群発頭痛の治療と対処まとめ|群発頭痛の教科書 #01
ガイドラインを読み込んで、今伝えたいこと
「また来るかもしれない」
その不安と一緒に過ごす日々が、どれだけしんどいか。
群発頭痛を経験している人なら、きっとわかると思います。
目の奥をえぐられるような痛み。
じっとしていられず、ただ耐えるしかない時間。
そして、毎日ほぼ同じ時間にやってくる絶望。
僕自身も、まさに今その中にいました。
ガイドラインをちゃんと読んでみた
今回、自分の群発期をきっかけに
「頭痛の診療ガイドライン」をしっかり読み込みました。
正直、それまでは、
「なんとなく聞いたことある治療」くらいの理解でした。
でも、きちんと整理してみて思ったのは、
👉 群発頭痛って、ちゃんと“戦い方”がある病気なんだ
ということでした。
群発頭痛は“異常な痛み”ではなく“診断されている病気”
群発頭痛は、
「三叉神経・自律神経性頭痛(TACs)」に分類される、
明確に定義された疾患です。
つまり、
👉 気のせいでも
👉 我慢するしかないものでもなくて
👉 医学的に対処できるもの
なんですよね。
それだけでも、少し救われた気がしました。
あの痛みの正体
ガイドラインを読んでいて、印象的だったのは
「なぜあの痛みが起きるのか」という部分でした。
・脳の視床下部が関係している
・三叉神経が刺激される
・CGRPという物質が放出される
・自律神経が暴走する
これが組み合わさって、
あの“異常なレベルの痛み”が起きている。
つまり、
👉 自分が弱いからでも
👉 気持ちの問題でもなくて
**完全に“身体の仕組みとして起きている痛み”**
だということ。
これを知れただけでも、かなり気持ちが変わりました。
「発作が来てからじゃ遅い」は本当だった
群発頭痛って、
「来てから何とかするしかない」
そう思っていたんですが、
ガイドラインを見て認識が変わりました。
むしろ重要なのは、
👉 発作が来た瞬間に、どれだけ早く対処できるか
でした。
効果が認められている治療
ガイドラインで強く推奨されているのはこの2つです。
・スマトリプタン皮下注射
・高濃度酸素吸入(在宅酸素)
どちらも「発作を止める」ための治療。
僕自身も今回の群発期は、
点鼻薬+酸素でなんとか乗り切りました。
正直、これがなかったらと思うと怖いです。
予防という考え方
もうひとつ大きかったのが「予防」という考え方。
・ベラパミル
・ステロイド
・抗CGRP抗体(海外)
など、発作そのものを減らす選択肢もある。
僕はまだ予防薬は試していませんが、
「打つ手がある」と知れたのは大きかったです。
群発期に気をつけたいこと
これはかなり重要です。
👉 群発期の飲酒はほぼ確実に発作を誘発する
自分も「これ関係あるかも…?」と思っていたので、確信に変わりました。
👉睡眠リズムの乱れ——群発頭痛と視床下部の概日 リズムには深い関係があるとされています
👉低酸素環境——高地や飛行機内など、酸素が薄い環境も誘因になりやすいとされています
群発期は「普段より丁寧に生活する」ことが、地味に大事だと感じています。
最後に
群発頭痛は、「自殺頭痛」と呼ばれることもあるほど本当にきつい病気です。
でも、
👉 ちゃんと診断されていて
👉 ちゃんと治療法があって
👉 ちゃんと対処できる
そういう病気でもあります。
僕自身、今回ガイドラインを読んでみて、
「知らなかっただけで、できることは結構あった」
と感じました。
もし今、同じように苦しんでいる人がいたら、
少しでもヒントになれば嬉しいです。
※この記事は「頭痛の診療ガイドライン2021」などを参考に、個人の体験を交えてまとめています。実際の治療は必ず医師にご相談ください。
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