「バックヤード!!」ご感想などのご紹介②
おはこんばんちは、緒川ヒカリです。
こちらは拙作「バックヤード!!」に届いたご感想やご紹介を、作者のつぶやきと共にお送りする記事となっております。
最近ちょっと忙しかったので、いただいたご感想をためこんでしまいました……反省。さ、サボってたわけじゃないからねっ!!
野やぎさま
このお方は、いい意味でクレイジー。
だって創作大賞の作品300作品読んでるんだもん!
どの作品もちゃんとしっかり読んでるからこそ、ずきゅーんってくるんだろうなあ、野やぎのアニキの言葉たちは。
ちなみにこの300作品のなかに拙作「バックヤード!!」が紹介されております。
仕事に芯を持って取り組めるって、晴れやかな気持ちになる。導入からみんなキャラクタがぐいぐいで好きになるの、よきだなぁ〜〜〜!!!
仕事でも、なんでもそうですけど、一本芯が通っていると、晴れやかというか爽やかというか、清々しい気持ちになりますよね。この言語感覚が野やぎさんの最も強いところ。自分の作品じゃないみたい! ってなっちゃう。
タイトルもあらすじも業界を知らなくても好奇心が刺激されて読みたくなるのうれしい。続きが気になって読んじゃうやつ!ぜひ!!好き。
どんな仕事でも、共通する部分はあったりするわけで、だからこそ共感が生まれるんだろうな、と改めて「お仕事小説とは」と考えました。好奇心を持ってもらえるのは作者としてとても嬉しいです! 好き!
ご感想、ありがとうございました!
野やぎさんの作品でイチオシなのは、これです。
ポップコーンがたくさんできたことと、命のこと。
はそやmさま
「その発想はなかった!」という小説を書き、「すごい目の付け所だ!」という感想を書く、はそやmさん。
前日譚「バンビィガール」を好きだと言って下さって、今作を楽しみにしていてくださっていたお方です。
「バックヤード!!」は「バンビィガール」の2年後の設定です。主人公は同じですが、モデルとして活動しているはずなのにブランド店「ラピスアーク」のバックヤードで働いています。
しかも、かなり優秀な裏方さんでアルバイトなのに社員にアドバイスができるほど。いったいモデルはどうなっちゃったのよと突っ込みを入れながら読ませていただきました。
本当ですよね、前日譚ではモデルの道を進むって言っておいて、いきなり従業員通路で悲鳴上げてるんですからね(笑)。いったいどうした、となってもおかしくないですね。
バックヤードの経験がなければモデルの道は開けなかったと今では納得しています。主人公がこの2年ですごく成長していたからこそそう感じたのでしょう。
前作では少し幼さが残っていた主人公は、バックヤードのベテランという経験を経て、周囲を見渡せる人間に成長していました。
あおいは2年前に経験したこと(バンビィガール)が人生のターニングポイントで、たくさんの刺激を受けてモデル事務所に入ったのですが、それだけでは食べていけないから、シフトの融通がきくバックヤードのお仕事を選んだことで、更にパワーアップできたことが伝わって、とても嬉しいです。
30歳、色々考えることは多いけれど、成長は止まらなかったことを書くのはとても楽しかったです。
目の前の仕事をおろそかにしていては幸運は訪れないのです。華やかだと思われる世界でも浮かれた話はありません。必死に向き合った人だけが、仕事の面白さを体験できるのです。
この一文を読ませていただいて、自分の中にいる「あおい」が「な?」と言っている姿が浮かびました。必死だからこそ、掴み取れるものがある、それをはそやmさんに教わりました。
2年前「バンビィガール」ではじけるような若さと明るさを持った主人公に私は魅了されました。しかし、今は「バックヤード!!」の主人公のほうが好きです。
努力こそが人を輝かせる最短の道だと私は思うのです。
前のあおいも好きだけど、今のあおいのほうが好きっていうのが本当に書いてて良かったと思えます。努力は時々冷たいこともあるけれど、努力しない人にはご褒美はやってきません。人を輝かせる最短の道、まさにそうだと思います。
はそやmさん、素敵な感想ありがとうございます!
私が「その発想はなかった!」と叫んだ小説はこちらです。
切手ゆうひさま
改めて、はじめましての切手さん。
薬剤師のお仕事小説を書かれているかたです。めちゃくちゃ面白い!
私も持病があるので、薬剤師さんには大変お世話になっております。
そんな切手さんには、バックヤード!!の世界はどう見えていたのでしょうか。
私はお仕事小説が大好きだ。
自分の知らないお仕事の裏側を知るのがたまらない。
好奇心が満たされる。
私もお仕事小説が大好きで、切手さんと同じく好奇心が満たされるから、読んでいて「こんなことがあるんだなあ」とその世界にトリップできる感覚がたまらなく好きです。
華やかなアパレルの世界の裏側は、そうなってるんだ、と。
そりゃ、スタッフはほぼ女性だから、バックヤードもそうだよなぁ。
背が高いのはモデルとして有利なのはもちろんだけど、「高い所に手が届く」から裏方としても優秀、って設定は笑った。
メンズフロアの人たちと話したこともあるのですが、どこも似たような悩みがあったりしますね。
身長高いの、重宝しますよー。バックヤードの中身が外から見えないように靴の箱を積み上げたのはいい想い出(?)です。
あ、フィクションですから。脚立に上って色々整理したとか、全部フィクション。
もう一つ、このお話がお気に入りだった理由があって、
話のモデルとなっている駅ビル、私がよく行くところなのね。
なんなら、先週末も行った。(天〇寺駅)
なので、店の様子がものすごくイメージしやすかった。
ば、ばれている……! って当たり前か(笑)。
私の記憶は20年くらい前で止まっていますが、あの界隈で一番好きな駅ビルかもしれません。向かいにでっかいビルがあるのに。
ちょっと構造(エスカレーターの配置とか)は変えておりますが、まさにあそこが舞台であります。
ラストの展開は、「さすが」といった感じの王道。
モデルとの二刀流だもんなぁ、と。
ただ、前作があるので、そちらからの流れを踏まえていた方が
わかりやすいとは思う。でも、王道だよね。面白かった。
前日譚を読まなくても面白くは書いたのですが、前日譚を読んでくださったかたがクスッと笑ってくれる小ネタはちょこっと入れました。
王道エンドってどんなのだ? と思いながらいつも書いているので、王道ルートに乗れたこと、面白かったと言っていただけて最高に嬉しいです。
切手さん、本当にありがとうございます!!
アルロンさま
【創作大賞2026 もりあげ広場】と企画されて、そこに私が挙手して感想を書いていただきました。毎年ありがとうございますー!!
書いてください! とお願いするからには面白い作品じゃないと……と、努力して書いた結果はいかに?
裏方の仕事にスポットライトを当てた小説。登場人物の仕事に対する熱意に当てられて、背筋が伸びる思いになった。
この作品、仕事サボってる人いないんですよね(笑)。
誰かひとりぐらいサボっていいのにー、と思いつつ、仕事が好きなんだなあ、羨ましいなあと思う作者であります。
非常に読みやすく、映像で入ってきやすい。特に終盤の撮影シーンは圧巻だった。
非常に読みやすい、は私の中でも最上級の褒め言葉なんです……嬉しすぎます! 撮影シーンは色んな屛風ヶ浦の画像を見て、調べて、数日かけて書いたので余計嬉しいです。
個人的な名シーンは、モモちゃんがリリちゃんにキレるところ。
実はこのシーン、予定ではないものだったんです。
私の弱点でもあるのですが「わるものがでてこない」。人間そんなにできた人ばかりじゃないと思いつつ、悪者や嫌なやつを書くのが苦手で……。
でもそんなことばかり言っていたら、一生喧嘩シーンとか書けないんじゃ……と、必死に考えてこのシーンは生まれました。
モモちゃんの関西弁、どこまで荒くするかの塩梅とかめちゃめちゃ悩みました(笑)。
沢山の作品を読んでいるからこそ、豊かな表現ができるアルロンさんの作品はこちら!
まだ途中までしか読めていないのですが、人間の表現力が素晴らしいです。
私も読むぞ!!
アルロンさん、この度はありがとうございました!!
櫻井とこさま
申し訳ございません!! ある意味一番大切なご感想を忘れておりました……。
なぜ一番大切かというと、こういうことだからです。
そう、「バンビィガール」のご感想をいただいていたからです!
ネタバレハッシュタグつけて、こちらでご紹介です。
<かんたんあらすじ>
紺野あおい、27歳。地方紙の専属モデルになるために最終一般審査でドタバタ。
無事になれたかと思いきや、たまに倒れてる。
仲間の大切さと、仕事の面白さ、どんどんのめり込むあおい。
これは一年間の「戦う女子」の記録。
こんな感じですかね?
地元の雑誌モデル『バンビィガール』になることを夢見た紺野あおいの、3度目の正直となる挑戦。多くの人達の力を借りて念願叶い『バンビィガール』として悪戦苦闘の日々やあおいの心境の変化をポートレートのように映し、綴っていく。
本当に悪戦苦闘してましたね(笑)。
彼女の夢だったバンビィガールは、時としてやわらかく、時としていじわる。頑張れない自分が嫌になるあおいがいるけれど、いやそれ頑張りすぎやからな? という作者がタオル投げ込みたくなる奮闘っぷりです。
気づけば、全然関係のない自分を重ねていた。
憧れの仕事をするために、面接を受けては落とされながら今の会社の内定を勝ち取ったこと。
プロとしてのこころ構えを恩師からの叱責で学んだこと。
無理をしすぎて身体を壊し、復職した今もまだ見ぬ夢を求めて手探りなこと。
おっさんが感情移入してしまうほど引き込まれた経験は、『神楽坂』のときのデジャブを思い起こす『神楽坂』はこころの傷としての感情移入、『バンビィ』は人生経験として、である。
ご自身の経験と重ねていただけるのは、それだけ作品に没頭していただけた証だと思っています。
本当にありがたいお言葉です。あおいもとこさんも、頑張り屋さんなんだろうなと。頑張れる人は時折アクセル踏み過ぎて、エンジンから煙でますけど。
お仕事というと大多数の人が就く事務職や専門職を思い浮かべるが、限られた人しか経験できないモデルという仕事をリアルに描写した取材力はすごい。もしかしたら、緒川さん自身が目指していたりしましたか?(失礼)
私の過去の職業は芸能関係のお仕事だったので、といっても目立つものではなく、割と地味ーなものでした。
華やかではないですが、いい経験をさせてもらったな、と今でも感謝しております。
あおいほどの経歴ではありませんが、少しかじったとき、小さい夢が叶ったなとうれし涙を流したことを覚えています。
とこさん、本当にありがとうございました!!
そんなとこさんの今年のエントリー作品が……ホラー……。
が、頑張って読みます!
皆さまの感想が嬉しくて、本当に書いてよかったな、と思っています。
最近の忙しさが異常すぎて生活リズムがつかめない日々ですが、もう一作品の感想まとめもちゃんと書きます!
コメントも嬉しいです、ありがとうございます!!
小説、サイコー!!
緒川ヒカリ
いいなと思ったら応援しよう!
いただいたチップは私の書籍購入代や「豊かな感性」の生活のための資金にさせていただきます!今後とも応援よろしくお願いいたします!!
