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職場のコミュニケーションのズレとは?ー横澤夏子さんのネタから学ぶ若手育成

こんにちは、コミュニケーションの応援団アールです。
水曜日は、キャリアやコミュニケーションについて書いています。

この前、テレビでお笑い芸人の横澤夏子さんのネタを観ました。
笑いながらも、これって職場のコミュニケーションのズレと共通点があるなと思いました。

「わかる!」と笑ってしまったネタ

横澤夏子さんといえば、人間観察の達人だなと思わせてくれる、こんな人いるよね~という“あるあるネタ”が面白いですよね。

今回のあるあるのタイトルは「火に油を注ぐ女」
怒っている相手に向かって、こんな声をかける人でした。
「もーそんな怒らないでー怖いースマイルスマイル!」

確かに!腹が立つかも!(笑)
怒っている理由(中身)ではなく、「怒っているあなたの態度」が問題にされたように感じてしまうんですよね。
「なに?私が短気ってこと?私がおかしいの?」って、怒って沸騰しているときは、ますます拍車がかかってしまうと想像できますね。

嫌な人の話をここまで簡潔に面白く表現できること。
日常の瞬間を捕まえる鋭い観察眼。
そして、この内容に「火に油を注ぐ女」というタイトルをつける秀逸さ。
いやー、プロって本当に凄いですよね。


職場で起きた同じコミュニケーションのズレ

以前、職場でのコミュニケーションについて相談を受けたことがありました。

ある会議で、若手のAさんが意見を出しました。
「少し的外れかもしれないんですけど、思い切って◯◯という方法はいかがでしょうか」

すると、その場にいた別の人がこう言ったそうです。
「Aさんはさ、すぐ遠慮するけど、もっと自信持っていこう。どんな意見でも言っていいんだから」

後日、Aさんは
「私は自信を持たないとダメだって言われて…」
と悩んでいました。
「自信を持ってほしい」という前向き助言が、結果、「私は自信がないからダメだ」という逆の影響になっている…


そのコミュニケーションの「目的」は何か?

そのズレは、コミュニケーションの「目的」と「タイミング」だと思います。
その会議の目的は、個人の成長を促すことよりも、業務のアイデアを出すことがメインだと思います。
ということは、その場で扱うべきだったのは「意見の中身」や「視点」ではないでしょうか。

Aさんの、「的外れかもしれない」という前置きは、遠慮もあったでしょうが場への配慮としてつけたのでしょう。
そうして勇気を出して意見を出したにもかかわらず、返ってきたのが「もっと自信を持とう」という姿勢への指摘だったとしたら、
自信満々の時でないと意見が言えない環境になるのではないでしょうか。
アイデアを出すという目的なのに、その声がけでは、出せない環境を作り出してしまっているかもしれません。


伝える内容を活かすタイミング

この助言が生きるのは、1on1の面談や本人からの相談の時のように、個人の成長に焦点が当たる場だと思います。
面談の場や、自分から相談する際は、本人も自分の成長を考える準備を自然としています。
あの落ち込んだ言葉も、状況が変われば前向きに受け止めてくれるかもしれませんよね。


小さなあとがき

コミュニケーションは、「何を伝えるか」と同じくらい、「どんな場面で、どのタイミングで伝えるか」が大切だと改めて感じました。
正直に言えば、私自身もこうして客観的に分析すれば理解できることが、実際の場では「うっかり」ズレてしまうことがあります。
「人のふり見て我がふり直せ」ではありませんが、お笑いネタから「我がふり直せ」と、楽しみながら気をつけたいと思います。


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