#23 悩んだ末の最初の価格変更~媒介契約更新を決める|間の悪い電話|販売前期⑥
こんにちは。甘栗🌰です。
我が家のマンションを売却した時の
リアルな体験記を書いています。
西日本のある都市で
自宅マンションの売却活動を始めたのは2025年1月。
思いがけず高価格帯になり、喜んだのも束の間・・・。
そこは買い手が限られ、
シビアに判断される
難易度の高いフィールドでした。
きっと誰かの参考になるはず!
と、そのお引渡しまでの日々をつづっています。
(だいたい3~4日に1度、記事をupしています)
どんなマンションかはこちら↓
前回の記事はこちら↓
#22 内覧2組目~移住希望のお客様|早く引越すことを決めた理由|販売前期⑤
【これまでの経緯】
🟦B不動産(分譲元デベロッパー)のもとで、1億2800万円での販売をスタートしてから2か月余り。その間、内覧は2組のみで進展がなく、3カ月間の専任媒介契約の更新時期が近づき、どうしたらいいのか悩む日々。
【人物紹介】
・Jさん:
我が家の売却を依頼した🟦B不動産(分譲元デベロッパー)の営業担当さん。30代半ばで優しく温厚な方。
では、続きをどうぞ😊
このままで大丈夫?
🟦B不動産(分譲元デベロッパー)のもとで
我が家の販売をスタートしてから2カ月余り。
内覧はほぼ1カ月に1組のペース。
しかも、不動産取引の繁忙期と言われる2~4月だったのに、この調子。
はっきり言って売れそうな感じはしません。
営業担当Jさんはもともと温厚なお人柄。
動揺している姿を見たことがありませんが・・・
今の我が家の販売状況を問題視する様子もなく
特に売主への提案などもありませんでした。
一方、閑散とした販売状況に
危機感を感じ始めた我が家。
どうしたものでしょうか・・・?

早々に引越すことを決意
そこで、
「まずは自分たちにできることから取り組もう」
と考えたのが、
早く仮住まい先に引越して「空家」にすることでした。
たまたま他社から送られてきた成約事例の資料を見て、
売れている物件がほぼ「空家」だったことを知ったのです。
(↓ 🟨C不動産がくれた情報についてはこちら
#22 内覧2組目~移住希望のお客様|早く引越すことを決めた理由 )
居住中内覧のストレス
そして、それ以外にも引越しを決めた理由がありました。
やっぱり、居住中の内覧はかなりストレスだったのです。
ふだんの暮らしに制限がかかり、
内覧のお客様をお迎えするための片づけや準備は大変です。
これが毎回続くとツライな、と。
インテリアのセンスの問題
また、別の理由も。
それは、自分たちの家具のチョイスや
インテリアのセンスに自信がなくて
内覧のお客様の判断に
悪影響を及ぼすのでは、
と思ってしまい・・・
我が家の部屋はドアや床の色が
濃い目の茶色なんです。
新築分譲時にはその色を好みで選べたのですが、
選択肢が以下の3種類でした。
「ダークブラウン」「ベージュ」「ライトブラウン」

当時、夫の意見を受け入れて
ダークブラウンのカラーパターンを選びました。
そして、家具も黒に近い濃茶にそろえていました。
濃い色調は、高級感を醸し出し
クールな印象になるらしいのですが・・・
はっきり言って暗い。
写真映えもイマイチな気がしますし、
パッとリビングのドアを開けてLDKに入ると、重い印象。
それで、
「内覧のお客様に印象が悪いのでは?」
と、心配になったのです。
黒っぽい家具を除いて、
部屋を明るくみせよう、と。

カッコイイけど、暗くて重い印象?
(※ 実際の部屋ではなくイメージです)
暑くなる前に
ついでに言うと、気候のことも考えました。
最近は温暖化の影響で
5月くらいからかなり暑くなっています。
家財整理や引越しのための荷造りは、体力勝負。
本格的に蒸し暑いシーズンが来る前に、
負担になる作業を済ましておきたい。
・・・
そんな様々な理由があって
我が家の営業担当Jさんに、
「早く仮住まい先の母の部屋に引越そうと思います」
と告げました。
(母所有の部屋は同じマンション内)
売却サポートサービスを使える
我が家の担当🟦B不動産では、
専任媒介契約だと使える
売却サポートサービスがあります。
「不用品処分」と「引越しサポート」のサービスもありました。
(不動産会社によっては、
購入者が決まり成約してからでないと使えない場合もあります。)
しかも、ありがたいことに
仮住まい先の母の部屋の方の不用品処分も
まとめてお願いできるということでした。
(おそらく、他の不動産会社では
売却する部屋のみに適用されるサービス)
営業担当Jさんは、不用品処分と引越しと、
それぞれ2社ずつ相見積もりを手配してくれました。
新価格で契約を更新
それから、核心に触れる重要な問題。
やっぱり今の販売価格、1億2800万円は高すぎなのでは?
とも思い始めていました。
不動産会社の変更も考えましたが
ちなみに、査定時に2番目に高く評価してくれたのは
🟨C不動産(大手不動産仲介会社)でした。
🟨C不動産が提示したチャレンジプランでは
上限価格が1億1800万円。
(↓ 売出価格のプランについてはこちら
#11 ターゲットはどういう層?|売出しの3つのプランとは? )
分譲元デベロッパーである🟦B不動産は
それより1000万円も高い強気の価格を示してくれました。
自社ブランドのマンションだからでしょうか。
高く評価してくれてありがたい。
・・・一方で、
🟦B不動産のもとで、いざ販売活動をスタートしたら・・・
最初に掲載されたネット広告の写真はさえないし、
免責条件について他社からツッコまれるし、
内覧の数も少ないし・・・。
正直、このまま
🟦B不動産にまかせて大丈夫なんだろうか、
という思いもないことはなく。
査定を依頼したものの断ってしまった
大手不動産仲介会社の
🟨C不動産と🟩D不動産からも
「進展がなければご相談ください」
(=🟦B不動産からうちへ乗り換えませんか?)
とメールも来たりして、
そういうことも考えないといけないかも、と。
でも、たった2カ月あまりで
すぐに不動産会社を変更するというのは
いかにも心が狭くて
我慢が足りないような気がしました。
査定を受けた時に、各社から
「マンションの売却は1年はかかると思っておいてください」
と、言われていましたし。
営業担当Jさんは、向こうから
積極的に提案がある感じではなかったのですが、
こちらからの相談にはよくのってくれました。
問いかけたらすぐに対応はしてくれましたし・・・。
そこで、かなり悩みましたが・・・
「🟦B不動産と媒介契約を更新して引き続きお任せしよう」
ということになりました。
売主から価格変更を提案する
でも、このままの反響具合だと心配です。
不動産取引が活発だったはずのシーズンも過ぎて、
なかなか問合せや内覧が入らないのはマズいのでは?
そこで、自分たちから思い切って
「値下げしましょうか」
と、相談してみたのです。
新しい条件として
・引越して空家にする
・価格も下げる
こうしてお客様のハードルを下げたら、
内覧に来てもらいやすくなり
きっといい展開になるはず!
と。

どのタイミングがよいか?
我が家からの価格変更の提案に、
営業担当Jさんは
「それならGW(ゴールデンウイーク)前に値下げしましょう」
と。
GWやお盆、年末年始など、
長期休暇中は移動や旅行のシーズンで人々が忙しく、
内覧はあまりないらしいのです。
そのかわり、
そういう長期休暇中に、
SUUMOなどのネット広告で物件探しをする人が増えるらしいです。
家族がそろって
住まい探しについての話題に触れることも多くなるそうで、
だいたい休暇明けに物件への問合せが増えるとのことでした。
そのGW休暇中に価格変更のインパクトに注目してもらうのが
タイミングとしてよいかと。
値下げするときは一気に下げる!
専任媒介契約を結んだときに聞いていた通り、
価格変更はダラダラと小刻みにするのではなく、
インパクト狙いで一気に下げる、
ということになりました。
(↓ 価格変更のスケール感についてはこちら
#17 ついに専任媒介契約を結ぶ~価格変更のスケールがすごい )
SUUMOなどで検索する価格帯を意識して
「1億2000万円台から下のゾーンで探すお客様の目にとまるように」
ということで
1億2800万円→1億1900万円に下げることに。
一気に900万円の値下げです!

1億2千万円未満というゾーンに移ることに
これが、我が家の最初の価格変更でした。
そして、
最初の契約期間が終わるまで
まだ残り3週間ほどありましたが、
この価格変更とともに、
🟦B不動産との専任媒介契約(3カ月間)を更新することになりました。
それにしても、
不動産取引の価格の扱いって・・・
何といいますか、
日常生活での金銭感覚がふっとぶような世界ですね。
普通の家庭なら数年分の貯金が、
一瞬で消えるようなもの。
・・・不動産取引の世界、キビしいです😵
・・・そして、
この厳しい価格変更をさらに幾度か行うことになるとは、
この時点では知らず・・・
間が悪い電話
そんなふうに
引越と価格変更を行うことを決め
🟦B不動産のもとで売却活動を続けるべく
契約を更新したその日の夕方のことです。
携帯の電話が鳴り
「誰からかな」と思ったら、
着信を知らせる画面には
🟨C不動産の営業担当Fさんの名前が!😱
心臓が一瞬ドキッとして
「え、どうしよう・・・」
端正な見た目に反して、
グイグイと容赦なく営業力をくり出すFさん。
(↓ 🟨C不動産のFさんとのエピソードはこちら
#16 これぞ営業力?~断られてからが本領発揮 )
メールではのらりくらりとかわしてきましたが、
電話で直接対決(?)して太刀打ちできる気がしない!
・・・おそるおそる
「はい・・・」
と電話に出てみると・・・
🟨C不動産の営業担当Fさんは
今までのことなど気にせず、
ふつうの調子で
「販売状況はどうですか?」
と、こちらのことを気にかけてくださる様子。
ちょっとホッとして、
これまでで内覧は2組だけだったことを言うと
「内覧のときは、お部屋の電気を全部つけて明るくしていますか?」
とアドバイスも。
そして、我が家の価格を下げる決断をしたことを伝えたら、
「🟦B不動産さんから値下げの提案があったんですか?」
と、聞かれたので
「いえ、値下げの話は自分たちから言いました」
と、正直に言うと
「えっ?!」
「自分たちから値下げするって言ったんですか?!」
と、驚いた様子で・・・いや、
どうやら、笑いをこらえている感じ😑
売主側から値下げの提案をするって、
珍しいのでしょうか・・・
また、ツッコまれるネタを提供してしまったかも・・・
Fさんは、おそらく
🟦B不動産との媒介契約がそろそろ終わる頃なので
我が家に声をかけてきてくれたものと思われます。
でも、残念ながら、
一足はやく契約を更新してしまいました・・・。
何という間の悪さ。
🟦B不動産と引き続き契約を更新したことを伝え、
引越して空家にすることも言ったところ、
特に今回は
「当社とも契約を!」
的なことを言われることはありませんでした。
今日はモメたりせずに会話が終わりそうです。
安心したと同時に拍子抜けしていたら・・・
最後に🟨C不動産の営業担当Fさんは
こういうようなことを言われました。
「マンションのデベロッパーのもとで
売却活動をしていたら長期化して、
結局安く買い取られてしまうことがよくあります。」
「気を付けてくださいね」
「!」
え? どういう意味なんだろう?
また、おどかすようなこと言って~!
と、その時は思ったのですが・・・
あとになって、
それは我が家を揺さぶるためではなく、
大手不動産仲介会社の営業担当者として
現場を見てきたうえでの言葉だったことを
思い知ることになります。
そして、今から思うとですが・・・
このときもし、
この🟨C不動産からの電話が
🟦B不動産と契約更新する前にあったとしたら・・・
我が家のこのあとの展開はどうなっていたかなあ・・・
と考えてしまう大事な分岐点だったかもしれません。
不動産の話なもので「スキ」かと言われるとそんな感動的な内容ではないのですが・・
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