武。いらっしゃい。今日はどうしたの?」

神武「うん・・・つまり・・・なんだ・・・今日は良い天気じゃな。」

アイラツヒメ「そうね。良い天気ね。」

神武「ちと、海辺を歩くか。」

アイラツヒメ「いいよ。」


神武様とアイラは、海辺を二人で散歩します。


アイラツヒメ「神武。どうしたの?今日は、なんかいつもとちがうよ?」

神武「アイラ。俺は国を作る!」

アイラツヒメ「うん。」

神武「戦が無く、豊かで、誰もが幸せに暮らせる。
そんな国を、日向(宮崎県)や九州だけでなく、日本(ヒノモト)全土に作りたい。」

アイラツヒメ「神武の夢。すごいね。頑張って欲しい。」

神武「国を思うものは、すべての人々の幸せを思わねばならん。
ときには、自分を犠牲にしなければならないときもあるかも知れん・・・」

アイラツヒメ「神武・・・」

神武「だが、俺は。お前に俺と一緒に歩んで欲しい。
これから、どんな嬉しいことも、辛いことも、すべて、お前と分かち合いたい。」

アイラツヒメ「神武・・・それって・・・」

神武「アイラ。俺と結婚してくれ!」

アイラツヒメ「神武!」

神武「必ず幸せにする・・・とは言えない。
もしかしたら、辛い思い、苦しい思いもしてもらわないといけないかも知れない・・・
だけど、俺は、俺の人生を、お前と一緒に歩んで欲しい!」

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