請願審議のあり方とは一体どのように
人間という生き物であるかどうかは関係なく、個々の個体でそれぞれ性格というか個性というか、同じようでバラバラなもんであります。バラバラなようで同じもんでもありますね。さて、この定例会では請願審議が2件ありました。港区は他の自治体と比較しても、請願の数が多いような気がします。
あ、署名が付かない請願は「陳情」として情報提供扱いになります。
前にね、他の区の人に前に聞いたら、陳情の方が多いところもあって、でも請願も陳情も審議するみたいな。港区で審議するのは請願だけ。
「日本国国章損壊の罪」の早期制定を求める請願
【請願の趣旨】日本国の国旗その他の国章を、侮辱の目的をもって損壊、除去または汚損する行為を処罰対象とする「日本国国章損壊の罪」を早期に制定するよう、国に対し意見書を提出されたい。
結論から言うと、委員会の人数的には「採択するべし」が多く、本会議においても採択という結果になりました。私はこの請願に不採択を主張しました。お、意外に思われてる方いらっしゃる?理由がきちんとあるんですよ。
聞いてくれます?何の参考にもならないであろう私のポリシーを
ある時から、もう多分10年近く前になるかもしれませんが、請願に関しては2つのポリシーを持つようになりました。ただ、それが100%実行できたわけではなく、それはもちろん「会派」というものの都合があったりしましてね。
今は、その2つのポリシーを悩むことなく基準として、最低限、自分の禁断のボーダーラインに抵触するかどうかだけ。それが何かというと①請願の署名はしない、②国へ意見書提出を求める請願は採択しない、です。もちろんこれまでの積み上げというんでしょうかなんでしょうか、内容がどうだ、誰が出しているかどうか、書類と中身が違う、そういうので判断がブレちゃあかんと思いまして。
①に関してはですね、建前と本心、表と裏の乖離が大きい案件がある上、誰か一人でも署名がつけば請願になるシステムな以上、第一次審査には参加しない。まして自分の所属する委員会になる可能性のある請願なんかもってのほか。以前にですね、「文章上はまあ賛同します」みたいなことで回覧されてきた請願書に署名をしたけれども、実際委員会で中身が全然違ってびっくりして書名を取り下げたという会派も存在したくらいですから、「いいこと書いてあるから」という表面上だけ捉えないのが一番ね。②に関してはですね、ロビー活動にご協力はできない。こんだけ。他の人は知りません。政党と思想の都合が大きいところは言うまでもないけど。
港区は請願者が主旨説明として請願審議に出席し、発言だったり質問に対して答弁できるシステムがあります。もちろん人によってですけれども、この制度を最大限利用し、ロビー活動の一環に見えることや活動のPRとして使っているように見える案件もいくつもあったと記憶しています。区民の住民福祉の向上に直結する請願が非常に少ない印象です。それが港区です。
案件とシチュエーションによって判断がブレるのちょっと気持ち悪いし
別にゴタクを並べたいわけじゃなくてですね。これまである程度の数の請願審議を経験してきて、今言えることは「これまで判断の理由にしてきたことは、都合によってどっちにでも転がることができる」ということくらいでしょうか。
国に意見書を出して欲しいという趣旨のものにおいて、これまで過去にこういう理由で不採択とするケースがありました。よくありました。もちろんいくつもの会派でですよ。
「国の判断に委ねるべきだ」
「国の動向を注視する」
「国で検討している状況にあるので意見書を出す必要はない」
「全会一致のルールの中で意見書を出せる見通しが厳しいから不採択」
その通りだなと思ってました。今でもそう思います。なので、今国会で審議しているものについて、どの政党が出してそこの所属だから採択しますってこの件だけいうの、すんごい違和感。
もちろん、そもそもの思想としてその手の提案にはハナっから否定的な考えの方々もいるでしょう。色んな人がいるもんです。
自分の考えを表明しなきゃいけない理由もないけども、私は国旗のうんたらかんたらは結構どちらでもよいというスタンスでですね。すいません中途半端で、しかも自分の考えがなくて。でも私みたいな人、多くいると思うんですよねえ。勝手にしてくれと。
もちろん目に余る行為みたいなのSNSとかで流れてくるのを目にすると嫌な気持ちにはなりますし、表現の自由とか1ミリも思ったことありませんし、そういう行為を推奨するつもりもないです。愚かな人たちだなあって思うくらいで。プラカードとか横断幕持ってデモ行進してる人たちと同じくらいの温度で見てる。ああ、もちろん言論のうんたらとかもいうつもりもないし。
愚かだなあって見てるし、そっち側の人たちからしてみても、そのまた反対側の人たちからしても、私のことは愚かだなあと思われてるだろうから、お互い様です。
まあそういうのはどうでもいいとして、今国会で法案が出されたものというらしいですし、自治体の議会からアクション起こす類のものではないですよね。と、私は思うわけです。
ちなみに請願審議では、趣旨説明として請願者の方が来られると色々熱弁を振るわれる方もいらっしゃるし、その結果請願書の文章とはかけ離れた意図や内容が判明することも時々あります。なので、これまでの港区議会では「署名が付きやすいようにそれらしい文章に」と議員がお手伝いするケースや、何話し出すかわからないから趣旨説明なしの方向に持っていこうとしたりとか、色んなそういう「誰のためなのかわからないムーブ」について色んな話を小耳に挟んできたゆえにですね、請願の趣旨というものがどこからどこまでが本当なのかわからないことが多々ありました。
今回においてもですね、「意見書を出してもらいたい」という趣旨であるはずなのに、請願者の方はこう仰られた。
「意見書を求める請願だが、今法案が国で提出されていて、今国会で可決される見通しが高い」
「自分はこの法案に大賛成なので、そのエビデンスを残したく請願を出した」
ということはですよ、これまで色んな会派が理由としてあげてきた前例にならいつつ「国の方で審議されているなら、地方自治体からアクションを起こすものではない」「意見書はまとまらないことは目に見えているので願意に添いがたい」とまでは言わないけど、前にそう言ったことがある会派はそういうのかと思いきや言わずに採択。そういうダブスタ好きくない。
私はもちろん「国で審議しているなら地方自治体議会からアクションは不要」、プラス自分ポリシーの「意見書提出の請願は採択しない」でありますから、不採択という判断になりました。
何で言ったっけな、態度表明。「国ですでに審議されてて通る見込みが高いと仰った。ご自分が賛成しているエビデンスとして請願出されたとも仰った。請願審議ってもっと住民福祉に関わるものであるべきで、請願のあり方を考えますと、こういうのは請願に適さないと思います。不採択」と言ったような。すごい冷たく聞こえたと思います。そういうつもりはないんですけどね。ええ、よろしくどうぞ。
議員監査委員の解任を求める請願
【請願趣旨】区議会議員でもあり、同時に議員選出監査でもある(※実名)氏については、監査委員として求められる高潔性及び中立公正性に疑義が生じており、住民の信頼を著しく損なう状況であります。監査委員は議会及び行政双方に対して独立した立場で監査を行うべき存在であり、その適格性に疑念が生じたまま職務を継続することは、監査制度そのものへの信頼を損なう重大な問題です。議会は(※実名)氏の解任を求める問責決議を行い、その決議を区長に提出することを求めます。
もうね、これはですね、もう正直なところ、ただの場外乱闘にしか思えてなくてですね。個人に対しての誹謗中傷ではないという前置きはありつつ、どうにもこうにもそうは思えない。請願者も議員もですね、異なる考えを持つ人をどのような理由を用いてでも叩く材料にして良いのかと、それこそ高潔性に欠けるような質疑が飛び交いました。
私ね、ほんとこういうの心を痛めます。頭が痛いとかじゃなく、心が痛い。というか高潔性て何だろう。なので、こういう誰々議員に対する請願で、それを議会とかSNSで誰がそれについて文句を垂れてどうのこうのと、正義感に燃えた晒し行為には賛同しかねますので、実名は出しませんよ。どちらも調べればわかりますし。
元ネタと言いますか、やっぱり大元のトピックとしてはやっぱりここらしいんですよね。
この3件以外にも委員会の報告として内容詳しく書いたりしてますけれども。この件についての議会の多数決の結果についてとか、その後の議員としての報告内容だとか言いっぷりだとか、そういうところが高潔性からかけ離れているのではないかみたいなみたいな、そういう議論になってしまってました。本人がいないところでね。
ああ、そうそう、請願が審議される総務委員会にね、当該委員がいるんですけれども、請願審議の際に退席するということになったようでしてね。なので、余計に誹謗中傷ではないと言いながら、ここぞとばかりの糾弾みたいな発言が続き、審議する側としても心が痛い。私ね、こういう大岡裁きみたいなの向いてないんですよ。いや、向いてるやついないだろ。いるのか、自分を棚に上げて他人を糾弾できる人が議員の素質を持っているということになるのかしら。それはまたとても高貴であらせられること。
誰がこんなことを言ったとか、そういうことは今回省略しますけれども、議員の情報発信が「会派に属するイチ議員の立場」なのか、「監査の立場で他の議員が知らないであろう情報に基づいて何かやってるであろうという議員の立場」なのか、そこなんだろうなって思いました。
そう、なので一番びっくりした発言というのだけ残しておきますけれども、「それじゃあ、監査で知り得た情報でその会派が来年の予算を反対したらどうなるんですか」みたいなことを言った人がいてですね。一言一句こうじゃないけれども、あまりにも頭がクラクラするような前提と思い込みだけで話が進んでいくものだから、そこまで詳しくメモってなかったですけれど、そんなようなことを発言した議員すらいました。
なのでね、そこである意味確信したんですよね。
「あ、ひょっとしたら正副議長とか正副委員長とかそういうところで知り得たこと、そこ止まりの情報であるべきものであったとしても、ひょっとしてですよ、ひょっとしてまるで会派に内容をべらべら全部喋って共有するのが当然の会派活動をされてこられたから、全部他の議員には筒抜けであるという前提の元に話をしているのかしら。監査みたいにマジで自分からペラペラ何も喋らないし聞いても答えないし、むしろ聞くやついないし、そういうのを知らないしわからないから常識はずれに近しいことを言うんだろうな」と。
思い込み?それとも「そうであるに違いない」と言う願望?どちらでもいいけど。
まあこれは事実としてですけれども、議員選出の監査を出している会派は自民党のみ。それ以外の方がこれまでされてたかどうかまで遡るつもりはないけれども、少なくとも私今3期目でですね、この11年間に監査やってる議員は自民党会派だけです。
そして、「監査として知り得た内容を何らかの手段で会派の意思決定に反映させようとしたり、そうするのが当たり前の考え」と言う議員選出の監査はいませんし、会派の議員もそんなこと求めてません。
そして事実としてですけれども、監査ってそういうもんというのプラス、議員選出の監査委員はマジ何も喋らんし言わないというのを知っているのは自民党10人と、去年まで自民党会派にいた私だけです。秘密保持だってあるし、情報寄越せよ漏らせよなんていうバカもいなければ、自ら漏らすバカもいない。私もね、自民党で幹事長もやってましたよ。これは自信を持って保証します。そんなことするバカはおらん。最低限の常識の分別はついてる。
とまあ、私ごときが保証しても誰も喜ばず得もしませんが。
ということで、その常識の分別の有無、その前提がある議員と、ない議員とではそりゃあ発言の内容に差が出るわと思いました。そりゃ「あいつ気に食わないからこれを機に叩いちゃえ」みたいに一般の人には聞こえちゃうかもしれません。そういう疑義が生まれますね、都合よい疑義ならいくらでも。
発端は「住民監査請求の可能性」についての発言
まあ揉めた分庁舎の件ですよね。あれだけ家賃がおいくらで敷金がおいくらで、いついつまでに支払わないと間に合わないといういきなりの案件が昨年11月に突然報告された分庁舎のことです。↑で私も当時の委員会をほぼリアルタイムでご報告して、その後別に追記削除とかもせず、タイトルだってそのままですよ。家賃の額だって敷金の額だって委員会報告でされてたさ。そのままにしてある。
それが何ヶ月か経って、知らない間に「家賃非公開」「契約期間非公開」となっていることが委員会で判明し、公金の使い道や何やらについてこっちは予算や決算で審議しなきゃいけないのに、黒塗りで出てくるのはそういう議員のお役目にどこまで支障が出るのかしら、何てったってこういうの港区では初めてのケースだし、民-民の話じゃなくて、役所は公ですから。
民間の理論をそのまま「当たり前」「よくあること」を官庁に当てはめてよいのかという議論は出て当然だと思うんですが、世の中にはそう思わない人もいる。民間の利益を優先してあげないといけないから、役所は事業者フレンドリーに対応しますねということを良しとする人もいるでしょう。税金からどこにいくら何のために支払ったか、議会にも区民にもナイショにしてあげますねと、こういう理論になりますね。私は行政でそうすべきだとは思いませんけど。
株主総会で社長とかが「いや、それは株主様には非公開の情報ですから。相手先の会社の利益を守ってあげなきゃいけないので、株主にも情報公開は致しかねます」と言うようなことになるんかしら。うーん、例えが悪いかも。どういう例えがしっくりくるのかしら。あ、そうするとなんだ、そういうのを疑問視する私は総会屋的な立ち位置になってしまうのだろうか。うーん、わかんない。たくさんの方がわかってくれそうな例えの模索は続く。
話は逸れましたけども、住民監査請求というものがありましてね、それを担当するのは監査事務局なわけですよ。

「非公開ということについては公金の扱いについて住民監査請求が出る可能性だってあるんじゃないか」というような発言を議員選出の監査がしたことがあって、それを聞いた別の議員が「監査の立場の人が住民監査請求を区民に煽っているのではないか」ということを委員会で発言したりSNSで投稿したりしたところから、なんかこの話は起こった模様。
請願者の方から参考資料として、そのSNSの場外乱闘のスクショがたくさん貼られた資料とかありました。みなさんにお見せするほどのものでもないと思います。ご興味があれがSNSを片っぱしからお探しください。今もやっている模様です。
住民監査請求についてはですね、タイムリーなのかどうなのかわからないけど、とある会派の全員で別件について住民監査請求をしたとかどうとか、第2回定例会の代表質問だか一般質問だかで声を高らかに誰か仰ってた。私は経験が乏しいのでそういうの議員がするのはちょっと初めて聞いたけども、すんごいPRされていたから、そういうケースも「疑わしきは住民監査請求」を煽ることになるんでしょうか。そちらについては誰も関心がないようでスルーされてます。もったいない。
とまあ、監査をやったことがない限り「住民監査請求の可能性」というひらめきによる発言が出てこないだろうということを仰りたいのか、どうなのかなんて私にはわかりません。ただ、これまで監査の審査意見書などについて決算とかで質問もされたことない方々が今急に張り切られても…という感覚になりました。場外乱闘については私は全くどうでもいい。噛みつきたい人は常にいますしね。
監査のあり方について、質問したことあるんですよ
昨年の9月、決算特別委員会ですね。常にずっと思ってたんですけど、自分がいつも質問しないジャンルで質問してみたいなあというのがあったんですが、自分の知識不足勉強不足でそういうのなかなかできず。
でも折角だし、質問することも勉強だし、監査について思うところもあったので質問したんですよ。ぶっちゃけ、もっとギチギチに攻めた監査をやってくれないかと。議員関与の団体とか、「自分のNPO」とかいう割には名前出ないように別の人とか親族とか据えてるんじゃないのとか、ほら色々あるじゃないですか。もちろん他の自治体でNPO関連のすったもんだとかも話題になったこともありましたしね。

監査委員のその職務は、地方自治法において、財務に関する事務の執行や経営に関わる事業の管理について監査することとされております。本来は書類の不備や日付の誤りといった形式的な指摘にとどまらず、事業の経済性、効率性、有効性、いわゆる3Eに踏み込むことも可能であるはずです。
港区の監査を見ると、現状では形式的なチェックが中心となっているように見受けられますが、区民の目線からすると、事業が本当に効果を上げているのかという観点にも関心が集まっていると思います。昨年は、区民感情を分断した、区立中学校海外修学旅行の1回目が行われました。世間をにぎわせたのは実行前の前年でありましたけれども、突然の発表であったり、決定プロセスのずさんさであったり、議会からもかなりの指摘をしたのは記憶に新しいです。
だからこそ、監査の立場からも関心を持っていただいて、公式に何か指摘だったりされたのかなと思い、資料要求をいたしましたが、公式な該当文書等は存在しないとのことでした。今定例会でも唐突な政策決定プロセスに議会から強い指摘がありましたが、こうした点を今後防ぐためにも、事業実施等において監査の視点から公式な指摘をいただきたかったなと思っております。
4名の監査委員はそれぞれ異なる御経験、お立場をお持ちであって、その多様性こそが港区の監査の質を高める力になると考えています。人口25万人を超え、常勤監査委員も任用されていることから、今後さらに監査の実効性が高まることを期待しておりますので、それぞれのお立場から率直な考えをお聞かせいただきたいと思います。
政策決定プロセスや、議員が関与する団体やその事業、区職員の関わりが深い外郭組織を含む団体への補助金の使途など、議会側以外の視点が不可欠な領域について、形式的なチェックに加えて、事業の進め方や実効性に踏み込む監査を行うことをどのように考えていらっしゃるか、よろしくお願いいたします。
今となってはタイムリーなことなのかどうか知らんけど、監査委員4名全員に答弁をリクエストしたんですわ。こちらの質問の意図としては正直物足りなくて塩答弁風味でありましたけど。
監査は、事業の合規性、経済性、効率性、有効性の視点で実証しております。事務の基本である関係書類が正しく調製できているかはもとより、定期監査をはじめ、財政援助団体等監査や工事監査に係る所管部署の説明聴取や講評において、事業の実施内容や実施方法、費用対効果、制度運用などについて直接、担当の部長から説明を受け、問題の指摘や意見のほか、事業の改善につなげていただけるよう、必要に応じて提案を行っております。
私は、代表監査委員という立場から、監査委員間の意見調整を行うとともに、税理士として公金の支出が、法律や条例等に沿って正しく行われるかといった視点を中心に、意見を述べさせていただいております。監査委員が単に問題点を指摘するだけではなく、監査結果や組織全体の改善につながる効果的な事業の実施に寄与していると考えております。引き続き、区の事業や、事務処理の合規性と、事業の進め方や実効性、費用対効果など、重要な監査の視点として監査を実施してまいりたいと思っております。
監査を事業の合規性、経済性、効率性、有効性の視点で実施しているところにつきましては、ただいま代表監査委員が述べたとおりでございます。私は、区に初めて設置されました常勤の監査委員として、日々監査業務を行っております。区の職員だった者が、立場を変えてその知識と経験を生かしながら、区の事務事業の監査に携わることは、これは大変意義のあることというふうに考えてございます。
事業の監査に携わることは、職員だった者だからこそ、行政各部門の工夫、それから苦労といったものも理解しているつもりではございます。引き続き、何よりも区民への説明責任を果たす、そういった観点で、時には厳しい意見、提案をためらわずに申し述べてまいりたいと考えてございます。よろしくお願いいたします。
監査を、事業の合規性、経済性、効率性、有効性の視点で実施していることは、さきに代表監査委員が述べたとおりです。議員選出の監査委員であっても、これは変わることはございません。私は、区議会議員として区議会での予算審議や各委員会への報告などを通じて、行政運営に関して多くの情報を得ることができる立場にもあります。日々活動する中で区民の意見や地域活動の現場の様子を見聞きしておりますので、監査を行う際には、区民に近い視点から行政運営のチェックができるものと考えております。また、これは、私以前の議選監査委員でもそうであったというふうに認識をいたしております。
区議会は、区の事務の管理や進め方、出納を検査する検査権を有しています。検査権という大きな権限を軽々に行使することは適切ではありませんので、説明聴取や講評の際などには、対象が所管部署や財政援助団体とを問わず、政策の妥当性や事業が効率的かつ効果的に実施されているかなど、区議会での議論も踏まえて発言するよう心がけております。
また、議選監査委員の役割については、様々な議論があることも承知をいたしております。しかし、港区にあっては、現行4名の監査委員がおのおのの知見を生かしたバランスのよい監査が行われているというふうに認識をいたしております。引き続き、議選監査委員として、幅広い見地から監査を実施してまいります。どうぞよろしくお願いをいたします。
監査を事業の合規性、経済性、効率性、有効性の視点で実施していることは、さきに代表監査委員その他監査委員が述べたとおりでございます。小倉委員のおっしゃるとおり、書類の不備や日付の誤りといった事務処理に関する指摘や意見が多いことも事実ですが、適正な事務執行には、まず正しく書類を調製することが大事であると考えております。
私は、公認会計士として、また、社外役員として民間企業の監査を実施し、また、内部統制の整備、運用状況を数多く見てきております。区における内部統制は、行政が事務事業の点検・改善を絶え間なく行っていくことです。区の内部統制が今まで以上に有効に機能することがベースとなることで、区の内部統制評価手続と監査手続とをさらに連携させ、民間企業の監査と同様に、内部統制に依拠した効率的な監査を実施することが可能になります。その結果として、より経済性や有効性などの視点で監査に重点を置いて実施できるとよいと考えており、そのような意見を監査委員協議会の中でも申し上げているところでございます。
まあ、今読み返してみても思いますけども、私の質問意図はそれこそ「議員選出監査って不要じゃね?」と受け取られている気がしないでもなく。そんなことはないんだけども、むしろ議員として区民側にもたらされた情報を元にギチギチにやってもらえないかという方で、今回の請願とはどちらかというと真逆なものだと自分の中では整理してます。どうでもいいけど。どのみち、そういう要望ですら塩答弁ですからね、監査は。それだけきっちり厳しくきちんとやっているということだと納得しています。
そう、お前に言われるまでもねえ、と言われているに等しい。素人のてめーはすっこんでろ、と言われているに等しい。特に議員選出からは。なので、議員であることと監査であることは別なわけですよね。わかってます。私の中ではこのやり取りが「議員」「監査」が別の職務職責であるとも判断している材料でもあるのです。
委員会では一言も触れてないけど。
事前に情報入手云々とか思い込んでる議員もいるぽいけど、そもそも監査って事業が終わってからするもんじゃないですか。事前に監査しませんでしょ。なので情報とか知りようがないじゃないですか。なので、監査で知り得た情報を元に何ぞやっているという疑義がある議員は、ぜひ9月の決算で監査審査意見書で時間をとって質問でもしてみたらどうですか。お勉強になりますよ。
本当にどうでもいい話かもしれません。ただ、誰も触れることのない質問したことあるよとお伝えしたかっただけ。この請願の件とは異なるけど。
まあでも何でしょうね、これが9月の決算のときでしょ。海外修学旅行とかそういうところの事業プロセスがとか言ってたわけで、まさかその2ヶ月後にまた同じような分庁舎の話題が降って湧いてくるとは誰が想像できますかねえ。
「高潔」はどの単語の修飾語か
なんかねえ、「人として高潔な」か「議員として高潔な」が必須条件なのか否か見たいな話にもなったわけです。委員会で。総務省にまで文言の意味を確認する人まで出てきたわけで、その総務省の意図としても「高潔」は人にかかる修飾語ではないという話です。これは監査事務局の答弁でもそう言ってたかな。そんな感じでしたよね。
まあそのSNSの場外乱闘であったり、悪いイメージのレッテルを貼ろうと必死に見えるような場外乱闘が未だにあるようで、それぞれが正義感に燃えてなんかやってるのには関与一切せずだけども、監査制度というものは筋が通ってるとして、議員の情報発信のスタイルもみんなバラバラで、正解なんかないじゃないですか。悪名は無名に勝る時だってあるわけですよ。
Q: この件で監査に支障が出た事実はありますか?
A: ありません
「むしろ区長の予算に反対する会派から監査を出した方が、監査を厳しくやっているという証拠にもなるのでは?」という発言もありましたね。それもその通りかと思います。
まあ、あとはなんだったかな。なんかもう疲れちゃって。
そこまで誹謗中傷に近いことばかり言うなら「継続審議」にしなけりゃいいのに
まあぶっちゃけ当該議員を退席させることになったもんですから、なんかもう委員会の中で欠席裁判見たいなもんだったです。とかいって退席しなかったとしたら、もっとひどくなってたような気がしないでもない。逆にヒートアップで。発言を止めたりですね、そういうことになりそうな予感はします。あくまで想像ですけどね。
自民党:不採択
未来会議:継続
公明党:継続
れいわ:継続
参政党:継続
私:不採択
私はですね、「本件は継続審議にすら当たらず、不採択です」って短くシンプルに言った気がする。こういう時の棚上げはカッコ悪いなあ。
正直ですよ、継続がこんなに多いとは想像もしてませんでしたよ。制度としてどうかとかそういう話は一切なく、感情論かなあ。とまあ、継続審議が多数を占めましたので、そういうことになりました。あそこまでなんか請願者の立場に立って色々発言や確認をされていたんだろうから、「議会は(※実名)氏の解任を求める問責決議を行い、その決議を区長に提出することを求めます。」という願意を叶えてあげなよとすら思いましたよ。
そのうち、議員選出の監査は不要だからその制度を見直せ、というような提案のようなものが質問で出されるんだろうなと思います。私としては、一人はいていいもんだと思いますけどね。人口的にもうちょっと増えてもいいぽいけど、2人はいらないなあとは思いますけど。
議員として高潔ではなく任に適してると思わないので、というようなことであっても請願は出せて、どうでしょうねその時も継続審議を主張される方ばかりになるのかな?私なんかも「言葉遣いが悪い」とか「文章が長い」とか「資料要求で港区がおかしなことばっかりやってると無駄に指摘するけしからん議員」として、で高潔さを問われる請願出されてもおかしくないかもしれませんね。
最終日の委員会にてまたちょっと一悶着
最終日の委員会は中間報告の案文を「こうしました、いいですかー」「いいでーす」というのですんなり終わるのが常なんだけど、参政党さんから手が挙がりました。すでに終わった請願審議について確認したいことがあると。
そしたらですね、委員長が「当該委員は退席を」と。え、審議じゃないのに?もう終わったのに?全然関係ないのになあと思いながらも、そう思っているのは本当に少数のようで、なんか退席させられることになって理事者側も何となくちょっとざわざわ。
内容はなんかよくわからなかった。ごめんなさい理解力が乏しくて。一つ言えることは、当該委員がその質疑を聞いてて反論したりするようなことが起きるとは思えない内容だったかと。
そしたら自民党さんからも手が挙がりましてね。「継続審議という結果になったけれども、請願者の願意は区長に問責決議の結果を提出してくれということなんだから、継続なんて棚上げにしないで次の委員会で決を取ってくれ」というような発言が。
まあ確かに、あれだけ監査制度のことはさておいての人としての質の話と仮定の話ばっかりだったから、白黒付けたらどうだというご提案はごもっとも。
あ、あと「あまりにも監査というものを知らないだろうから、委員会で勉強会でも開かれた方がいいと思います」というようなことも。こちらに関しては勉強会開いたところで、正直あんま関係ないかなとは思いますけどね。個人的に。
ま、でも正副委員長で検討するらしいので、何だろう「提案は却下」となりそうな予感もする。もちろん裏で「問責に賛成するように協力して」みたいに各会派に働きかけて算段の目処がつくまで。かどうかは知らんけど。他の関係ない会派からならともなく、その会派からの提案なんだからやってやればいい。と思いました。どうなるか注視しますけれどもね。
とまあ、こんな感じです。ピアノの話はかけんかった。
以上。
